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作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
菊日和ジャニスのサマータイムかな 山田六甲 六花 201511 ジャニス・ジョプリン
菊活けてこぢんまりした写真展 瀬島洒望 やぶれ傘 201511  
なんてことはなしに菊切る日和かな 中江月鈴子 201511  
菊よりもやせ細りたる詩人かな 王岩 あを 201511

中国近代の著名な小説家・詩人郁達夫の

八高入学百周年、

スマトラで虐殺されて七十周年を迎えた

二〇一五年秋にあたって

なんてことはなしに菊切る日和かな 中江月鈴子 201511  
火付け紙軽く振つて菊を焚く 久染康子 201511  
ちちははの肩触れ合うて菊日和 コ田千鶴子 馬醉木 201512  
白菊に水走りくる馬籠坂 佐藤三男 万象 201512  
座布団に赤子を寝かす菊日和 小林朱夏 201512  
菊の香や何故か衰ふ聴く力 上原重一 201512  
菊切つて鋏くもらす朝かな 柴田久子 風土 201512  
菊活けて母の匂ひをひきよせる 津川かほる 風土 201512  
『東籬』てふ合同句集菊匂ふ 遠藤逍遙子 風土 201512  
亡き人に似てゐし羅漢野紺菊 中島玉五郎 201601 小田原五百羅漢寺
極上の地上の花火菊まつり 黒澤登美枝 201601  
笑み美しき白寿の媼菊日和 堺昌子 末黒野 201601  
菩提寺の手入れよき庭菊咲かせ 堺昌子 末黒野 201601  
日の本の菊を着こなし劉備公 高橋明 末黒野 201601  
庭隅の傾ぐ小菊に黄の注しぬ 山口郁子 末黒野 201601  
貴船菊しっかり咲いて散りにけり 須賀敏子 あを 201601  
祖母坐る苔むす石に黄の小菊 斉藤裕子 あを 201601  
洗ひ場の柱の缶に野紺菊 大崎紀夫 やぶれ傘 201601  
菊を見てをればぽつりときたりけり 大島英昭 やぶれ傘 201601  
菊飾る駅の改札口を入り 瀬島洒望 やぶれ傘 201601  
リフォームの間取図展ぐ菊の昼 安藤久美子 やぶれ傘 201601  
帯塚を飾る回向の菊新た 久保東海司 201601  
一刀彫のほとけ煤けて菊日和 中野さき江 春燈 201601  
嫁ぎ来し日よりの家紋菊真白 田嶋洋子 春燈 201601  
菊の香や師の遺墨展敬嘆す 菅澤陽子 春燈 201601  
畑物と並べ売らるる小菊かな 後藤眞由美 春燈 201601  
一心にパズル解く背や菊日和 川崎雅子 春燈 201601  
軍神の集まつてゐる菊花展 吉田葎 201601  
宮参りの嬰すやすやと菊日和 石川叔子 201601  
ひと群の小菊彩る巴塚 石川倜子 馬醉木 201602  
大漁旗めぐらす社の菊花展 林いづみ 風土 201602  
感謝てふ磯菊に添ふ花ことば 安永圭子 風土 201602  
菊の香や室内楽の音合はせ 藤井美晴 やぶれ傘 201602  
菊の香のただよふ通夜の長かりき 白石正躬 やぶれ傘 201602  
勲章は孫の手作り菊日和 山本無蓋 201602  
貰うたりやつたりしたる菊日和 井浦美佐子 201602  
み仏に触るるまで寄り菊日和 松田泰子 末黒野 201602  
菊日和昨日は泣きし喪服干す 松田泰子 末黒野 201602  
早雲の城をそびらに菊花展 今村千年 末黒野 201602  
詣でたる谷中の墓地は菊のなか 今村千年 末黒野 201602  
運び込む今が見頃や菊花展 五十嵐貴志子 末黒野 201602  
菊の香や人気なき日の仏たち 菊谷潔 六花 201602  
白菊黄菊人数分のかなしみの 池田澄子 201602  
大輪の小菊に負けてゐる香り 湯川雅 ホトトギス 201603  
シンフォニーに聴く先師の句菊の宴 森礼子 雨月 201603  
菊の香や死者は上から覗かるる 柴田佐知子 201603 伊藤通明先生逝去
札に名前加はる菊日和 遠山のり子 201603  
旅果てて菊咲き揃ふ我家かな 神田惣介 京鹿子 201603  
菊焚いて菊の匂ひの残りをり 小林共代 風土 201603  
供へけり茎の曲りし庭の菊 横田敬子 201604  
玉砂利に足音絶えぬ菊日和 石川叔子 201604  
身を反らし大菊鉢を抱へ来る 岸洋子 201611  
菊見とれ記念写真に漏れにけり 岸洋子 201611 菊→ 1

 

  2016年11月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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2016年11月28日