風光る 5     138句

なかんずく老人に風光りけり   斎藤嘉久

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
墓碑に名の多き一族風光る 成宮紀代子 200803  
風光る朝の浦波句碑開き 水原春郎 馬醉木 200804  
象山の小さき社や風光る 稲畑汀子 ホトトギス 200804  
旅一つ終へ旅の待つ風光る 稲畑汀子 ホトトギス 200804  
風光る象の小川に沿ひ行けば 稲畑汀子 ホトトギス 200804  
獅子のたてがみに風光りけり 山田六甲 六花 200804  
四才と一瞬ハモる風光る 東亜未 あを 200804  
ニューヒロインの爆走ロード風光る 鈴木照子 200805 名古屋国際マラソン
志貫く若さ風光る 稲畑汀子 ホトトギス 200805  
風光る堆肥を返す大き手に 布川直幸 200805  
木々揺らし揺らし続けて風光る 布川直幸 200805  
風光る鳰亭巣立つ紗恵ちやんに 千田百里 200805  
水に石おとすもあそび風光る 服部早苗 200805  
船首にて割れるシャンパン風光る 林昭太郎 200805  
甚五郎の木彫の神馬風光る 石橋公代 春燈 200805  
風光る行き交ふ船もさざ波も 吉田順子 200805  
風光る指しなやかに太極拳 森茂子 火星 200805  
風光る赤子の肌着二度洗ひ 笹村政子 六花 200805  
風光る湖畔ゆるりと風車かな 坂根宏子 200806  
バックナンバー揃ひし書架や風光る 水原春郎 馬醉木 200806  
初マラソンの若きヒロイン風光る 金井香ル 200806 名古屋国際女子マラソン
ベロタクシー走る赤坂風光る 中村悦子 200806  
坊ちやん通りマドンナ通り風光る 林いづみ 風土 200806  
ほとけ彫る石工の肩に風光る 林いづみ 風土 200806  
百円バス乗り継ぐ浅草風光る 柿沼盟子 風土 200806  
水車吐く水の細さや風光る 岸はじめ ぐろっけ 200806  
風光る花屋の角を曲るとき 村上留美子 火星 200806  
風光る一朶の雲のなほみがく 豊田都峰 京鹿子 200806  
木々がみな己が影もち風光る 田宮勝代 酸漿 200806  
樹も鳥も習作の刻風光る 湯浅夏以 樹も鳥も 200806  
故郷の物産展や風光る 上林孝子 200806  
風光る軍鶏のひよこの蹴爪かな 長谷英夫 馬醉木 200807  
風光り阿蘇に仔牛の生れける 上柿照代 馬醉木 200807  
ながながき別れのホーン風光る 加藤みき 200807  
風光る子等の丸めし泥だんご 塩千恵子 200807  
かな文字のどこが墨つぎ風光る 筏愛子 200807  
江田島を目指す航跡や風光り 井口淳子 200807  
地場野菜のフレッシュ朝市風光る 廣見知子 200807  
木偶の美女鬼と変りて風光る 石田野武男 万象 200807  
風光る音楽隊はポリスマン 須藤美智子 風土 200807  
風光るほとけの里の小浜線 峯桜子 遠嶺 200807  
ファルーカの帆の反転や風光る 宮川迪夫 遠嶺 200807  
奔流のカヌーの行方風光る 乗光雅子 雨月 200807  
トランペット吹く揮身に風光る 乗光雅子 雨月 200807  
風光り水光る川稚魚走る 木内美保子 六花 200807  
地上絵にセスナ傾き風光る 須賀敏子 あを 200807  
風光る小流れの橋渡りけり 有賀昌子 やぶれ傘 200807  
足並みを揃へ駿馬の風光る 遠藤和彦 遠嶺 200808  
風光る岩場波打つ城ヶ島 田中よしとも 酸漿 200808  
鉋研ぐ大工の手許風光る 落合由季女 雨月 200808  
波除けに鴎一列風光る 山田春好 200809  
馬小屋にブリキのバケッ風光る 今井春生 200811  
風光る無色と言ふは忙しき 松田都青 京鹿子 200901  
いく百の和歌を詠みこみ風光る 林日圓 京鹿子 200903  
幾たびと来し丘に風光りけり ことり 六花 200903  
探幽斎法眼とはに風光る 林日圓 京鹿子 200904  
風光る土間で威張りし鳩時計 中島玉五郎 200904  
ぶさいくな顔で歩かば風光る 山田六甲 六花 200904  
とことこと言ひつ歩く児風光る ことり 六花 200904  
風光る民族村の古き甕 赤座典子 あを 200904  
還暦のはな子立ちをり風光る 東亜未 あを 200904  
風光るブロンズ少女天を指し 杉本綾 200905  
児のふいに駈け出す速さ風光る 鈴木照子 200905  
教会のモダン建築風光る 田下宮子 200905  
厳然と天保甍や風光り 笹井康夫 200905  
くづほるる最終ランナー風光る 林千鶴子 炎環 200905  
風光る石の重しの梅花地図 結城節子 炎環 200905  
駆込みの血筋の確か風光る 大鋸颯人 炎環 200905  
風光る嫁ぐ日近き子の髪に 水原春郎 馬酔木 200905  
一輪車の子の手ひらひら風光る 窪田粧子 馬酔木 200905  
木の馬を撫でてなめらか風光る 谷村幸子 200905  
行進のシンバル一打風光る 山路紀子 風土 200905  
甍寂ぶ蘭学通り風光る 小林共代 風土 200905  
風光る首都はダイヤモンドカット 小嶋洋子 200905  
堰落つる水の躍動風光る 竹内喜代子 雨月 200905  
風光る若山牧水東京展 北畠明子 ぐろっけ 200905  
落ち着きし姉の入院風光る 中緒和子 酸漿 200905  
風光るウォーキングシューズ卵いろ 益田寿美子 春燈 200905  
雑巾がけさつさと終へて風光る 長崎桂子 あを 200905  
地場産の店の数増え風光る 長崎桂子 あを 200905  
目をつむり歩くおそらく風光る 常田創 200906  
余部の鉄橋海の風光る 鈴木照子 200906  
鎌倉は源氏贔屓や風光り 藤見佳楠子 200906  
風光りベンチを探す昼餉刻 中川すみ子 200906  
風光る甍に遊ぶつがひ鳥 石川かおり 200906  
銀輪のペダル軽やか風光る 石川かおり 200906  
大島を目指す航跡風光る 水原春郎 馬醉木 200906  
児のふいに駆け出す速さ風光る 鈴木照子 200906  
京反りの際立つ刃文風光る 大谷茂 遠嶺 200906  
デイケアの移動理髪車風光る 鈴木梨枝子 炎環 200906  
風光るみなと駅より泪目に 風間史子 200906  
左打ち右投げの子や風光る 平野みち代 200906  
天国の師より文あり風光る 鈴木石花 風土 200906  
さざ波や出船入船風光る 島玲子 風土 200906  
先祖の地に眠りたる夫風光る 加藤良子 春燈 200906 金沢
自転車の少女総身に風光る 菊地瑩子 春燈 200906  
風光る音のしさうな長睫毛 北畠明子 ぐろっけ 200906  
塁を刺す捕手の防具に風光る 木原今女 ぐろっけ 200906  
初めてのスーツ仕立てて風光る 横内かよこ ぐろっけ 200906  
風光りベランダに子の柔道着 久保晴子 雨月 200906  
杭州は絹の街とも風光る 高木典子 雨月 200906  
風光る生きとし生けるものの中 平ふみ子 酸漿 200906  
風光り鮫小紋なす波の影 網野茂子 酸漿 200906  
風光るつま先立ちで待つ信号 山荘慶子 あを 200906  
風光る首に巻きたる草木染 荒井千佐代 200906  
風光り牧場はいまやエメラルド 宮田香 200907  
番傘の朱へはんなりの風光る 松田和子 200907  
風光る八重の汐路を船速く 高谷栄一 200907  
玉湯社の土俵は掃かれ風光る 浜田南風 200907  
船長に手を差し出され風光る 蒔田しをん 200907 神戸港
舞殿の巫女の冠風光る 福島茂 200907  
苔まとふ椎の神木風光る 小泉貴弘 春燈 200907  
風光る百花に百の誠あり 川口襄 遠嶺 200907  
一望の浦賀水道風光る 國永靖子 ぐろっけ 200907  
風光る力車の二輪渡月橋 三浦正弘 200907  
風光る子に初めての定期券 秋葉貞子 やぶれ傘 200907  
軽量の自転車試乗風光る 土野双葉 ろんど 200907  
風光る約束のひと光り来る 山崎青史 ろんど 200907  
風光るかるがるうごく芝刈機 森山のりこ あを 200907  
ハンドルを切る街騒の風光る いそべみつ ろんど 200907  
肘で押す回転扉風光る 宮川秀穂 200908  
波音は地球のリズム風光る 白髭美佐子 200908  
船頭の棹捌きよし風光る 蒔田しをん 200908  
風光り快音響く草野球 桂敦子 200908  
一列に魚干されあり風光る 高木千鶴子 酸漿 200908  
風光る朝のジョギング若夫婦 佐方敏明 ぐろっけ 200908  
光陰のいよいよ速し風光る 荻野千枝 京鹿子 200908  
川堰の点検農夫風光る 藤原春子 六花 200908  
風光る飛沫を顔に川下る 松本文一郎 六花 200909  
門々の黄金きんの紋章風光る 神田惣介 京鹿子 200909 オランダ・ベルギィー
黒き馬御者は女性よ風光る 神田惣介 京鹿子 200909  
御手植ゑの松三代目風光る 小林共代 風土 200911  
久々に尿の出る音風光る 佐藤喜仙 壁炉 200911  
レシーブに上がる喚声風光る 八木久江 馬醉木 201001  
風光る梅の花びら運びつつ ことり 六花 201003  
船で着く花嫁道具風光る 田下宮子 201004 風光る→ 6

 

 

2014年4月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。