3    40句

山畑にもの思はゞや蕪引   松芳

作品
作者
掲載誌
掲載年月
蕪畑のみどりに染まる厠神 山尾玉藻 火星 201501
赤蕪や越後のかをり聞えたる 今井充子 201502
買ひ出しの夫を待ちたる蕪汁 箕輪カオル 201503
子のつむり洗ふがごとく蕪洗ふ 近藤紀子 201503
大笊に蕪のひとつありにけり 近藤紀子 201503
昼間から日暮れ顔して蕪洗ふ 戸栗末廣 201503
ぽこぽことボールに浮かぶ小蕪かな 佐用圭子 201503
素直さに救はれること蕪洗ふ 有松洋子 201504
夫と吾器異なる蕪蒸 粟倉昌子 201504
手土産は雪の白さの蕪鮓 一民江 馬醉木 201504
幼子の握り拳のやうな蕪 佐竹千代 やぶれ傘 201504
蕪の葉一菜だけの七日粥 大内佐奈枝 万象 201504
西洋料理の口直しとて蕪鮨 大橋晄 雨月 201504
蕪漬傾き据る重石かな 水谷文謝子 雨月 201505
飛ぶものに月日蕪にあるしつぽ 中原幸子 船団 201508
縁に干す蕪村生家の唐辛子 橋添やよひ 風土 201512
耶蘇の島石くれ多き蕪畑 建部洋子 馬醉木 201602
蕪漬ひとふり利かす能登の塩 黒滝志麻子 末黒野 201602
蕪を煮る湯気に香のある日暮かな 石川叔子 201603
大根や菊菜や蕪や紙袋 竹内悦子 201603
蕪漬けていつか母似の言葉尻 西村梛子 馬醉木 201701
病人に合はせる日々や蕪汁 秋津令 201702
蕪汁秩父の雲の動きけり 沼崎千枝 末黒野 201704
蕪菜をたぶさ掴みに提げてくる 有賀昌子 やぶれ傘 201712
蕎麦旨しあふみの蕪漬うまし 南うみを 風土 201801
朝採りの赤蕪並ぶ無人売 佐野和子 万象 201802
晴ればれと京にいびつな大蕪 高木晶子 京鹿子 201803
緋蕪の緋の色晒す湖風に 播磨武子 雨月 201804
幼子の手を引く如く蕪引く 篠原敬信 六花 201805
紅萩の蕪雑に守るや翁堂 鈴鹿呂仁 京鹿子 201811
初蕪漬けてこの世をまるく住む 菊池和子 京鹿子 201901
湖へ立ててあふみの蕪稲架 橋添やよひ 風土 201902
躍りつつ透きゆく蕪茹でにけり 南うみを 風土 202001
やつとかめ媼平たく蕪洗ふ 安藤しおん 202001
湖風に緋蕪干せる湖北も奥 密門令子 雨月 202002
エプロンをはづせば蕪の重いこと 井上菜摘子 京鹿子 202002
蕪漬の鞍馬の味の夕餉かな 大塚たきよ 202003
千年の京洛漬けしや大蕪 高野昌代 202004
芭蕉忌や近江の甘酢赤蕪 橋添やよひ 風土 202102
糠床に埋め込む蕪の白さかな 奥田温子 やぶれ傘 202103
蕪→ 1      

 

2022年1月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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