十 月 2     24句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
さらりと混ぜてみる十月の湖を つじあきこ 201912
十月の山燃え立たす没り日かな 土井三乙 風土 201912
十月の気象変動国おそふ 長崎桂子 あを 202001
十月や過ぎゆくものと来るもの 岩下芳子 202001
十月の錦市場やゑり善や 竹内悦子 202001
十月や一枚硝子磨き込む 有賀昌子 やぶれ傘 202002
十月の池に小鳥の一家族 中林明美 船団 202003
ベランダに出て十月の風の中 廣瀬雅男 やぶれ傘 202101
マスクして合唱競ふ十月や 須賀敏子 あを 202112
十月や大きな鏡拭き上げて 大川ゆかり 202201
十月と云ふに飛び舞ふ浪の花 坂下成紘 202201
十月の海に掠れて鳶の笛 浜福惠 風土 202201
十月や久々の句座晴れやかに 石黒興平 末黒野 202201
荷物積む音十月の養蜂所 大島英昭 やぶれ傘 202201
十月や空にひとつのちぎれ雲 廣瀬蝗男 やぶれ傘 202201
十月の三日月研いでみたくあり 菅原健一 202212
十月や友と再会果たしたる 佐藤まさ子 春燈 202301
十月→1

 

2023年10月16日 作成