冬ざれ 1

     226句

冬ざるる夜の木更津甚句かな   清水基吉

作品
作者
掲載誌
掲載年月
冬ざるる飛鳥路に石ばかり見て
吉田呉天
風土
199812

三角兵舎は今生最後の一夜を過せし所

供華いまも三角兵舎冬ざるる

水原春郎
馬醉木
199902
帰去と鳴く鳥の名知らず冬ざるる
庄中健吉
199903
冬ざれや乾きて白き河原石
村田近子
遠嶺
199903
冬ざるる残留孤児のイヤリング
高木篤子
ぐろっけ
199903
美術学部音楽学部冬ざるる
片山由美子
199904
冬ざれや海鵜の群れる岩ひとつ
荒川優子
春耕
199904
冬ざれてうつろな海となりにけり
岡本師走
京鹿子
199905
冬ざれのむかうまあるい山がある
小林あつ子
火星
199905
城山の洞窟の先づ冬ざるる
稲畑汀子
ホトトギス
199911
手を入れぬ庭あるがまゝ冬ざるゝ
稲畑汀子
ホトトギス
199912
冬ざれの庭そのまゝに楽しまむ
稲畑汀子
ホトトギス
199912
野を駈けて行く犬もまた冬ざるゝ
稲畑汀子
ホトトギス
199912
冬ざれの美濃の国なるさざれ石
大橋敦子
雨月
199912
冬ざれてをる飲食の後のなほ
水内慶太
銀化
200001
見のかぎり信号の赤冬ざるる
山田三江子
200002
句碑いくつ建ちたる道も冬ざるる
平しげる
酸漿
200002
斜め伸びして浜松の冬ざるる
小澤克己
遠嶺
200002
冬ざるる街そこここに義援箱
田中藤穂
水瓶座
200002
川風やまづ冬ざるる靴の先
酒井多加子
俳句通信
200002
冬ざれや荒ぶる風に湯の煙
武岡東西
俳句通信
200002
冬ざれやかげろふと云ふ石一つ
岡本明美
俳句通信
200002
冬ざれの文士の墓は石ひとつ
松宮幹彦
春耕
200002
冬ざるるものの一つとして礎石
松永唯道
円虹
200003
大本営跡の礎石や冬ざるる
渡部千代子
春耕
200003
城塞の石の迷路や冬ざるる
中田寿子
ぐろっけ
200003
冬ざれやお城の見ゆる喫茶館
田村すゝむ
風土
200004
堂裏の暗き歳月冬ざるる
善積ひろし
遠嶺
200004
冬ざれの賽銭箱の音渇く
大塚美孝
200004
冬ざれのきりんは舌をすぼませる
三宅やよい
玩具帳
200004
ここまでの点字ブロック冬ざるる
松本恒子
ぐろっけ
200004
冬ざれの谿へ高価なを落とす
阿部寒林
200010
冬ざれの隠沼と見て近づきぬ
稲畑汀子
ホトトギス
200011
窯裏の捨て陶すでに冬ざれし
能村研三
200012
冬ざれや流人の島に一里塚
春田淳子
俳句通信
200101
冬ざれや山葵田守の小座布団
井出智恵子
春耕
200101
冬ざれや鴎のこゑの埋立地
荻原芳堂
春耕
200102
冬ざるる舟から舟へ猫が跳び
浜口高子
火星
200103
姿見の中冬ざれの始まりし
合川月林子
ぐろっけ
200103
冬ざれや木の根つき出て切通し
磯田富久子
200104
庭園の古灯籠も冬ざるる
永野秀峰
ぐろっけ
200104
冬ざれへ出でて木霊のそれっきり
ふけとしこ
船団
200106
冬ざれや破船のへさき南向き
多田鬼堂
200108
冬ざれの野の色消して摘みしもの
稲畑汀子
ホトトギス
200111
冬ざれの庭に安らぐ心あり
稲畑汀子
ホトトギス
200112
冬ざるる口一文字兵馬俑
竹下昭子
ぐろっけ
200112
冬ざれや芥からびし水位標
朝妻力
雲の峰
200201
冬ざれや行場に乾く浄め塩
志水芳秀
雲の峰
200201
冬ざれや旧りゆく土佐の烈士の碑
浅川正
雲の峰
200201
この街になくせしものや冬ざれぬ
芝宮須磨子
あを
200201
冬ざれやスワンの船の胸よごれ
鈴木伊都子
200202
北前船向けの看板冬ざるる
泉田秋硯
200202
鼻髭の書記官は猫冬ざるる
栗栖恵通子
200202
冬ざれや瓦のずれし築地塀
木村てる代
雲の峰
200202
冬ざれの濠深々と澱みをり
志水千代子
雲の峰
200202
冬ざるる山裾に沿ふ鰤街道
成重佐伊子
雲の峰
200202
山寺の巌もっとも冬ざるる
池田草
雨月
200202
冬ざれや力弛めず泉湧き
甲斐遊糸
百鳥
200202
冬ざれて富士の出番を増やしたる
山室キミ子
銀化
200202
冬ざれや海鳴るままに駅一つ
長沼三津夫
200202
巨き墓大き影持ち冬ざるる
小林希世子
200202
冬ざるる墓石抱きて椎大樹
加瀬美代子
200202
かの日よりぬけがらの街冬ざるる
寺杣啓子
円虹
200203
冬ざれや波を殺して座礁船
荒川香代
200203
冬ざれの真白き霊馬邪気払ふ
今井松子
遠嶺
200204
冬ざれや灯りて遠き観覧車
宮澤さくら
遠嶺
200204
冬ざれの村の嫁取り騒ぎかな
下平しづ子
雨月
200204
刀痕の残る船宿冬ざるる
志水芳秀
雲の峰
200204
冬ざれかわが身も終ひ風呂の灯も
山口まさやす
銀化
200204
冬ざるる木豇豆に群れ頭高
永見博子
酸漿
200204
冬ざれのバスの疎らな時刻表
加藤暢一
200204
冬ざるる路地に魚鱗の散らばりて
小西瑞穂
ぐろっけ
200204
冬ざるる仁王立ちする仁王島
小島左京
ホトトギス
200205
冬ざるる双眼鏡が子の胸に
藤井勢津子
200208
冬ざるる虎騒動のありし寺
伊藤白潮
200301
無人島に等し舞洲冬ざるる
大橋敦子
雨月
200301
冬ざれや顔にモザイクかけてある
土井田晩聖
銀化
200301
冬ざるる一つに吾も歩をいそぐ
田中藤穂
あを
200301
老犬の涙目庭の冬ざるる
芝尚子
あを
200301
冬ざれや表札かけぬ谷戸八戸
鈴木ゆき子
風土
200302
冬ざれに鶏骨がらを煮出してをりにけり
水野恒彦
200302
冬ざれの野に点景の一つなく
小野博志
築港
200302
冬ざれの園の日時計影持たず
吉川ハマ子
築港
200302
供華なければただ冬ざれの石一つ
内山芳子
雨月
200302
冬ざれやトトロでさうな杉木立
林和子
雲の峰
200302
冬ざれや裏の一樹に鳥騒ぎ
林和子
雲の峰
200302
切株の平たき樹齢冬ざるる
川瀬さとゑ
雲の峰
200302
冬ざれや河原に鷺の一と屯
大川陽子
雲の峰
200302
裏年の柿の木の下冬ざるる
岩永恵子
百鳥
200302
冬ざれや句碑の落款赫あかと
杉山真寿
200302
海峡の駅の昼の灯冬ざるる
栗田武三
ぐろっけ
200302
冬ざれの芋銭の墓に榧大樹
長谷川史郊
馬醉木
200303
やや傾ぐ蝉吟の墓冬ざるる
内山芳子
雨月
200303
冬ざれや水面に滅ぶものの影
阪上多恵子惠
雨月
200303
冬ざるる音にぎりしめ米を磨ぐ
鮎川富美子
200303
冬ざれや岸にせはしき黄鶺鴒
永見博子
酸漿
200303
冬ざれの風からびきし大葭田
長沼冨久子
馬醉木
200303
冬ざれの野に洋風の家建てり
鈴木喜三郎
ぐろっけ
200303
冬ざるる売地の看板字のうすれ
田中敏文
ぐろっけ
200303
昼の月大河いよいよ冬ざれて
安達実生子
馬醉木
200304
冬ざれやスイッチバックの峠駅
猪俣洋子
200304
冬ざれの真つ只中に乙女像
大久保康子
200304
永禄と刻荘と墓冬ざるる
松林順子
雨月
200304
冬ざれの向ふに川の流れかな
糸井芳子
200304
鴉一羽冬ざれの景動きけり
千坂美津恵
200305
コンテナの並ぶ岸壁冬ざるる
川瀬信子
築港
200305
吸ひ込まれさうな灯冬ざるる
坂本敏子
京鹿子
200305
碑のかすかな文字も冬ざれて
田中聡子
遠嶺
200306
冬ざるる景の語りてをりしもの
稲畑汀子
ホトトギス
200311
冬ざるゝ風に表情ありにけり
稲畑廣太郎
ホトトギス
200312
空の色雲の疾さに冬ざるる
稲畑廣太郎
ホトトギス
200312
冬ざれや大地の鼓動確とあり
稲畑廣太郎
ホトトギス
200312
冬ざるる君の言の葉聞きしより
稲畑廣太郎
ホトトギス
200312
冬ざるる原書ばかりの父の書架
松田都青
京鹿子
200401
冬ざれや足利荘の崖の寺
白鳥義岳
帆船
200401
沼貝のどれにも身なし冬ざるる
木浅川正
雲の峰
200401
冬ざれや舟より挿せる海苔の篊
吉田康子
火星
200401
冬ざれや蔵に並びし観世音
柴田靖子
200402
冬ざるるビニールハウス錆びしまま
杉江美枝
百鳥
200402
冬ざれの港荷役の機具錆びて
塩川雄三
築港
200402
名所とて人絶え果てて冬ざるる
板倉幸子
築港
200402
冬ざれの河に何かを投げる真似
篠田純子
あを
200402
ハンガーの鳥の巣あらは冬ざるる
木下節子
雲の峰
200402
冬ざれや窪みを深く車石
鶴田武子
雲の峰
200402
冬ざれや納屋に残りし筵機
山口マサエ
雲の峰
200402
鳴り止まぬ送電線や冬ざるる
原田伸夫
雲の峰
200402
岩壁に樹影ひらひら冬ざるる
加瀬美代子
200402
冬ざれの庭に山雀餌を漁る
中川悦子
酸漿
200402
冬ざるる鳥の嘴つやつやと
加藤みき
200403
冬ざれや石の置かれし井戸の蓋
清水晃子
遠嶺
200403
冬ざれを貫きゐたる竹刀かな
大東由美子
火星
200403
冬ざれや鬼出し岩の獣めく
岡久枝
酸漿
200403
富士隠れたる冬ざれの海渡る
溝内健乃
雨月
200403
冬ざれの野を素っ気なく風過ぐる
萩谷幸子
雨月
200403
バス点点と冬ざれの草千里
伊藤以玖子
対岸
200403
冬ざれの火口ヘ石を落しけり
岩村立風
草の花
200403
冬ざるるわが古里の裏筑波
岩村立風
草の花
200403
富士川の波立ちて冬ざるるなり
清水正司
草の花
200403
冬ざれや砂浜漁る鳥の群れ
高瀬桜
200404
あちこちと切れし棕梠縄冬ざるる
岩渕彰
遠嶺
200404
冬ざれや村にひとりの人も見ず
郷地美代子
雨月
200404
冬ざるる謀反の心有らなくに
尾堂Y
河鹿
200404
冬ざれや親しみし人つづき逝く
浜崎勇
河鹿
200404
冬ざれて遺蹟の如き鱈干場
大塚初江
200404
狛犬のうつろの阿吽冬ざるる
橘沙希
月の雫
200404
冬ざれや滝の隣に鉄梯子
宮澤美和子
百鳥
200404
医学部に開かずの扉冬ざるる
大塚まや
京鹿子
200405
冬ざれといふ凛然としたるもの
後藤比奈夫
ホトトギス
200405
冬ざるる貧しき国に戦車あり
大野里詩
帆船
200409
冬ざるる靴音響く帰宅かな
稲畑廣太郎
ホトトギス
200412
冬ざれやいまを眞紅に櫻の根
佐藤喜孝
あを
200412
冬ざるる棚田を冠る溶岩岬
岩木茂
風土
200501
供華に剪り尽せし庭の冬ざるる
稲畑汀子
ホトトギス
200501
冬ざれや薬師の湯にも足湯あり
河中透水
雨月
200501
飛ぶ鳥を落とせず山は冬ざるる
丸井巴水
京鹿子
200501
冬ざれや路面電車のきしむ音
水原春郎
馬醉木
200502
冬ざるる同級生の小さき葬
篠田純子
あを
200502
対岸の普賢岳より冬ざるる
高木勝子
帆船
200502
石室を覗きし貌の冬ざるる
今井妙子
雨月
200502
冬ざれや大字小字残る里
三浦如水
ぐろっけ
200502
冬ざるる土塁の上の椎大樹
橋本之宏
風土
200502
冬ざれの街見下して吾はガリバー
菅原健一
200502
冬ざれや瀧は進路を誤らず
平野貴
対岸
200503
一条の野川のひかり冬ざるる
内山恵美子
200503
冬ざるる胸に異物を抱きゐて
古賀貞美
築港
200503
兎小屋の校庭の隅冬ざるる
波多野葉子
200503
冬ざれや罅割れ深き神の石
原茂美
雲の峰
200503
松ぼくりまみれの枝や冬ざるる
河崎尚子
火星
200503
翡翠の翔ちてより沼冬ざるる
隈部郁子
200503
船繋ぐロープの硬し冬ざるる
小野寺靖
百鳥
200503
冬ざれや蓮の雑学掲示板
山田六甲
六花
200503
筋彫は菩薩のかたち冬ざるる
安達実生子
200503
冬ざれて堂守ひとり女人堂
慈幸杉雨
200503
冬ざるる旧街道の難所越え
深川敏子
春燈
200503
冬ざれや墨跡永久の明月記
松波とよ子
春燈
200503
一葉の通いし質屋冬ざるる
都築繁子
200503
菊坂の手押しポンプや冬ざるる
芝尚子
200503
一筋の滝縷々として冬ざるる
桑田青虎
ホトトギス
200504
前世紀からの宿痾や冬ざるる
遠山丁字
200504
冬ざれる藁スリッパのぬくみかな
安部里子
あを
200504
棒一本沼に突きさし冬ざるる
加瀬美代子
200504
冬ざるる古寺の端に湯どうふ屋
行安知子
200504
騙すのも騙さるるも嫌冬ざるる
伊藤康子
ぐろっけ
200505
鴨場跡の引堀昏し冬ざるる
芦川まり
八千草
200505
野の家の冬ざるるものに軍鷄と豚
瀧春一
菜園
200509
冬ざるるにはまだ早き河原かな
稲畑廣太郎
ホトトギス
200512
冬ざれば闇に沈みて星の綺羅
稲畑汀子
ホトトギス
200512
行届きたる手入とは冬ざるる
稲畑汀子
ホトトギス
200512
冬ざれや赤鉛筆でするサイン
片山タケ子
200503
冬ざれの広目天の眉間かな
岩月優美子
200602
聖人の腰かけ石の冬ざるる
小澤克己
遠嶺
200602
家持の万葉の井の冬ざるる
新田純子
四葩
200602
見舞ひせるも四日目の葬冬ざるる
望月洋子
200602
競馬場に落葉だまりや冬ざるる
簗田たかゑ
火星
200602
冬ざるる富士山麓に祈る声
徳田正樹
河鹿
200603
灯台のタイルのめくれ冬ざるる
桑島啓司
200603
冬ざれや万華鏡めく天井画
石橋万寿
200603
対岸もここも冬ざれ水脈長し
三輪慶子
ぐろっけ
200603
冬ざれの杭打ちかけのまま暮るる
合川月林子
ぐろっけ
200603
札所出て冬ざれの道またつづく
大西晶子
百鳥
200603
舞扇かざす真乙女冬ざれて
松村多美
四葩
200603
冬ざれの高野に雨の気配なり
酒井静子
四葩
200603
人病みて句に遠ざかり冬ざるる
廣瀬義一
雨月
200603
冬ざるる故郷の山河声もなし
吉原理夫
対岸
200603
冬ざれを来て鍵穴に鍵を差す
稲垣いつを
200604
ひといろの炭鉱遺構冬ざるる
大海いつ子
百鳥
200604
荒縄の結び目かたく冬ざるる
矢嶋みつ江
遠嶺
200605
冬ざれや馬返してふ九十九折
早川紀子
200605
林泉や深川の町の冬ざれに
瀧春一
常念
200606
冬ざれの自の全し白樺
山元志津香
八千草
200606
冬ざれや濡れしごとくに塔灯り
宿谷晃弘
200611
冬ざれの野に太白を置き初めし
稲畑汀子
ホトトギス
200612
掃かぬゆゑ庭の冬ざれゆくばかり
稲畑汀子
ホトトギス
200612
冬ざるる銀座の路地の奥の奥
稲畑廣太郎
ホトトギス
200612
冬ざれや木に凭れば木のあたたかき
鷹羽狩行
200701
田端東口駅舎も家も冬ざるる
鈴木榮子
春燈
200701
大師線のコンクリ工場冬ざるる
篠田純子
あを
200701
冬ざれの村に一笛能はじめ
田中由喜子
馬醉木
200702
冬ざるる子規の従軍カバンかな
戸田和子
200702
冬ざれの老醜生きし証なる
鈴木壺山
200702
冬ざれてこれより神の山となる
山田暢子
風土
200702
冬ざれや人の気配に温もりぬ
森高武
風土
200702
埠頭まで波の小走り冬ざるる
中村勝行
200703
冬ざるる田にえぞ鹿の怯えつゝ
松原智津子
万象
200703
柩出で冬ざれの風入れかはる
戸栗末廣
火星
200703

「遠蛙酒の器の水を呑む」の句あれば

水呑みしぐい呑ありや冬ざるる

門伝史会
風土
200703
冬ざれの道行く人の声高音
山下美絵子
遠嶺
200703
百花園冬ざるること趣に
宮津昭彦
200703
冬ざれやこの樹ばかりに鳥集ふ
宮澤さくら
遠嶺
200704
俳人の遺愛の眼鏡冬ざるる
小牧喜美子
遠嶺
200704
墓多き銀山街道冬ざるる
田中明子
万象
200704
冬ざれの那須野の瞳羽田沼
戸辺信重
春燈
200704
冬ざれの野を集ひ来し追悼会
山田弘子
ホトトギス
200705
冬ざれやいくつもの恋秘めしまま
あさなが捷
200705
冬ざれといふことのなき大都会
稲畑汀子
ホトトギス
200712
冬ざれの大地安らぐ日々となる
稲畑汀子
ホトトギス
200712
冬ざれ→2      

 

2020年12月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。