冬めく 2     57句

口に袖あてゝゆく人冬めける    高浜虚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
冬めきて山河へ緋いろ探しゆく 鈴鹿仁 京鹿子 201512  
冬めきて猫の利き手はしのび足 鈴鹿呂仁 京鹿子 201601  
昃れば草吹く風も冬めける 藤岡紫水 京鹿子 201601  
冬めくや予防注射の針光る 生方義紹 春燈 201602  
冬めきて稜線青く重ね合ひ 北川孝子 京鹿子 201602  
冬めくや露はに在しぬ野の仏 滝澤圭子 雨月 201602  
飾り窓に雪舞ふ街の冬めけり 滝澤圭子 雨月 201602  
冬めくや古きコートは友のごと 水谷直子 京鹿子 201603  
滞在の長し冬めく朝となる 稲畑汀子 ホトトギス 201611  
冬めくも小町ばなしに華が咲き 鈴鹿仁 京鹿子 201701  
船軋しむ音ひとつづつ冬めける 奥田茶々 風土 201702  
別れゆく一人一人の冬めきて 今橋眞理子 ホトトギス 201704  
冬めくや街の灯りの濃くなりて 今橋眞理子 ホトトギス 201704  
冬めきし証夜空の美しく 山田閏子 ホトトギス 201704  
億却になることばかり冬めきて 山田閏子 ホトトギス 201704  
冬めけることにも老の覚束な 木村享史 ホトトギス 201705  
冬めくや浪花の街の人混に 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
雨も又冬めく一日いざなへる 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
吹き荒るることも冬めく夕べかな 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
晴れてゆく早さ冬めく早さかな 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
冬めくといふこと忘れゆく家居 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
冬めくや遊び心のなしとせず 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
甘く見てならぬ冬めく日なりけり 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
皆集ふ冬めく一と日いとはずに 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
東京の長き渋滞冬めく日 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
冬めく日一寸先は闇といふ 稲畑汀子 ホトトギス 201711  
冬めくや鞄の中でパン曲がる 小山陽子 やぶれ傘 201711  
冬めくや庭師のもつこ新しく 黒澤次郎 やぶれ傘 201712  
冬めくや曇りガラスとなる車窓 辻由紀 雨月 201802  
馬場大門欅並木や冬めけり 門伝史会 風土 201802  
登校子呼気見せ合ふも冬めける 下田奉枝 雨月 201803  
又明日は日帰りの旅冬めきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201811  
みそなはせ給へ仲間の冬めく訃 稲畑汀子 ホトトギス 201811  
冬めくと思ひたるより旅支度 稲畑汀子 ホトトギス 201811  
これよりの冬めく旅を心して 稲畑汀子 ホトトギス 201811  
これよりは冬めく雨と心して 稲畑汀子 ホトトギス 201811  
冬めくも元素記号は消え残る 赤石忍 船団 201812  
街路樹の枝払はれて冬めける 加藤北天 雨月 201901  
冬めきて漢方薬店妖しめり 谷口一献 六花 201902  
日は雲にすなはち埠頭冬めける 浅井青二 雨月 201902  
鋭き鎌ヶ岳を空に冬めく伊勢路かな 浅井青二 雨月 201902  
岡崎の冬めく庭に象の声 荻布貢 201902  
対岸の十字架光り冬めける 大橋晄 雨月 201903  
冬めくや八軒家浜船着き場 大橋晄 雨月 201903  
冬めいて庭の果実は鳥のもの 山田佳乃 ホトトギス 201904  
冬めいて何もしないをする日なり 釆野久美子 201904  
切れかけの蛍光灯や冬めきぬ 仲里奈央 201905  
母さんの声の冬めく筑前煮 火箱ひろ 船団 201906  
消息を聞きて冬めく心かな 稲畑汀子 ホトトギス 201911  
入院と聞きぬ冬めく消息も 稲畑汀子 ホトトギス 201911  
旅多きことに冬めく思ひあり 稲畑汀子 ホトトギス 201911  
冬めくと気づきし朝の内のこと 稲畑汀子 ホトトギス 201911  
冬めきて天気これより下り坂 稲畑汀子 ホトトギス 201911  
冬めきて告げる大事のありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201911  
冬めきて思はぬ大事ありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201911  
冬めくや時の流れといふ不思議 稲畑廣太郎 ホトトギス 201911  
冬めくや嘘を言はねばならぬ時 稲畑廣太郎 ホトトギス 201911 冬めく →1

 

2019年11月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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