噴 水(含 他季) 6      200句

イギリス

薔薇の園噴水の水こまごまと    山口青邨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
噴水の向う側より唐ことば 佐藤茜 201010  
噴水の一部始終を見とどけし 宇都宮敦子 201010  
噴水の天辺を見て空を見て 國保八江 やぶれ傘 201010  
噴水の仕掛け織り込む展開図 能村研三 201010  
二の足を踏む噴水の上の水 田所節子 201010  
園真昼噴水の穂に抱きつく子 上谷昌憲 201010  
噴水へ年相応の間合かな 佐々木群 201010  
噴水の羨望やまぬ高さと思ふ 定梶じょう あを 201010  
別れ来て噴水の穂の鋭かりけり 涼野海音 火星 201011  
噴水の己れの高さ知らざりし 大地真理 201011  
噴水のしぶきに縦の縞模様 鳳蛮華 201011  
噴水のばさつと落ちて暮れにけり 高森弘 201011  
噴水の芯の真白に立ちあがり 田口紅子 201012  
噴水のしぶきの風を顔に受け 久世孝雄 やぶれ傘 201012  
冬日重しと噴水の丈縮む 千田百里 201101  
短日の噴水夕日まみれかな 竹内涼子 末黒野 201103  
噴水の大円盤の初氷 大橋晄 雨月 201103  
噴水より降る日のかけらバレンタインデー 中島讃良 ろんど 201105  
噴水の風に抗ふ高さまで 市村健夫 馬醉木 201108  
噴水の頂点そこはプリマの座 近藤幸三郎 風土 201108  
街騒の穂先にのこり夜の噴水 菊地光子 201108  
噴水と風の饒舌バルコニー 小澤菜美 201109  
平日は噴水弱き美術館 吉田希望 201109  
噴水の天辺にある瞬の影 石田きよし 201109  
巨船着く噴水の秀の咲き揃ひ 城戸緑 末黒野 201109  
噴水の高さ定まるまで一寸 辻美奈子 201109  
噴水にじゃぶじゃぶ入る爺と孫 山口天木 雨月 201109  
噴水の水面に落つる音ばかり 藤井美晴 やぶれ傘 201109  
噴水は白髮のやうにおりてくる 佐藤喜孝 あを 201109  
噴水のアールデコより立ち上る 水田むつみ ホトトギス 201110  
噴水の律義に刻を繰り返す 水田むつみ ホトトギス 201110  
噴水を見てもう少し生きてみる 藤井彰二 馬醉木 201110  
女神像の裸体に触るる大噴水 高橋泰子 201110  
噴水や菊の御紋の記念艦 松本三千夫 末黒野 201110  
蜂起するやうに噴水そそり立つ 加藤峰子 201110  
噴水の穂先に夕日残りをり 田所節子 201110  
噴水に疲れの見ゆる時刻かな 浅沼久男 201110  
巨船過ぎるまで噴水腰折らず 品川鈴子 ぐろっけ 201110  
公園の子等をからかふ時差噴水 古井公代 ぐろっけ 201110  
噴水の裏側といふ待合せ 竹内悦子 201110  
噴水に未だ少年の撓ひあり 福永尚子 ろんど 201110  
新科学館へ噴水千変す 浅井青二 雨月 201110  
噴水や位置をかへても相似形 松本文一郎 六花 201110  
噴水の風にあおられ弧を描く 中村吟子 ぐろっけ 201111  
噴水のしぶきに薔薇は紅を増す 大地真理 201112  
水涸れし噴水の錆落葉降る 中山純子 万象 201201  
楽隊や噴水の泡飛び出せる 桑山サチヨ 万象選集 201205  
噴水の湖畔彩る夜の帳 稻畑汀子 ホトトギス 201207  
日の落ちて夜は七色の噴水に 稻畑汀子 ホトトギス 201207  
退職す駅前噴水にも別離 成瀬櫻桃子 春燈 201207 『風色』
臼塚噴水小さき蛙の目玉かな 芝宮須磨子 あを 201207 中野区宝仙寺
噴水の音熊笹の向うより 山田六甲 六花 201207  
大木に噴水の音跳返る 山田六甲 六花 201207  
噴水や空に噴き上げ雲となる 菅原孟 かさね 201208  
噴水の思ひつめたる高さかな 浅田光代 風土 201208  
噴水や女くるりと髪とめし 浜口高子 火星 201208  
噴水や中途半端な待ち時間 楠原幹子 201209  
噴水に風の軽みの散華かな 菊地光子 201209  
噴水や程なく昼のコンサート 礒貝尚孝 201209  
噴水や黙示のごとくはたと止み 相良牧人 201209  
おぼろ夜の噴水たかき逢瀬あり 北崎展江 くりから 201209  
ビルに月夜の噴水の休む刻 佐瀬晶子 ろんど 201209  
噴水の空に潰されゐる間 湯川雅 ホトトギス 201210  
噴水の周りの空白昼の街 山内碧 201210  
噴水の前で邂逅大阪城 林哲夫 ぐろっけ 201210  
噴水の洗ひ上げたる空青し 大橋伊佐子 末黒野 201210  
噴水の玉秋水にもどりけり 山田六甲 六花 201210  
噴水の中に大杯ありにけり 永田万年青 六花 201210  
噴水の音を変へたる高さかな きくちきみえ やぶれ傘 201210  
噴水の穂先うたかたありにけり 中山純子 万象 201210  
噴水や彼方となりし敗けいくさ 中田みなみ 201210  
噴水や鳥舎の網の真新し 古川夏子 201210  
オルゴールの森の噴水躍り出す 布施まさ子 風土 201211  
噴水の水の高さの影踊る 雨村敏子 201211  
秋の噴水乱調の日の斑かな 浅木ノヱ 春燈 201211  
濠端へ秋の噴水はみ出しぬ 山田六甲 六花 201211  
噴水の玉秋水を走りけり 山田六甲 六花 201211  
漏斗なす秋の噴水広ごりて 山田六甲 六花 201211  
噴水の玉ほどけては澄みにけり 山田六甲 六花 201211  
噴水の玉秋水に戻りけり 山田六甲 六花 201211  
噴水の空落ちてきて澄みにけり 山田六甲 六花 201211  
噴水の飛沫を浴びて児の弾け 羽賀恭子 201212  
噴水のガラス細工を製作中 佐々木秀子 201301  
突風に散りし噴水虹を撒く 武田紀久 やぶれ傘 201301  
春うららピエロの輪投げも噴水も 上原重一 201304  
噴水の秀にスタジアム滲みゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201307  
噴水に街逆さまに写りけり 大日向幸江 あを 201308  
青空に噴水届けソーラン祭 園部早智子 ろんど 201309  
噴水の穂先が呼びし夜の雨 阪本哲弘 201310  
噴水よし陽を鷲づかみする気配 久保東海司 201310  
噴水の穂銅の鯉の口 岩下芳子 201310  
噴水の向かう側には逝きし人 山本孝子 ろんど 201310  
噴水の立ち上がりては空を呼ぶ 福永尚子 ろんど 201310  
大噴水いつか地球を周る夢 甕秀麿 201310  
噴水や黙り込まれてゐる不安 山口ひろよ 201310  
昂ぶれど梅雨の噴水きらめかず 田村嘉章 ぐろっけ 201310  
噴水に走る子かがむ児口開く子 村田とくみ ぐろっけ 201311  
噴水のシャッターチャンスまで笑顔 松川悠乃 ろんど 201311  
祝婚の噴水高く高くあれ 岩岡中正 ホトトギス 201312  
噴水に真水の匂ひ冬隣 原田しずえ 万象 201402  
噴水のまことに白く花疲れ 大坪あきら 万象 201407  
水がまだ来ぬ噴水の魚の口 山口ひろよ 201408  
夜色に変はる噴水歌ひだす 竹中一花 201408  
噴水の十数本に揺るる空 村高卯 201408  
噴水の思春期といふ渇水期 秋葉雅治 201408  
噴水の四方八方なにごとなし 豊田都峰 京鹿子 201408  
噴水の高し人影寄せ付けず 今澤淑子 火星 201408  
介護了へ夜の噴水を見てをりぬ 荒井千佐代 201409  
噴水の間欠の隙子等はしやぐ 佐瀬晶子 ろんど 201409  
噴水の裏より古稀の近づけり 甲州千草 201409  
噴水ヘパンツ一つに飛びこむ児 来海雅子 201409  
噴水やロダンの像を覗きける 庄司久美子 201409  
噴水の天辺に侏儒遊びゐる 水野恒彦 201409  
噴水の光の高さ水飲場 雨村敏子 201409  
噴水の水あふれしむ爆心地 大橋淳一 雨月 201410  
噴水より生れしごとくや子ら遊ぶ 川村文英 ろんど 201410  
噴水は煙のごとし昼下り 黒木東吾 やぶれ傘 201410  
噴水の頂にあり昼の月 林徹也 201410  
噴水の芯を吹き出る無聊かな 熊谷ふみを ろんど 201410  
噴水の序破急天を衝きて熄む 浅井青二 雨月 201410  
噴水の光恋人たち包む 栗原京子 201410  
噴水に入る幼ナと土鳩かな 中田禎子 201410  
白昼の鳩に噴水上りけり 大橋伊佐子 末黒野 201410  
一朝の夢のはじまる噴水の穂 佐瀬晶子 ろんど 201410  
噴水の翼幾万ヒロシマよ すずき巴里 ろんど 201411  
白炎となる噴水の結束力 田所節子 201411  
噴水や永き平和に生かされて 中田みなみ 201411  
噴水に大胆な水シャイな水 中居由美 船団 201502  
冬紅葉鶴の濡れゐる鶴噴水 佐藤喜孝 あを 201502  
寒晴や駅の噴水横つとび 阿部澄 万象 201505
噴水の昇りつめては崩れけり 村上國枝 春燈 201508  
噴水に背な向けて投ぐコインかな 平野みち代 201508  
噴水や木蔭に憩ふ競輪車 竹生田勝次 風土 201508  
噴水のパターン覚えし待ち合はせ 松井志津子 201509  
噴水の抜き身すとんと納めたる 上谷昌憲 201509  
噴水を囲むベンチにヘルメツト きくちきみえ やぶれ傘 201509  
噴水の秀上ぐるみなと祭かな 岡野里子 末黒野 201509  
噴水の止んでやり場のなき視線 湯川雅 ホトトギス 201510  
噴水の止まりて人はちりぢりに 矢野百合子 201510  
噴水や迷ひ衒ひのなき穂先 安斎久英 末黒野 201510  
噴水の芯怠けをり藩邸跡 江澤弘子 201510  
噴水にかくれし吾子の影走る 笹村政子 六花 201510  
噴水の水余らずに落ちてをり 原田達夫 箱火鉢 201511  
噴水に仕上がる水の刹那かな 湯川雅 ホトトギス 201511  
蛇口より小さき噴水生まれをり 中嶋陽子 風土 201511  
噴水は叫びのかたち爆心地 江澤弘子 201511  
大噴水宙にとどけとひろしま忌 大橋淳一 雨月 201511  
噴水は叫びのかたち爆心地 江澤弘子 201511  
水が水押す噴水の力かな 田所節子 201511  
噴水を浴びて直立女神像 谷貝美世 末黒野 201512  
ピョトール大帝の秋の噴水踊りけり 奥田茶々 風土 201512 夏の宮殿
噴水や二人は笑い了えている 池田澄子 船団 201512  
空つつく噴水を雨つつくかな 湯川雅 ホトトギス 201601  
夏はもうすぐ噴水前で待てと言ふ 千田百里 201607 ニッケ・コルトンプラザ吟行
噴水の音上がつたり下がつたり きくちきみえ やぶれ傘 201607  
ポストまで噴水までと花吹雪 樺山翠 雨月 201607  
噴水の楽しもすこし濡れてより 岡部玄治 201608  
噴水に来て浴びる児と逃ぐる児と 小林共代 風土 201609  
鯉跳ねて噴水高くあがりけり 内藤静 風土 201609  
噴水を止めて終電車で帰る 竪山道助 風土 201609  
噴水の光を飛ばす真昼かな 鈴木良戈 201609  
待つといふ期待噴水眺めつつ 大森慶子 201609  
噴水の虹を紡ぎて浜の風 坂口郁子 末黒野 201609  
噴水のもくもく上がりゐたりけり 志方章子 六花 201609  
盃の形の噴水弾ける輪 永田万年青 六花 201609  
噴水の南の音へと変はりゆく きくちきみえ やぶれ傘 201609  
噴水や真青なる空真つ二つ 安斉久英 末黒野 201610  
噴水に押し上げられし繊月かな 吉村摂護 201610  
噴水の風浴ぶ古代円形場 中村洋子 風土 201610  
噴水の空ヘカリヨン子の未来 樋口正子 京鹿子 201610  
噴水の向かふの人に日の当たり 成田美代 201610  
噴水の風下が好き子も犬む 塩貝朱千 京鹿子 201611  
噴水や地球を肩にヘラクレス 奥田筆子 京鹿子 201611  
噴水の胴上げしたる二日月 松尾龍之介 201611  
噴水のしぶきが顔に涼新た 内海良太 万象 201611  
噴水の高みたかみと弾けたり 松井佐枝子 万象 201611  
噴水や楽と光の文(あや)なせる 安斎久英 末黒野 201611  
噴水の暈の広がり蓮を打つ 小松敏郎 万象 201612  
噴水の高上るとき森消えし 竹内弘子 あを 201610  
噴水に纏はりつきし秋茜 佐藤恭子 あを 201610  
上下して噴水の丈子等の丈 湯川雅 ホトトギス 201701  
噴水にぶつかる雨の挫折かな 原友子 201612  
噴水の穂先で踊る陽のピエロ 藤代康明 201701  
噴水が墓地めいている十二月 早瀬淳一 船団 201701  
黄金の噴水の如銀杏立つ 杉本薬王子 風土 201702  
噴水の横って一帯西東 中谷三干子 船団 201702  
噴水のしぶき煌めき春早し 大橋晄 雨月 201704  
噴水の高みて今日の運もらふ 中川句寿夫 ここのもん 201705  
噴水の一柱光り卒業す 岡本秀子 201706  
噴水のズズと音立て噴きはじむ 内海良太 万象 201707  
噴水の向き変はりたる自撮棒 箕輪カオル 201708  
己が影搏ちて真昼の噴水よ 小野恵美子 馬醉木 201708  
噴水のはたと止みたるロダン像 市村明代 馬醉木 201708  
噴水の高さちぐはぐ鯉の池+ 松尾芳子 万象 201708  
噴水や集積回路めく真昼 鷺山珀眉 京鹿子 201709  
待ち人の来て噴水を離れけり 熊川暁子 201709  
噴水のしぶきがとどく花時計 藤井美晴 やぶれ傘 201708  
噴水や風変はるとき音変はる 林昭太 201709  
噴水の飛沫すなはち日の飛沫 田村園子 201709  
噴水の飛沫の中で遊ぶ子ら 稲田延子 やぶれ傘 201709 噴水 →7

 

2018年6月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。