噴水(含 他季) 5       100句

噴水の鉄柱のごとすべて立つ    藤田 宏

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
噴水の三分は空へ還す風 村瀬憲正 春燈 200807  
噴水の以上も以下もなき高さ 北川英子 200807  
噴水の音立てて人驚かす 宮津昭彦 200807  
大噴水遠足の列ほどけけり 藤田宏 200807  
慈雨ならぬ噴水しぶき仏像展 藤田宏 200807  
噴水の穂先お日さま弄ぶ 村上絢子 馬醉木 200808  
真夜の灯や噴水の音繰り返す 鴨下昭 200808  
噴水のどの一瞬も精一杯 小嶋洋子 200808  
噴水の夜に溢れてとめどなし 北川とも子 ぐろっけ 200808  
噴水の止みて子らの合戦場 伊勢ただし ぐろっけ 200808  
噴水を見るために置く喫煙所 宮津昭彦 200808  
ベビーカーまで噴水の飛沫くる 坂本緑 幸せのかたち 200808  
噴水に立ち直る芯ありにけり 上谷昌憲 200809  
漫然と行けば噴水いつせいに 高田令子 200809  
噴水の息する向うに美術館 鈴木とおる 風土 200809  
噴水のむかうに北欧行きの船 内藤静 風土 200809  
メレンゲの白より白き大噴水 中村洋子 風土 200809  
入口に噴水しぶく水族館 永岡セツ 酸漿 200809  
省エネの噴水人の影見えず 西田史郎 200810  
噴水の向かう次元の少しずれ 西宮舞 200810  
噴水のひかりの中の少女かな 遠藤和彦 遠嶺 200810  
噴水のひとすぢ高く空を射る 松野睦子 遠嶺 200810  
噴水の真似も上手に二歳の子 太田佳代子 春燈 200810  
噴水の夏の宮殿涼を呼ぶ 阿部悦子 酸漿 200810  
噴水のはじめは天が引き上ぐる 柴田佐知子 200810  
噴水にまたも一歩を踏み出せず 飛鳥由紀 200810  
噴水の業のごとくに崩れけり 宇都宮敦子 200810  
噴水の穂先小さき力瘤 石田きよし 200810  
風の来てつと噴水の折れにけり 廣瀬雅男 やぶれ傘 200810  
噴水は天まで原爆慰霊祭 中嶋昌子 春燈 200811  
噴水の秀に手を差せば嬲らるる 北尾章郎 200811  
この噴水熄めば女神の現れむ 小山徳夫 遠嶺 200811  
噴水の上の青空ふるへをり 柴田佐知子 200811  
噴水の音を大きく正午かな 秋千晴 200811  
噴水も眠つてをりぬ夜の底 北畠明子 ぐろっけ 200811  
噴水の抜き身の飛沫勢ひつつ 渡辺昭 200811  
噴水の一人称の吹き上ぐる 篠藤千佳子 200811  
噴水の広場を抜けて美術館 田口登代 遠嶺 200812  
幾本の噴水飛ばし天澄める 神田一瓢 雨月 200812  
風の意の散らす噴水十方に 三由規童 雨月 200812  
噴水に老人多し鳩多し 嶋田一歩 ホトトギス 200901  
休みぐせつきし噴水冬隣 小林リン 春燈 200901  
冬噴水の飛沫を避けて鳩よけて 高橋道子 200903  
噴水のしぶき芽立ちを促せり 村上絢子 馬酔木 200905  
噴水のオアシスめける丸の内 稲畑廣太郎 ホトトギス 200906  
噴水に風のきらりと柩車来る 渡邉友七 あを 200906  
噴水の止まる高さのいつも同じ 高倉和子 200906  
噴水の青も緑も同じ色 吉田希望 200907  
大寒の噴水として華やげり 村上すみ子 200907  
噴水の芯も飛沫も捨身なる 辻直美 200907  
噴水の三人それぞれの視線 古屋元 200907  
行く春の噴水池の日を撥ぬる 遠藤和彦 遠嶺 200907  
噴水の秀先崩るる風立ちて 塩路五郎 200908  
噴水の頂点ふつと無重力 柴崎英子 200908  
噴水の背伸びしてをり金の鯱 吉田政江 200908  
とんとんと宙を揃へて止む噴水 細川洋子 200908  
噴水やショパンの曲のいまフォルテ 石橋公代 春燈 200908  
天を突くジェット噴水夏空へ 和田郁子 200909  
並木道抜け噴水のあかりかな 山岸由佳 炎環 200909  
大噴水止まり此の世の音戻る 長谷川歌子 春燈 200909  
池の上噴水の水撥ねてをり 小澤昭之 200909  
噴水もまた山房の一景と 出口賀律子 雨月 200909  
噴水の胴切り取れば涼しからむ 竪山道助 風土 200909  
落差の智慧最古の噴水兼六園 島純子 ぐろっけ 200909  
噴水の使ひ回しの水真白 上谷昌憲 200909  
噴水に絢爛の水ありにけり 辻美奈子 200909  
まろびつつ噴水眺め八瀬ホテル 能勢栄子 200910  
灼熱の空に届けと噴水ショー 奈佐幸子 200910 ラスベガス
噴水のみだれ正して立ち上がる 本多滋子 春燈 200910  
噴水が風を指揮してをりにけり 高橋将夫 200910  
噴水や音からまつてゐるソナタ 山高真木子 炎環 200910  
噴水や風を仲よくつなぐ嶺 林友次郎 遠嶺 200911  
噴水の天辺つねに鮮らしき 中山純子 万象 200911  
噴水のしぶき程よき涼しさよ 梶井和呼 酸漿 200912  
音立てて冬の噴水もつれけり 佐渡谷秀一 春燈 201003  
噴水の気ままな高下冬日向 泉田秋硯 201004  
噴水に子等突つ込んで行きにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005  
噴水の薄氷子らの寄るところ 大橋晄 雨月 201005  
退院し散歩噴水広場まで 大橋敦子 雨月 201006  
家を出で十歩に噴水広場かな 大橋敦子 雨月 201006  
噴水に憩ひ幾年ぶりなるや 大橋敦子 雨月 201006  
噴水の広場に憩ひ風薫る 大橋敦子 雨月 201006  
噴水に集まりたがる水の精 稲畑廣太郎 ホトトギス 201007  
噴水の表と裏で待つ二人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201007  
噴水に水の自由を残しけり 稲畑汀子 ホトトギス 201007  
風光る石の井桁の自噴水 清水美子 春燈 201007  
腕まくりして噴水の修理中 内海はるか 201008  
噴水のはじまりの息をはる息 辻直美 201008  
大噴水リズムに狂ひなかりけり 峰幸子 201008  
七色を兆し噴水湧き出づる 前川明子 201008  
空ろな世噴水しかと天を指す 堀内一郎 あを 201008  
噴水の飛沫を風が運び来る 田中浅子 201009  
噴水仰ぐ乙女の鎖骨光りけり 稲田和子 201009  
噴水にはしやぐ一才アワワの手 上原重一 201009  
噴水へ一目散の黄の帽子 鈴木照子 201009  
躓きて了る噴水苑暮るる 江草礼 春燈 201009  
故郷のない噴水が上下する 堀内一郎 あを 201009  
噴水を一段高く爆心地 山口キミコ 201010  
噴水の空に追ひ返されてきし 湯川雅 ホトトギス 201010  
噴水やチャイコフスキーけふも聴き 岬雪夫 201010 噴水→ 6

 

2020年6月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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