初 詣 4     100句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
初詣都電ふくらみ来たりけり 山本浪子 風土 200803  
玉砂利の音にぎやかに初詣 布川直幸 200803  
住職に先づ挨拶の初詣 鈴木阿久 200803  
人波に押され小突かれ初詣 小城綾子 200803  
御開扉の丈六仏に初詣 高橋正彦 200803  
真青なる宙のありたる初詣 松山直美 火星 200803  
身の丈に生きて御礼の初詣で 弓場赤松 ぐろっけ 200803  
大人しき兎を抱きて初詣 高倉和子 200803  
肖りて招猫買ふ初詣 菊池由惠 酸漿 200803  
鹿島灘波静なり初詣 小松渓水 酸漿 200803  
初詣鹿島宮居の鹿の声 小松渓水 酸漿 200803  
わが影のはや酔うてをり初詣 加瀬美代子 200803  
初詣すぐ鰻屋へまはりけり 田中藤穂 あを 200803  
温の町のお稲荷さんへ初詣 赤座典子 あを 200803  
木の橋の足にやはらか初詣 西宮舞 200804  
二拍手に気合を込めて初詣 楯野正雄 200804  
ゐのこづちまみれとなりぬ初詣 浜口高子 火星 200804  
丑三つの団扇太鼓や初詣 大坪景章 万象 200804  
観音の裏の賑はひ初詣 山下良江 万象 200804  
友と逢ひし穴八幡の初詣 醍醐季世女 200804  
山深き紀伊の神々初詣 溝内健乃 雨月 200804  
初詣おもちゃ持ち替え児の手水 野澤光代 ぐろっけ 200804  
初詣みくじは引かぬことにして 舩越美喜 京鹿子 200804  
出世石段鎖たぐりて初詣 牧野睦子 200804  
初詣鳥居の中に光る海 中里信司 酸漿 200804  
神南備に鹿の声あり初詣 石井邦子 酸漿 200804  
若者の呆除寺に初詣 大房帝子 酸漿 200804  
初詣氏神様へひとはしり 木村茂登子 あを 200804  
ならまちの茶粥啜りて初詣 和田一 雨月 200804  
初詣潮満々といつくしま 川村欽子 雨月 200804  
初詣裸電球辿りつつ 廣瀬雅男 やぶれ傘 200805  
心なくも節酒を誓ふ初詣 松本文一郎 六花 200805  
初詣富士にどんどん近づけり 神田美穂子 万象 200807  
師の句碑を声出して読み初詣 立石萌木 雨月 200809  
運慶の剛快慶の柔初詣 小泉貴弘 筑波の道 200811  
砂利を踏む音の楽しさ初詣 林翔 馬醉木 200901  
丑年の妻に引かれて初詣 鷹羽狩行 200901  
石橋に筵敷きあり初詣 山田六甲 六花 200901  
握り合ふ手の温かく初詣 ことり 六花 200901  
累々と並ぶ頭よ初詣 ことり 六花 200901  
初詣色葉踏み敷く階の上 吉弘恭子 あを 200901  
初詣昼三日月のうすうすと 神蔵器 風土 200902  
混み合うてをれば安心初詣 遠藤実 あを 200902  
大観音闇に拝して初詣 阿部ひろし 酸漿 200902  
金縷梅のはなびらをどる初詣 阿部ひろし 酸漿 200902  
占ひの釜鳴る神事初詣 井口淳子 200903  
不整脈を神に捧げる初詣 鴨下昭 200903  
初詣家内安全薬師堂 佐藤健伍 200903  
教へ子の祓ひをうけて初詣 鈴木阿久 200903  
見えてゐて山門遠し初詣 米山喜久子 200903  
異国語にぶつかり合うて初詣 米山喜久子 200903  
警官も渦のひと泡初詣 中尾硫苦 炎環 200903  
万葉に名の見ゆる宮初詣 大橋晄 雨月 200903  
大事かな四日遅れの初詣 高木智 京鹿子 200903  
初詣地球の平和祈るのみ 谷寿枝 酸漿 200903  
おごそかに半歩一歩の初詣 木村茂登子 あを 200903  
初詣牛歩で掴む今年運 新実貞子 200904  
このままの倖せ胸に初詣 高尾幸子 遠嶺 200904  
願ひ事一つに決めて初詣 名取袿子 200904  
幸無上一家揃ひし初詣 楯野正雄 200904  
賽銭の頭上飛び交ふ初詣 金井香ル 200904  
初詣「峰」の弥栄二泊二礼 佐藤健伍 200904  
先生へ鈴一つ買ふ初詣 北畠明子 ぐろっけ 200904  
車椅子ギリリと廻し初詣 藏本博美 ぐろっけ 200904  
悔ゆるべきことの幾つか初詣 藏本博美 ぐろっけ 200904  
八十路にて「さざれ石」知る初詣 大西ユリ子 ぐろっけ 200904  
授かりし命の喜寿に初詣 谷村祐治 雨月 200904  
父母の齢越えて古稀なる初詣 山本漾子 雨月 200904  
初詣旗を先立てバスガイド 樋口みのぶ 200904  
初詣決めし相模の一之宮 網野茂子 酸漿 200904  
運試し土器を投げ初詣 網野茂子 酸漿 200904  
初詣すみし両の手清々し 池田いつ子 酸漿 200904  
初詣おびんづるさま撫でてより 廣瀬雅男 やぶれ傘 200905  
初詣手水の杓の柄のあをし 有賀昌子 やぶれ傘 200905  
甘酒をすすりて休む初詣で 湯本実 やぶれ傘 200905  
夫と子の初詣からの行方かな 木村公子 花貝母 200911  
神木の齢の知れず初詣 鷹羽狩行 201001  
知る人に出会ふことなき初詣 高橋将夫 201001  
六段の調べ眠たし初詣 山田六甲 六花 201001  
初詣貫主に喜寿の手を曳かる 品川鈴子 ぐろっけ 201001  
初詣今年もお礼といふことで 豊田都峰 土の唄 201002  
洗ひ来し手をなほ浄めむ初詣 丸山佳子 京鹿子 201002  
鈴の音のはなやかならむ初詣 高木智 京鹿子 201002  
玉砂利の音深くなり初詣 高木智 京鹿子 201002  
初詣日和初旅日和なり 阿部ひろし 酸奬 201002  
もろもろの厄除不動初詣 阿部ひろし 酸奬 201002  
道々に柚子なほ黄なり初詣 阿部ひろし 酸奬 201002  
香煙の風の渦あり初詣 阿部ひろし 酸奬 201002 成田新勝寺
厄除門と謂ふをくぐれり初詣 阿部ひろし 酸奬 201002  
初詣ながら家路に日脚伸ぶ 阿部ひろし 酸奬 201002  
玄海の風をまともに初詣 坂上香菜 201003 宗像大社
初詣赤福餅を賜れる 小林成子 201003 伊勢
初詣虎堂々と信貴の寺 日山輝喜 201003  
まだ暗き原爆址なり初詣 長谷川史郊 馬醉木 201003  
三世代七人揃ひ初詣 大橋晄 雨月 201003  
初詣列の切れ目は鳥居まで 池田光子 201003  
初詣一直線の高速道 岡野ひろ子 201003  
工事灯ともる道行く初詣 松嶋一洋 201003  
初詣目白の鳴らす声の鈴 伊藤一枝 酸漿 201003  
初詣大気の締まる多賀宮居 伊藤敬子 201003 初 詣→ 5

 

2015年1月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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