初 詣 3     100句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
駐車場に笛鳴りやまず初詣 塩田博久 風土 200504  
駅に買ふスタンプノート初詣 塩田博久 風土 200504  
師の句碑に立ち寄る慣らひ初詣 松村富子 200504  
たまさかのお数珠頂戴初詣 清水ミツコ 200504  
ぽつくりの子をまん中に初詣 高畠陽子 河鹿 200504  
願ふより謝すこと多し初詣 原田竜子 河鹿 200504  
初詣終へし安堵のやうなもの 高畠英 河鹿 200504  
大きくは望まぬ願ひ初詣 高畠英 河鹿 200504  
初詣終へて車は富士へ駆る 嶋田一歩 ホトトギス 200505  
篝火に顔ほてらせつ初詣 瀧澤白絣 遠嶺 200506  
羽ばたけと祈りをこめて初詣 阿部惠美子 200506  
結い上げし黒髪眩し初詣 梅田知子 200506  
目つむりて神の子となり初詣 大平未知子 200506  
初詣家族のふえて清しかり 大桃美枝子 200506  
大年の鐘が響きて初詣 小林時夫 200506  
病む夫を見舞ひて帰り初詣 下越逸子 200506  
小さき手のぬくもり握り初詣 外山令子 200506  
年々に願そぎ落とし初詣 中野熙子 200506  
初詣雲の裂け目の星ひとつ 巻良夫 200506  
初詣帰途のいつもの喫茶店 米岡幸子 200506  
初詣足もと凍る位牌堂 佐藤利夫 200507  
初詣きりりと結ぶ靴の紐 藤嶋まさと 200507  
産土の小さき社へ初詣 矢島久栄 200601  
肩に地に降りつのるもの初詣 小林呼溪 200601  
丹の鳥居丹といふ形や初詣 山田六甲 六花 200601  
粛として闇にこゑある初詣 福地初江 200601  
初詣夫婦仲良くばらばらに 中村昭義 百鳥 200602  
後厄に日も射し初めし初詣 阿部ひろし 酸漿 200602  
木犀に神籤が花と初詣 阿部ひろし 酸漿 200602  
初詣坂東の風空に鳴る 中村翠湖 馬醉木 200603  
つまづいて妻に抱かるる初詣 吉田かずや 春燈 200603  
ベタ靴が似合ふ齢や初詣 井上昭太郎 春燈 200603  
初詣の箒目踏むに身の浮くごと 安田繁子 200603  
柏手の凛々響く初詣 篠崎荘市 酸漿 200603  
飯桐の実の赤々と初詣 広瀬敏子 酸漿 200603  
初詣二重腰なる老の行く 大塚民枝 酸漿 200603  
リハビリの足急ぎ行く初詣 大石よしはる 酸漿 200603  
檀那寺と決まりし寺へ初詣 神田一瓢 雨月 200603  
大杉の真直天つく初詣 舩越美喜 京鹿子 200603  
株高値賽銭弾む初詣 黒沢宮雄 四葩 200603  
行列の真ん中に居る初詣 東亜未 あを 200603  
神木の空洞あはれ初詣 高畠陽子 河鹿 200604  
梢より星の降りけり初詣 城孝子 火星 200604  
初詣良かれと祈る句と仕事 藤田信義 春燈 200604  
着飾りし犬もつきゆく初詣 木暮剛平 万象 200604  
願事一つとなりし初詣 大房帝子 酸漿 200604  
石段を百まで数へ初詣 池田光子 風土 200604  
初詣三世諸仏に師の平癒 綿谷美那 雨月 200604  
晩節を汚すまじくと初詣 山本漾子 雨月 200604  
車椅子一族を率て初詣 松田雄姿 百鳥 200604  
人波に押されて押して初詣 筒井八重子 六花 200604  
初詣いなばは稀有の日本晴 田中千枝子 対岸 200604  
ジーンズに小犬を抱きて初詣 深津一葉 200605  
米一升提げて閻魔に初詣 長島操 万象 200605  
牛小屋に夜通しの燈や初詣 三関浩舟 栴檀 200605  
初詣小さきつむりを兩脇に 瀧春一 常念 200606  
室の津の丘の社に初詣 浅井青陽子 ホトトギス 200606  
戌年の犬連れ多き初詣 中島英子 八千草 200607  
初詣磴嶮しくも阿吽の氣 鈴鹿仁 京鹿子 200702  
柏手のこだましてをり初詣 水谷ひさ江 六花 200702  
初詣うなじ曝して祓はるる 渡真利真澄 万象 200703  
氏神の初詣客三三五五 松崎鉄之介 200703  
柏手に白息きよし初詣 野口みどり 酸漿 200703  
隣人の快癒も願ふ初詣 大房帝子 酸漿 200703  
滝垢離の声に打たれつ初詣 菊地惠子 酸漿 200703  
絵馬に書く父の願や初詣 坂本知子 酸漿 200703  
背伸して鰐口鳴らす初詣 小松渓水 酸漿 200703  
いつとなく夫の前行く初詣 舛田初惠 酸漿 200703  
知らぬ児と挨拶交はす初詣 伊藤康子 ぐろっけ 200703  
遠会釈かはして進む初詣 中山静枝 200703  
初詣犬が首出す手提げ籠 本藤みつ 200703  
幔幕に日のふりそそぐ初詣 吉沢陽子 200703  
杉の名は太郎次郎や初詣 坂上香菜 時流 200703  
神の灯のほどよき暗さ初詣 佐々木智子 200704  
境内に投句箱ある初詣 鈴木石花 風土 200704  
頭越し賓銭投げて初詣 木暮剛平 万象 200704  
喜寿の身の歩幅をひろげ初詣 大島寛治 雨月 200704  
大阪の町を一望初詣 赤松丹山 雨月 200704  
師と吾の寿福願ひて初詣 水野節子 雨月 200704  
初詣行先夫に任せをり 網野茂子 酸漿 200704  
初詣姉の目となり杖となり 永岡セツ 酸漿 200704  
やさし気な閻魔様なり初詣 松本文一郎 六花 200705  
犬連れて亥年ヘタッチの初詣 中島英子 八千草 200705  
玲瓏の日が双肩に初詣 岩岡中正 ホトトギス 200706  
柏手を人の背に打つ初詣 中野英歩 八千草 200707  
戻りまだ星の下なる初詣 鷹羽狩行 200801  
一人あり三世代あり初詣 鷹羽狩行 200801  
大藪を通るがならひ初詣 鷹羽狩行 200801  
さりげなき会釈も在りし初詣 宇都宮滴水 京鹿子 200801  
気怠さの会釈も在りし初詣 宇都宮滴水 京鹿子 200801  
当てずつぽう賽銭投げて初詣 平佐和子 京鹿子 200801  
篝火の爆ぜて迎ふる初詣 雨宮一路 200801  
僧老の歳を賜り初詣 仲安俊雄 200801  
東照宮千百段の初詣 大石昌代 200801  
後ろから小銭飛び来る初詣 山田六甲 六花 200801  
松明が怖し深夜の初詣 ことり 六花 200801  
連名の署名恥づかし初詣 ことり 六花 200801  
神酒注ぐ巫女のゑくぼや初詣 ことり 六花 200801  
初詣古りて住みよき町なりけり 岡本眸 200801  
ねんごろに鹿島宮居の初詣 阿部ひろし 酸漿 200802 初 詣 →4

 

2015年1月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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