初句会 2    50句

初句会美しく風邪ひき合ひて   本橋愛子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
初句会弥撤に始まる縁かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201701
初句会より動き出す左脳かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201701
初句会あづき桂湖の晴着かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201701
近江の酒愛でつつ京の初句会 大橋晄 雨月 201703
鹿の子衆詠み読む笑顔初句会 植村蘇星 京鹿子 201704
人生の出会ひに感謝初句会 大霜朔朗 末黒野 201704
初句会猫の逃げ出す夕まぐれ 中里昌江 末黒野 201704
新人賞の友居てめでた初句会 江木紀子 雨月 201704
萌の会百回と記す初句会 佐藤貞子 雨月 201704
ひねり姫ひねり王子も初句会 奥田筆子 京鹿子 201705
B型は俳句向きとか初句会 黒澤佳子 あを 201703
初句会天賞に受くコシヒカリ 田中藤穂 あを 201703
卒寿の手とりて上座へ初句会 林徹也 201706
席題に一喜一憂初句会 稲畑廣太郎 ホトトギス 201710
5鶴の軸背にし上座の初句会 山田六甲 六花 201801
恙無きを喜び合へり初句会 森清信子 末黒野 201804
翁先づ大き名乗や初句会 手島靖一 馬醉木 201804
鹿の子衆更に高みへ初句会 植村蘇星 京鹿子 201804
初句会へ一穢ゆるさず眼鏡拭く 江木紀子 雨月 201804
四十年の句仲間も居て初句会 江木紀子 雨月 201804
ミラノ巻習うて帰る初句会 岩下芳子 201804
天賞に傘寿の句選る初句会 鈴木石花 風土 201805
薩摩より蝦夷より富士見初句会 大久保白村 ホトトギス 201806
木の匂ふ材木店の初句会 石橋幾代 201806
初句会机に種を蒔くように 中居由美 船団 201809
初句会みなどことなく改まり 山田天 雨月 201901
初句会いつもの如くありしこと 稲畑汀子 ホトトギス 201901
昨日逢ひ今日又逢ひて初句会 稲畑汀子 ホトトギス 201901
幸せは笑顔えがおや初句会 大山夏子 201902
初句会晩年といふ旅はづむ 片山煕子 京鹿子 201904
間髪を容れぬ名告りや初句会 斉藤マキ子 末黒野 201904
初句会触れむばかりに肩並べ 浅木ノヱ 春燈 201904
苔生せる庭の重みの初句会 大橋晄 雨月 201905
賑々しき会食の後初句会 大橋晄 雨月 201905
初句会上座下座のなかりけり 戸栗末廣 201906
健康に勝るものなし初句会 稲畑汀子 ホトトギス 202001
初句会神酒一杯も呑めぬとは 山田六甲 六花 202001
祝はれし米寿加はる初句会 稲畑汀子 ホトトギス 202001
初句会とてさまざまな趣向あり 稲畑汀子 ホトトギス 202001
初句会いつもの顔の揃ひけり 稲畑汀子 ホトトギス 202001
千里山に雲一つなき初句会 大橋晄 雨月 202002
昼月の高き八日の初句会 鈴木愛子 202003
老練も花形もゐて初句会 篠田純子 あを 202003
幸せが幸せ連れて初句会 岩下芳子 202004
老友の皺頼もしや初句会 廖運藩 春燈 202004
華やかに明けて令和の初句会 菅野日出子 末黒野 202004
先生の机上に供花や初句会 今村千年 末黒野 202004
朝酒は軽めに流し初句会 谷口一献 六花 202004
息災を励まし合へり初句会 高橋正江 末黒野 202005
千里山に雲一つなき初句会 大橋晄 ホトトギス 202005
初句会→ 1

 

2021年1月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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