初 鴨 2    13句

初鴨の七羽のままに昏れてゆく    本橋仁

作品
作者
掲載誌
掲載年月
初鴨とおぼしき声のかがよへり 笹村政子 六花 202112
逆立ちのおぼつかなくて初鴨よ 南うみを 風土 202201
浮島を突く初鴨水カンナ 岡野塁子 末黒野 202201
水ひろびろと初鴨はまだ疎ら 半谷洋子 202201
初鴨の楽しむやうに揺られゐる 半谷洋子 202201
初鴨を迎ふる水の真つ平ら 戸栗末廣 202205
初鴨や水凹ませてへこませて 稲畑廣太郎 ホトトギス 202210
初鴨や人との距離を保ちつつ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202210
三羽てふ初鴨の陣組まれゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 202210
初鴨の嘴軽しリズミカル 沼田巴字 京鹿子 202212
初鴨の粘るくちばし漱ぎけり 山田六甲 六花 202212
初鴨は岸辺の水に羽休め 本郷美代子 やぶれ傘 202302
初鴨の考へてゐる牡蠣筏 中田みなみ 202307
初鴨 →1

 

2023年10月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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