春 田 2    16句

遠き世の龜石と住み春田鋤く    高島茂

作品
作者
掲載誌
掲載年月
ふかぶかと土掘り起こす春田かな 植木戴子 202007
待つといふ力漲りゐる春田 木暮陶句郎 ホトトギス 202007
水音の日ごと高なる春田かな 荒井ハルエ 京鹿子 202008
鷺一羽春田の景として孤高 稲畑廣太郎 ホトトギス 202103
ひゆうひゆうと風来る春田沿ひの道 渡邊孝彦 やぶれ傘 202105
鴨農法の春田ありけり十日町 赤座典子 あを 202105
濁りなき春田や雲の影走り 大川暉 末黒野 202107
草の色モザイクめきし春田かな 古橋寛人 風土 202110
春田打つ農夫の肩の力かな 畑田久美子 202110
山里の白さ去りゆく春田かな 安原葉 ホトトギス 202206
鴇色の夕日落ちゆく春田かな 岡田史女 末黒野 202206
北国もやうやく現れし春田かな 安原葉 ホトトギス 202207
春田打つ老いの背中に風のむち 長尾タイ やぶれ傘 202207
夕照に光る額や春田打ち 久島しんの やぶれ傘 202207
黝々と光る櫛目や春田打 武田巨子 春燈 202207
峡も奥天の恵みや春田打つ 沼田巴字 京鹿子 202303
春田→ 1

2023年4月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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