花 見 4      79句

うかうかと来ては花見の留守居かな    丈草

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
最高の花見となりぬ吉野山 稲畑汀子 ホトトギス 201504  
花見茶屋日当りながら朽ちゆけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201504  
墓は傍花見たけなは浮世かな 王岩 あを 201505  
ラーメンの幟はためく花見茶屋 廣瀬推男 やぶれ傘 201505  
大津絵の花見ぼんぼり三の丸 内海良太 万象 201506  
天気褒め弁当褒めて花見かな 大森道生 春燈 201506  
伸し烏賊を肴に本音花見酒 杉本光祥 201506  
軽トラに花見の茣蓙と犬乗せて 犬丸勝子 201506  
戦なきこの国に生れ花見かな 中島昌子 201507  
お花見のアジアのひとの丸い顔 荒木甫 201507  
花見して蕎麦屋の列に並びをり 和田紀夫 201507  
一式飾り催す街や花見時 宮原悦子 雨月 201507  
満席の喫水線や花見船 橋本くに彦 ホトトギス 201508  
花見なき戦中ありて今に生き 嶋田一歩 ホトトギス 201509  
思ひ出と共に朽ちゆく花見茶屋 稲畑廣太郎 ホトトギス 201604  
居酒屋に解きし雨の花見冷え 布川直幸 201604  
風少し尖りて今日の花見かな 遠藤清子 末黒野 201604  
顔見世の跳ねて花見の小路かな 今村千年 末黒野 201604  
花見酒鬼の笑声まじりゐる 有松洋子 201606  
参詣とも枝垂桜の花見とも 原田しずえ 万象 201607 身延
帰り路は波を蹴立てて花見船 松尾芳子 万象 201607  
花見酒円卓と化すドラム缶 藤沢秀永 201607  
いざ行かん白寿の時の花見まで 杉本薬王子 風土 201607  
耳慣れぬ言葉行き交ふ花見かな 小野弘正 末黒野 201607  
ひとときは流されもして花見舟 高木晶子 京鹿子 201607  
全山を仰ぐばかりの花見かな 松田明子 201607  
一日過ぎ一日老い行く花見かな 石川叔子 201607  
海神の札を祀りぬ花見船 長田厚子 末黒野 201608  
歓声の上がるデッキや花見船 長田厚子 末黒野 201608  
花見時一つ二つの悲恋あり 岡山敦子 京鹿子 201608  
蓮の花見て界隈をぶらぶらす 大島英昭 やぶれ傘 201611  
西行の花と醍醐の花見かな 高橋将夫 201705  
同じ唄歌ひて父の花見酒 あさなが捷 201705  
大川の長蛇の列や花見船 大橋晄 雨月 201706  
いくさなき七十年の花見かな 今村千年 末黒野 201707  
ポストまで花見がてらの遠まはり 田村加代 末黒野 201707  
木の洞を覗いてゐたる花見かな 杉原ツタ子 201707  
割箸を掴みて座る花見茣蓙 山田健太 風土 201706  
不順とは七日遅れの花見かな 谷口一献 六花 201707  
度忘れの多きふたりの花見膳 齋藤厚子 201707  
花見船本流に乗る大き揺れ 大木茂 万象 201707  
花見人縫うて電動車椅子 川崎真樹子 春燈 201707  
花見客出入はげしき三渓園 小倉純 末黒野 201708  
カーブ多き路面電車や花見客 山崎稔子 末黒野 201708  
花見るも風下のよし牡丹園 小木曽文明 雨月 201708  
鯔跳ぶや差し潮きつき花見川 和田紀夫 201712  
大川に浮かべて花見舟となる 稲畑汀子 ホトトギス 201804  
屋形船水上バスも花見船 稲畑廣太郎 ホトトギス 201804  
花見船吃水低く客溢れ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201804  
花見茶屋朽ちて花鳥の一部分 稲畑廣太郎 ホトトギス 201804  
ペダル漕ぎ花見行脚と浮かれけり 松村光典 やぶれ傘 201805  
花見よと回転椅子に案内さる 田中藤穂 あを 201806  
再会の花見弁当円座して 赤座典子 あを 201806  
花の無き花見や話はずみたる 高橋将夫 201807  
カメラ持ち花見の列の捗らず 川崎雅子 春燈 201807  
酒入りて元気がいいぞ花見客 出口誠 六花 201807  
乳母車花見弁当のせてゆく 森田明成 201807  
そのことは触れぬままなり花見酒 秋千晴 201807  
踏切に待つも浮き立つ花見客 岩井京子 201807  
花見船帰路は急いでをりにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201904  
句心は花見弁当食べてより 稲畑廣太郎 ホトトギス 201904  
改元を待ちきれずして花見客 大日向幸江 あを 201905  
其処彼処に多言語の人花見山 篠田純子 あを 201905  
角々の矢印どほり花見山 篠田純子 あを 201905  
五平餅旨しと花見そこそこに 秋川泉 あを 201906  
相席の人に本音や花見酒 大室恵美子 春燈 201907  
陽(はる)君とラララ花見のスニーカー 浅井洋子 201907  
いち早く河津桜の花見とも 佐藤花木 雨月 201907  
呑みながらガラス戸越しの花見かな 松村光典 やぶれ傘 201907  
先生の句も今一つ花見酒 伊藤鴉 末黒野 201907  
薄ら日に一枚羽織る花見かな 湯本正友 やぶれ傘 201908  
境内にぢぢばば集ふ花見会 伊藤更正 やぶれ傘 201908  
花見ならジャングルジムのてっぺんで 仲里奈央 201909  
堤行く花見弁当揺らしつつ 青木朋子 201911  
長堤の上は大空花見舟 青木朋子 201911  
酔客に水尾歪めゆく花見船 稲畑廣太郎 ホトトギス 202004  
花見茶屋跡形も無く失せにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202004  
花見舟までも電話の追ひかけ来 千原叡子 ホトトギス 202004  
前を行く歩幅に合はす花見かな 太田良一 末黒野 202004 花見 →1

 

 

2020年4月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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