白 鳥 7      51

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
楽劇を生む白鳥の飛翔かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
白鳥を水軟らかく待つてをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
オーロラを纏ひ白鳥降りてくる 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
白鳥の舞へば相寄る星二つ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
星の綺羅水の綺羅白鳥の綺羅 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
白鳥の羽根健やかに愛を舞ふ 藤田美耶子 202102
白鳥の首ゆるやかに傾げたる 谷口摩耶 202103
白鳥の癒えむがために舞ふ日かな 笹村政子 六花 202103
白鳥の道直線に曲線に 森なほ子 あを 202103
白鳥の声で鳴きだす電子辞書 森なほ子 あを 202103
空滑り水面傾げて白鳥来 涌羅由美 ホトトギス 202104
白鳥の翼にたたむ夕茜 涌羅由美 ホトトギス 202104
白鳥の眠れる影のやはらかに 涌羅由美 ホトトギス 202104
白鳥の来てその湖の母となる 和田華凛 ホトトギス 202104
水を蹴り首伸ばしきる大白鳥 間島あきら 風土 202104
白鳥を顎もて数へ頷きぬ 山田健太 風土 202104
白鳥の気性の荒き首づかひ 田所節子 202104
白鳥にドッグフードのお年玉 光成敏子 202104
農民の作れる田沼白鳥多々 神田恵琳 春燈 202105
雨雲や白鳥帰るざわめきか 神田恵琳 春燈 202105
のしのしと大白鳥の寄つて来ぬ 森高武 風土 202105
餌欲しき大白鳥の怪訝顔 森高武 風土 202105
白鳥の胸の汚れは帰心とも 小林輝子 風土 202105
帰るさの白鳥の声振りかぶる 小林輝子 風土 202105
濁りなき空波立たせ白鳥来 森清信子 末黒野 202105
首伸べて声蒼天へ大白鳥 森清信子 末黒野 202105
陣形をしかと組みなる帰白鳥 宮坂恒子 202105
争へる白鳥に湖重くなる 永淵惠子 202107
白鳥や引くとき声の極まりて 小林拓路 末黒野 202107
白鳥の空に省二の遊びごゑ 竹中一花 202107
夫連れて行きて帰りし白鳥か 直江裕子 京鹿子 202107
白鳥に瓢湖の闇の降りきたる 北村操 202110
白鳥の旅の思ひ出遠き日々 稲畑汀子 ホトトギス 202112
白鳥や湖に楽奏でゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
楽劇を生む白鳥の飛翔かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
白鳥を水軟らかく待つてをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
オーロラを纏ひ白鳥降りてくる 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
白鳥の舞へば相寄る星二つ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
星の綺羅水の綺羅白鳥の綺羅 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
白鳥の日の道過るとき影に 谷田明日香 風土 202201
もたもたと来て白鳥がパンを食ふ 大崎紀夫 やぶれ傘 202201
また低く過ぐる白鳥黄の脚も 大畑善昭 202202
寝入るまで白鳥の声耳にあり 大畑善昭 202202
白鳥や細き首折る恋をして 平松うさぎ 202202
暖冬の湖に着水大白鳥 大日向幸江 あを 202202
白鳥の一羽隔たる白さかな 山浦紀子 春燈 202202
遥かなる空より白鳥現るる 谷口摩耶 202203
白鳥翔つ朝の湖面の穢れなし 里村梨邨 202204
大白鳥己が影へと着水す 神原三千世 京鹿子 202205
白鳥の引く大空の深さかな 黒滝志麻子 末黒野 202206
白鳥の着水すこしもつれけり 永淵惠子 202208
白鳥 →1

 

2022年12月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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