白露 (はくろ)2        11句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
二の腕が白露の今を告げてゐる 篠田大佳 あを 202011
水甕に耳二つある白露かな 浅田光代 風土 202012
降つて止み止んでまた降る白露かな 石黒興平 末黒野 202012
白露かな産土神を遥かにす 松本鷹根 京鹿子 202110
而して五感衰ふ白露かな 小倉征子 202111
行く人の影の濃くして白露かな 大谷満智子 春燈 202111
みちのくの朝市のぞく白露かな 林いづみ 風土 202112
CTの画像の瑕瑾なき白露 内藤静 風土 202112
白露なる空に残れり丸き月 高木邦雄 末黒野 202212
粥啜る夫婦の寡黙白露の夜 岩崎藍 末黒野 202212
思ひ出は消ゆることなく白露かな 玉手のり子 ホトトギス 202302
白露(はくろ) →1

 

2023年9月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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