母の日 1       100句

母の日の少年東奔西走す   長谷部朝子   暖流

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
母の日の母の白粥吹きてあり 淡地和子 雨月 199808  
母の日の宅配便は妻にくる 野沢しの武 風土 199811  
クレヨンのカーネーション咲く母の日よ 秋山深雪 船団 199811  
母の日の肉屋の鏡に母と肉 鳥居真里子 船団 199811  
母といふ枷なき母の日を旅に 稲畑汀子 ホトトギス 199905  
年頃の娘を持つ母や母の日に 稲畑廣太郎 ホトトギス 199905  
一行の文母の日の贈り物 稲畑廣太郎 ホトトギス 199905  
母の日や九十年といふ重み 稲畑廣太郎 ホトトギス 199905  
母知らぬ子等に母の日巡り来て 稲畑廣太郎 ホトトギス 199905  
母の日に原稿急かす事は止め 稲畑廣太郎 ホトトギス 199905  
母の日やこの日だけでも嬉しかり 伊藤一歩 いろり 199906  
母の日や親孝行もせぬうちに 伊藤一歩 いろり 199906  
母の日や母親冥利つくづくと 大平保子 いろり 199906  
目頭のあつくなりたる母の日や 大平保子 いろり 199906  
母の日や母恋う涙そつと拭く 大平保子 いろり 199906  
母の日や心ゆるせる母の亡く 大平保子 いろり 199906  
母の日や老いても母の恋しくて 大平保子 いろり 199906  
母の日や子に叱られる母なりき 大平保子 いろり 199906  
母の日といふに虫歯を持て余す 熊谷みどり いろり 199906  
思いきり朝寝がしたし母の日は 熊谷みどり いろり 199906  
母の日の夜更けの二人淋しかり 熊谷みどり いろり 199906  
母の日の花束届き子は遠し 長屋せい子 馬醉木 199907  
母の日や母生きし代は哀しかり 山田弘子 円虹 199907  
母の日と子が言ふ妻の日なりけり 潮崎晋作 199907  
母の日に貰はれてゆく山野草 村越化石 199907  
母の日の妻が待ちゐし電話来る 田中蘇水 馬醉木 199908  
母の日や派手ともいへず着せられて 永井みどり 199908  
母の日のカーネーションの白きこと 中沢三省 風土 199908  
母の日のからだシャボンの泡まみれ 奥田節子 火星 199908  
母の日や皺の増え方母に似て 松沢久子 いろり 199908  
母の日や娘よりパジャマを贈られて 松沢久子 いろり 199908  
母の日やわれが主役の番となり 松沢久子 いろり 199908  
降ることもなき母の日の曇りかな 青山丈 199908  
母の日の母ともならず一人住み 田畑美穂女 ホトトギス 199909  
母の日の母を讃へし星あまた 岩水節子 199909  
母の日や母を港と言ふ男 今村映水 199909  
母の日の子等は朝より隠し事 稲畑廣太郎 廣太郎句集 199912  
留学生より母の日の花もらふ 田中藤穂 水瓶座 200002  
母の日やサボテン選ぶ白い指 わたなべじゅんこ 鳥になる 200003  
母の日の指人形のおじぎかな 三神あすか ヒッポ千番地 200005  
母の日の出先の待つてをりにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200005  
母の日のひらたきものに花時計 鷹羽狩行 200006  
母の日を音もたてずに一人ゐて 熊谷みどり いろり 200006  
母の日の過ぎればまたも軽くなる 熊谷みどり いろり 200006  
母の日やオールドローズの祷りもて 伊丹さち子 馬醉木 200007  
母の日や母をたしかむバギーの児 藤田宏 200007  
母の日や贈る人なく昏れてをり 福田みさを いろり 200007  
母の日といふに減らざる家事こなす 山本潤子 いろり 200007  
母の日や孫の明るい長電話 山本潤子 いろり 200007  
洗濯機さかんに廻す母の日よ 長井ヒサ子 春耕 200007  
母の日も子の日も要らず死仕度 品川鈴子 ぐろっけ 200007  
母の日のお湯に顎あづけをり 城孝子 火星 200008  
母の日や働く母のほか知らず 西美知子 円虹 200008  
母の日や母を泣かせし日のありぬ 西美知子 円虹 200008  
母の日や居たゐた居たと娘等の来て 松沢久子 いろり 200008  
母の日や可愛いエプロン賜はりて 松沢久子 いろり 200008  
母の日や亡母を越せしは歳ばかり 久保田一豊 いろり 200008  
母の日の花を仏の夫に上ぐ 笠原フミ 酸漿 200008  
母逝きて母の日ただの日曜日 川上恵子 雨月 200008  
母の日の墓に息災告げに来し 藤田誉子 雨月 200008  
母の日や海を届けて上げやうと 新井竜才 銀化 200008  
声かけて花が応へて母の日なり 岡本眸 200008  
母の日の夕焼家を充たしけり 岡本眸 200008  
母の日も知らず生きてる母のゐて 岡部三和江 ぐろっけ 200008  
母の日の母盛りなる二人子よ 矢島久栄 200009  
母の日と母に言はれてしまひけり 掛井広通 200009  
母の日の母に佛飯たかく盛り 安田登志子 ぐろっけ 200009  
母の日や母ひとり居る養鶏場 荒井ふみ 海程 200010  
母の日にすっぽりと脱ぐ生き方 荒井ふみ 海程 200010  
母の日や屋根に見知らぬ草ぽつり 中原幸子 遠くの山 200010  
母の日の風呂敷包み持ち歩く 松本恭昂 火星 200107  
干鰈叩きし母の日なりけり 松本恭昴 火星 200107  
母の日や眼鏡知らずの八十路なる 二村蘭秋 雨月 200107  
母の日や八十とても母は母 二村蘭秋 雨月 200107  
母の日や母性にまさるもののなし 岩田登世 雨月 200107  
母の日のスカーフ肩にゆるく巻く 森田ゆり 風土 200107  
母の日やことば増えゆく子を見せに 渡辺政子 俳句通信 200107  
母の日の無造作なりし贈物 山本潤子 いろり 200107  
母の日や贈りたいものあの世まで 松沢久子 いろり 200107  
母の日や夢に出て来し若き母 松沢久子 いろり 200107  
母の日や手つなぐ婆胸つまり 桑原敏枝 いろり 200107  
母の日や物より心欲しかりき 福田みさを いろり 200107  
母の日や焼き肉がでて寿司がでて 物江昌子 六花 200107  
母の日のしやぶしやぶ祭レストラン 物江昌子 六花 200107  
母の日や母から先に荷が届き 吉田政江 200107  
母の日の母の遺影の髪ゆたか 友田直文 200108  
母の日に電話一本届きけり 野口年江 酸漿 200108  
母の日の野の草花を胸に挿し 嶋崎茂子 百鳥 200108  
母の日や裁ち板に傷あまたなる 阿部敬子 百鳥 200108  
白カーネーション母の日の無縁墓 村田美穂子 百鳥 200108  
母の日や男の指のやけどあと 浜麻衣子 六花 200108  
母の日の花束抱へ切れぬほど 古田考鵬 雨月 200108  
母の日の子と汲み分くるハーブティー 山田由利枝 雨月 200108  
母の日の余白の多き置手紙 山田禮子 遠嶺 200108  
母の日の肩揉む二人四つの手 池水雅子 200108  
母の日のローマの休日思ふまま 田口千恵子 200108  
母の日に気丈な姑の涙見る 山本恵美 ぐろっけ 200108  
延々と咲く母の日の胡蝶蘭 久保晴子 雨月 200109  
母の日や旧姓残る鯨尺 久保木千代子 春耕 200109  
母の日はにこやかにいるひとりいる 秋野火耕 船団 200110 母の日→ 2

 

2014年5月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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