月下美人 3       65句

月下美人この世あの世の花ひらく   堀内一郎   獐

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
月下美人に別誂への植木鉢 久染康子 201009  
一人居や月下美人を友として 山本浪子 風土 201009  
土砂降りに月下美人は首擡げ 品川鈴子 ぐろっけ 201009  
だだ洩りの樋へ蘂反り月下美人 品川鈴子 ぐろっけ 201009  
月下美人咲き得で萎ゆる愛しけれ 大橋敦子 雨月 201009  
今宵咲く月下美人の吐息かな 鈴木一三 末黒野 201010  
月下美人揺れて今宵の時を待つ 菊地英雄 酸奬 201010  
月下美人窓にかかれる月まろし 本多ちづ子 馬醉木 201011  
薄命の淡粧愛し月下美人 廖運藩 春燈 201011  
夫寝て月下美人の咲く予感 土井ゆう子 風土 201011  
のけぞつて月下美人の開ききる 土井ゆう子 風土 201011  
月下美人そり返るほど開きけり 斉藤裕子 あを 201012  
一夜っきりの力尽きたり月下美人 斉藤裕子 あを 201012  
月下美人咲くを知らせに向ひ家へ 有賀昌子 やぶれ傘 201101  
月下美人怒濤のごとく夜の傾ぐ 神蔵器 風土 201109  
月下美人ひらく力をじつと待ち 吉田順子 201109  
月下美人咲く丹精の夫の笑み 仁平則子 201109  
月下美人ひらく力を闇が押す 望月晴美 201110  
月下美人にめくばせしをる琴座かな 延広禎一 201110  
咲き終へし月下美人に手を合はす 戸田春月 火星 201111  
急かされて月下美人に逢ひに出づ 鈴木石花 風土 201111  
月下美人男らに酒まはりけり 松橋利雄 光陰 201203  
真夜目覚め月下美人を見舞ひけり 松橋利雄 光陰 201203  
妻が育てし月下美人に妻の客 松橋利雄 光陰 201203  
月下美人乙夜いつやの客を宥すべし 松橋利雄 光陰 201203  
寝しなの香月下美人に起さるる 菅原孟 かさね 201208  
月下美人ひらきし音か空耳か 大室恵美子 春燈 201209  
起き伏しの一間に咲ける月下美人 郡山真帆 かさね 201210  
待ちこがれ逢瀬みじかし月下美人 小張志げ 春燈 201210  
夜半を待つ月下美人のよき香かな 小倉純 末黒野 201211  
月下美人の我儘に夜を更かしけり 菅谷たけし 201211  
小面に月下美人の香の及ぶ すずき巴里 ろんど 201211  
月下美人月のしづくの一花かな 橋添やよひ 風土 201212  
下駄履きで月下美人の前に立つ 原友子 201312  
朝ひらく月下美人に日が応ふ 福島せいぎ 万象 201402  
月下美人咲きしはよべでありしこと 稲畑汀子 ホトトギス 201407  
あこがれは月下美人のやうなひと 井上石動 あを 201407  
消しゴムや月下美人に夜が来る 中島陽華 201408  
三毛過ぎる月下美人の夜となり 中島陽華 201409  
闇香る月下美人の艶ひと夜 国包澄子 201409  
香りたつ月下美人の一夜かな 菊池ひろ子 やぶれ傘 201410  
続柄で言えば他人や月下美人 池田澄子 201410  
月下美人萎みしあとの真暗闇 佐藤弘香 ろんど 201410  
月下美人不意の客めく固蕾 服部早苗 201411  
月下美人ふくらみそめし夕餉時 服部早苗 201411  
月下美人一花の気韻満つる闇 服部早苗 201411  
月下美人息する様に開きけり 加藤静江 末黒野 201412  
白妙の月下美人の気品かな 宮原悦子 雨月 201412  
咲き揃ふ月下美人の香にゑひぬ 宮原悦子 雨月 201412  
咲きみつる月下美人に夜は更くる 宮原悦子 雨月 201412
月下美人鎌首あげて開かんと 服部早苗 201511  
床几置き月下美人の一夜かな 七郎衛門吉保 あを 201512  
トントンとノックする音月下美人 杏中清園 船団 201602  
咲き終へし月下美人の朝となる 稲畑汀子 ホトトギス 201607  
月下美人ふらんす窓に香りたる 大日向幸江 あを 201609  
芳香や月下美人の咲き初むる 小倉純 末黒野 201610  
浮世絵は今グラビアよ月下美人 江島照美 201610  
月下美人それからギロチン台に向き 奥田筆子 京鹿子 201611  
風はたと止みたる月下美人かな 原友子 201611  
月下美人今宵開くと香を放つ 黒滝志麻子 末黒野 201611  
スルタンを虜にしたり月下美人 奥田筆子 京鹿子 201709  
午前零時の月下美人の香の多感 岩木茂 風土 201710  
月下美人一会の夜の息遣ひ 杉本薬王子 風土 201710  
咲き揃ふ月下美人に寝そびれる 古川しげ子 雨月 201809  
妖と咲く月下美人の刹那かな 岩月優美子 201809  
月下美人丑三つ時の迷ひかな 中貞子 201809  
泥酔の月下美人を見てしまふ 奥田筆子 京鹿子 201810  
月下美人咲かせ市井に住み古りぬ 亀井福恵 京鹿子 201810  
呼び出され月下美人を見せらるる 小池一司 六花 201810  
咲きさうな月下美人を皆のぞく 水田むつみ ホトトギス 201811  
月下美人にしばらく客を預けたり 荒井千佐代 201811  
月下美人一夜かぎりを濃密に 水谷保子 雨月 201811  
火星と月仰ぎて月下美人を見 橘正義 春燈 201811  
月下美人台風の夜も咲きにけり 橘正義 春燈 201811  
今宵咲く月下美人と思ひけり 稲畑汀子 ホトトギス 201906 月下美人→ 1

 

2019年6月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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