元日 3      28句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
励ましの一言嬉しお元日 植村蘇星 京鹿子 202001
お元日なんだ坂こんな坂老いの坂 高橋将夫 202003
普段着に光るブローチお元日 池乗恵美子 末黒野 202004
元日や卒寿還暦集ひけり 河野昭彦 ホトトギス 202005
箸二本脚二本またお元日 中原幸子 船団 202006
病床の母も紅ひくお元日 秋千晴 202006
夕陽なか灯台点すお元日 農野憲一郎 春燈 202103
人には愛鬼には情けお元日 高橋将夫 202103
鳥に撒くパン屑白しお元日 青谷小枝 やぶれ傘 202103
元日の夜の星数へきれぬほど 渡邊孝彦 やぶれ傘 202103
お元日外出すなと云ふお触れ 田中藤穂 あを 202103
お元日鳩も雀も水を飲む 田中藤穂 あを 202103
梵鐘の音響きたる御元日 秋川泉 あを 202103
元日や参道登りきつて富士 中嶋陽子 風土 202104
氏神のご奉仕始めお元日 遠藤泉 202104
普段着に光るブローチお元日 池乗恵美子 末黒野 202104
元日の日差大らか鬼瓦 岡野里子 末黒野 202104
元日の霊峰富士や神神し 小林廣志 末黒野 202104
大仰な挨拶受くるお元日 秋津令 202107
元日もガットリベロに餌運ぶ 山田六甲 六花 202202
はればれと元日の雲とどまり 松橋利雄 春燈 202203
子孫曽孫仏間に集ふお元日 浜福恵 風土 202203
元日や馬に酒吹く調教師 小林文良 春燈 202204
お元日夜来の雨の上がりたり 山口陽子 春燈 202204
梅林へ行く元日の海を見に 皆川白陀 薫風 202205
元日の花屋の花の静けさよ 山田正子 202208
元日の富士の微笑むキャベツ畑 窪みち子 202208
元日に生まれし子にもお年玉 杉本みどり 202212
元日→1

 

2023年1月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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