どんぐり 3     79句 (他季を含む)

団栗を掃きこぼし行く帚かな    高浜虚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
団栗の耳飾り落ち交差点 杉原ツタ子 201412  
どんぐりを拾ひ集めて弥次郎兵衛 増田一代 201501  
団栗やだまされてゐる児の手品 白神知恵子 春燈 201501  
転がつて団栗の知る濁世かな 塩野谷慎吾 201501  
団栗を拾ふ子野外コンサート 村上留美子 火星 201501  
どんぐりを踏まねば亡母に近寄れず 生田恵美子 風土 201501  
団栗を踏んでどんぐり拾ひけり 藤生不二男 六花 201501  
山奥の団栗らしき大きさよ 橋本順子 201501  
貯金箱どんぐり一つありにけり 溝測弘志 六花 201501  
どんぐりを茶店に残し帰りけり 藤生不二男 六花 201501  
仏足石日々団栗の喜捨を受く 田中貞雄 ろんど 201501  
団栗落つ緑のままも交りをり 赤座典子 あを 201501  
どんぐりやうしろの正面裁判所 山本久江 201502  
原城の跡のどんぐり独楽にせむ 荒井千佐代 201502  
団栗や砂場の砂の黒ずんで 渡邊孝彦 やぶれ傘 201502  
手の中に団栗といふ故郷かな 伊藤憲子 201502  
団栗のいつか芽を出すため尖る 山下美典 ホトトギス 201503  
どんぐりを手に遊ばせて風受けて 佐竹千代 やぶれ傘 201504  
団栗の気丈怖ろし楕円形 鈴鹿仁 京鹿子 201510  
どんぐりの弾と響かせ鳥散らす 鈴鹿仁 京鹿子 201511  
団栗が降り水筒の水が揺れ 大島英昭 やぶれ傘 201511  
どんぐりの転がり風がすこし押す 岡部玄治 201511  
抽斗の団栗空へ親離れ 鈴鹿呂仁 京鹿子 201512  
どんぐりのお椀並べてけものみち 中道愛子 201512  
街路樹の一本づつの団栗圏 高橋道子 201512  
てのひらに団栗拾ふ墓参道 水井千鶴子 風土 201512  
団栗をいつぱい拾ふ馬場の裏 池田光子 風土 201512  
白砂の波にどんぐり二つ三つ 那須淳男 馬醉木 201601  
団栗を数へて拾ふ我れ八十路 水谷直子 京鹿子 201601  
団栗を投げて水音ひとつづつ 大崎紀夫 やぶれ傘 201601  
団栗の落ちて丸太に鳴りにけり 大島英昭 やぶれ傘 201601  
団栗や埴輪焼きたる窯の跡 瀬島洒望 やぶれ傘 201601  
どんぐりごと洗はれてゐる子供服 柴田佐知子 201601  
どんぐりを掃くころがしてころがして 岸洋子 201601  
弾みきしどんぐり掴む札所寺 菊池洋子 やぶれ傘 201602  
どんぐりを転がしてみる掌 秋山信行 やぶれ傘 201602  
団栗の散らばる木の根あたりかな 野口朝世 やぶれ傘 201602  
天地に委ねどんぐり木を離る 青木朋子 201602  
常陸路やどんぐりころころ日の匂ひ 池田光子 201602  
団栗やもう直ぐ吹けるハーモニカ 今村千年 末黒野 201602  
息吹けばどんぐり笛の悲鳴かな 田尻勝子 六花 201602  
どんぐりやどの子も粒よりそろばん塾 奥田筆子 京鹿子 201603  
どんぐりの行き所なく踏まれけり 沼田巴字 京鹿子 201611  
どんぐりとゆつくり行こう坂半ば 阪倉孝子 201612  
団栗の踏み割られたる白さかな 山田六甲 六花 201612  
バスを待つ母子団栗拾ひけり 赤松有馬守破天龍正義 六花 201612  
どんぐりやもうすぐできる逆上がり 今村千年 末黒野 201612  
どんぐりころころ靴下の穴ふたつ つじあきこ 201612  
今落ちし団栗の肌唐三彩 七郎衛門吉保 あを 201612  
王陵はどんぐり山となりにけり 金森教子 雨月 201701  
団栗を桶に一杯くれてやる 瀬川公馨 201701  
団栗の打つ音ドレソ六地蔵 池元道雄 馬醉木 201701  
団栗の散らばるあたりより日向 大崎紀夫 やぶれ傘 201701  
その辺にありしどんぐり独楽まはす 大崎紀夫 やぶれ傘 201701  
団栗の中の大地の未来かな 山田佳乃 ホトトギス 201702  
団栗の独楽倒れつつ回りをり 永田万年青 六花 201702  
さんすうの応用どんぐり歩かせる 井上菜摘子 京鹿子 201702  
弾みきしどんぐりにまだあるぬくみ 菊池洋子 やぶれ傘 201702  
保育児の手にどんぐりや得意顔 久貝芳次 末黒野 201703  
ソッポ向く団栗独楽と反抗期 平川陽三 船団 201707  
どんぐりのこぼれてからの日の緊り 沼田巴字 京鹿子 201710  
どんぐりころころ歌わない子と拾う つじあきこ 201712  
客観が主観を育て青どんぐり 江島照美 201712  
団栗はどこに落ちても無表情 三木享 201712  
団栗の一つ転んで影持たず 鈴鹿呂仁 京鹿子 201712  
銃弾のやうな団栗寺の磴 丑久保勲 やぶれ傘 201711  
どんぐりを撥ねて自転車通りすぎ 大島英昭 やぶれ傘 201711  
屋根へ向けどんぐり放る五つ六つ 白石正躬 やぶれ傘 201711  
どんぐりの滑り台よりころげ落つ 菊池洋子 やぶれ傘 201712  
どんぐりの袴はかせて並べをり 菊池洋子 やぶれ傘 201712  
団栗を竹ばうきにて掃き散らし 大野芳久 やぶれ傘 201712  
秋の雨どんぐり袴はづれけり 北村ちえ子 六花 201801  
八十路われ団栗に足捉られけり 貞吉直子 馬醉木 201801  
どんぐりのめり込んでゐるひづめ跡 南うみを 風土 201801  
どんぐりに追ひこされけり男坂 太田良一 末黒野 201802  
幼児にまじり団栗拾ひけり 小川玉泉 末黒野 201802  
団栗の転がつてゐる兄の墓 田中佐知子 風土 201802  
どんぐりに袂ふくらむ宮参り 森田節子 風土 201802  
幼子に落ちし団栗拾ひやる 大橋晄 雨月 201803  
飴色のどんぐり拾ふ良弁忌 上辻蒼人 風土 201803  
下見たらあかん団栗拾いそう 田尻勝子 六花 201804  
洗濯機の底にどんぐりこぼれをり あさなが捷 201801  
ぶちまけしかに一面のどんぐり 角野良生 201803  
産土の森までどんぐりの森まで つじあきこ 201812  
どんぐりの喜色をつつみゐる夕日 大畑善昭 201901  
どんぐりの並び集へり坂の下 磯野青之里 六花 201902  
どんぐりこつん二重ロックを解除する 上野紫泉 京鹿子 201902  
走り根にどんぐり弾む鞍馬山 小形博子 201902  
どんぐりのはさまつてゐる木椅子かな 山田健太 風土 201903 どんぐり→1

 

2019年11月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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