濁酒(どぶろく・どびろく) 2    14句

どびろくや酔うて肱つく膝の上    高浜虚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
語部は虚子さんと呼び濁酒 千原叡子 ホトトギス 201904
どびろくに過去忘れさす力無く 千原叡子 ホトトギス 201904
濁酒禁酒まだまだ続きをり 稲畑汀子 ホトトギス 201910
新参も古参も句友濁酒 和田華凛 ホトトギス 202002
濁酒丹波の杜氏といふ矜持 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
どぶろくや戦後を語る一駒に 沼田巴字 京鹿子 202010
余生てふ文字の重さや濁酒 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
どびろくを田舎の味として回す 江見巌 六花 202012
ゆるやかに盃を重ねて濁酒 綾戸五十枝 202201
神の酒澄みをり人の濁酒 岡田華凛 ホトトギス 202203
どぶろくを甕より掬ふ牡丹鍋 松本胡桃 風土 202204
酒好きの兄に温泉宿の濁酒 岡安紀元 ホトトギス 202205
女川に鏡花の生家濁り酒 兵藤惠 202212
いつになく言い争って濁り酒 中川のぼる 202212
濁酒 →1

 

2023年9月8日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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2023年9月8日 2023年9月8日