山 車 2     21句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
赤ん坊も乗せて曳き出す秩父山車 山田春生 万象 201803
満月の坂駆け上がる秩父山車 山田春生 万象 201803
殿の山車に付き来る秋の風 能美昌二郎 201811
山車蔵より出さるる一基つづれさせ 横山昭子 雨月 201902
幼子の抱かれて山車の列に入る 吉田悦子 201902
猿の山車鳳輦もゆく白昼夢 都築繁子 201902
笛太鼓行幸通りへ山車入り来 植木やす子 201902
夜の山車のの字残せし轍かな 楠本和弘 201904
山車を引く男の腕に西日照る 中西厚子 201911
瓦一枚落して曲る大蛇山車 吉田 葎 201912
寸止めの山車所望やれの声響く 能村研三 202001
瓦一枚落して曲る大蛇山車 吉田葎 202002
蒼穹へ山車曳き上げむ砦坂 浅井青二 雨月 202001
月明の坂のぼりゆく子ども山車 青木朋子 202006
巡行の山車無き街の空蒼く 坂下成紘 202007
拝殿の神事で済みぬ山車祭 坂下成紘 202007
川に山車ぶち込み終る祭かな 柴田佐知子 202010
獣鳴きさせ祇園山車ひき廻す 永淵惠子 202101
釆配の弓張高く祇園山車 永淵惠子 202102
巡行はせずも大山車組む矜持 坂下成紘 202107
一月をかけて組む山車解く一日 坂下成紘 202107
かけ声で山車引き回す男たち 稲田延子 やぶれ傘 202108
屋号もて声を掛け合ひ山車を組む 能村研三 202109
辻に来てのの字に廻す山車の修羅 能村研三 202210
辻々に山車の引き跡秋気澄む 能村研三 202211
秋日和三年振りに山車を曳く 須賀敏子 あを 202212
山車 →1

 

2023年7月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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