菩提樹の実     48句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
喜雨亭忌菩提樹は実をさはに吊り 阿部ひろし 酸漿 200008  
六道の辻の菩提樹実を結び 大橋敦子 雨月 200010  
心倦むとき菩提樹の実の揺れて 上田希実 遠嶺 200012  
女人高野菩提樹は早や実を結び 池田光子 風土 200109  
菩提樹の実を供へある童子仏 森重夫 春耕 200201  
たふとびて拾ふ開祖の菩提の実 内山芳子 雨月 200202  
耳底の産声ふたつ菩提の実 井上莱摘子 京鹿子 200202  
おかっぱの似合う娘や菩提の実 小橋安子 いろり 200202  
きざはしに知足のひと日菩提の実 鈴鹿仁 京鹿子 200212  
菩提樹の実を拾うては淋しがる 山尾玉藻 火星 200302  
菩提樹の青き実吊れり雨の中 池田いつ子 酸漿 200309  
菩提樹の実を拾ひをる和讃かな 前田美恵子 200403  
山門をくぐり寺格の菩提の実 松林順子 雨月 200501  
骨ひろふ列に幼な子菩提の実 松田有伽 河鹿 200502  
届かざる気配りもあり菩提の実 大石たか 遠嶺 200511  
御師の宿菩提樹の実が鈴生りに 山田夏子 雨月 200601  
菩提の実福耳の人拾ひ来し 山田夏子 雨月 200601  
愛づる実の水木菩提樹沙羅双樹 山本耀子 火星 200601  
こころざしまなかに菩提の実のまなか 大橋敦子 雨月 200612  
菩提樹の実を賜りぬ話し込む 小島みつ代 200702  
菩提樹の実を拝跪して掌にぞ享く 古田考鵬 雨月 200712  
これよりの句碑の歴日菩提の実 樺山翠 雨月 200712  
虎御前の菩提寺雨の実紫 千葉冴子 200801  
菩提樹の結ぶつぶら実法鼓鳴る 佐藤いね子 馬醉木 200809  
「冬の旅」歌うて拾ふ菩提の実 小澤菜美 200902  
菩提樹に青き実多し寺の庭 山嵜ヤス子 酸漿 200903  
志便りに添へて菩提の実 大橋敦子 雨月 200910  
鐘楼の傷の深さや菩提の実 乙黒理和 遠嶺 201002  
淀君の墓に菩提の実を供ふ 奈辺慶子 雨月 201101  
釈尊に息子のありし菩提の実 成瀬櫻桃子 櫻桃子選集 201105  
故郷は水の近江や菩提の実 白石善子 雨月 201201  
実家とは近くて遠し菩提の実 白石善子 雨月 201202  
菩提樹の実の雪しづく純子句碑 野上智恵子 万象 201204  
菩提樹の実の親ばなれをかしくも 大橋敦子 雨月 201211  
数多の忌修せし寺や菩提の実 大橋晄 雨月 201301  
一木に万余はあらむ菩提の実 大橋晄 雨月 201301  
意味深き言葉に拾ふ菩提の実 小原登志春 雨月 201301  
囲ひせる菩提樹の実は枝先に 川崎利子 201302  
小坊主に菩提樹の実と教はりき 渡邉孝彦 やぶれ傘 201312  
菩提樹の実の色づきに純子句碑 河原昭子 万象 201412  
墨蹟は十六羅漢菩提に実 室伏みどり 雨月 201511  
菩提樹は実を父子句碑除幕 栗山恵子 雨月 201512  
西山の風の磨きし菩提の実 和田照海 京鹿子 201603  
仲秋の菩提大樹の実を仰ぐ 山田六甲 六花 201710  
菩提の実今飛び立たむ構へ見せ 樺山翠 雨月 201710  
声明や菩提樹の実を太らせて 塩貝朱千 京鹿子 201809  
念珠にも欲し菩提樹の実を持てば 落合絹代 雨月 201901  
大前へ天空よりの菩提の実 吉村幸子 雨月 201902  

 

2020年10月14日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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