晩 秋 2    34句

晩秋や何におどろく屋ねの鷄    蕪村

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
晩秋は聞こゆる音のみな尖り 丸井巴水 京鹿子 201612  
晩秋の信貴山ふところの篝能 密門令子 雨月 201701  
教会の鐘晩秋の岳に消ゆ 片山喜久子 雨月 201701  
晩秋といふ静けさや余呉の湖 片山喜久子 雨月 201701  
晩秋やバス一台の大阪弁 岩田洋子 201701  
晩秋の入日昇華の別れかな 物江康平 春燈 201701  
折畳み傘折りたたまれて晩秋 早瀬淳一 船団 201701  
晩秋の武蔵野孫の案内にて 山本漾子 雨月 201702  
歯も金も無く晩秋の味覚かな 物江康平 春燈 201702
晩秋の杜はけものの匂ひせり 高橋あさの 201712  
晩秋の人語は遠くなるばかり 水野恒彦 201801  
蔓あまた焚き晩秋を送り出す 近藤喜子 201801  
山々は晩秋の色峠道 山崎稔子 末黒野 201802  
晩秋の山路を急ぐ帰り道 水井千鶴子 風土 201802  
晩秋や斜めに変る風の音 西村白杼 京鹿子 201803  
晩秋の富士くつきりとありにけり 伊藤由良 末黒野 201803  
晩秋や薄紙重ねゆく齢 服部早苗 201803  
晩秋の坂道同じ鞄持ち つじあきこ 船団 201806  
おならぽっと晩秋のよしなしごと 津波古江津 船団 201809  
晩秋に逝くマーラーを愛でし人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810  
晩秋の雲引き寄せて電波塔 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810  
晩秋の嵐を迎へ撃つ都心 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810  
晩秋の船音空に消え易く 稲畑廣太郎 ホトトギス 201811  
晩秋の芋茎干すも昭和かな 大日向幸江 あを 201811  
晩秋の湖畔に高村智恵子の碑 野中亮介 馬醉木 201812  
晩秋や動物村に子等嘻嘻と 安斎久英 末黒野 201812  
晩秋の森見登美彦的八百屋 笹村恵美子 201812  
開け放つ窓にもう晩秋の匂い つじあきこ 201812  
晩秋やテープに残る夫の声 高木典子 雨月 201901  
煙突は静かに呼吸して晩秋 つじあきこ 201901  
晩秋のにわに奏でるトランペット 中島和子 やぶれ傘 201902  
晩秋やかつては映画通の我れ 志方章子 六花 201902  
晩秋や車窓の吾の老けてゐし 永田万年青 六花 201902  
晩秋の庭に出で来しアライグマ 瀬川公馨 201902 晩秋 →1

 

2019年10月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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