晩 秋 2    60句

晩秋や何におどろく屋ねの鷄    蕪村

作品
作者
掲載誌
掲載年月
晩秋は聞こゆる音のみな尖り 丸井巴水 京鹿子 201612
晩秋の信貴山ふところの篝能 密門令子 雨月 201701
教会の鐘晩秋の岳に消ゆ 片山喜久子 雨月 201701
晩秋といふ静けさや余呉の湖 片山喜久子 雨月 201701
晩秋やバス一台の大阪弁 岩田洋子 201701
晩秋の入日昇華の別れかな 物江康平 春燈 201701
折畳み傘折りたたまれて晩秋 早瀬淳一 船団 201701
晩秋の武蔵野孫の案内にて 山本漾子 雨月 201702
歯も金も無く晩秋の味覚かな 物江康平 春燈 201702
晩秋の杜はけものの匂ひせり 高橋あさの 201712
晩秋の人語は遠くなるばかり 水野恒彦 201801
蔓あまた焚き晩秋を送り出す 近藤喜子 201801
山々は晩秋の色峠道 山崎稔子 末黒野 201802
晩秋の山路を急ぐ帰り道 水井千鶴子 風土 201802
晩秋や斜めに変る風の音 西村白杼 京鹿子 201803
晩秋の富士くつきりとありにけり 伊藤由良 末黒野 201803
晩秋や薄紙重ねゆく齢 服部早苗 201803
晩秋の坂道同じ鞄持ち つじあきこ 船団 201806
おならぽっと晩秋のよしなしごと 津波古江津 船団 201809
晩秋に逝くマーラーを愛でし人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810
晩秋の雲引き寄せて電波塔 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810
晩秋の嵐を迎へ撃つ都心 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810
晩秋の船音空に消え易く 稲畑廣太郎 ホトトギス 201811
晩秋の芋茎干すも昭和かな 大日向幸江 あを 201811
晩秋の湖畔に高村智恵子の碑 野中亮介 馬醉木 201812
晩秋や動物村に子等嘻嘻と 安斎久英 末黒野 201812
晩秋の森見登美彦的八百屋 笹村恵美子 201812
開け放つ窓にもう晩秋の匂い つじあきこ 201812
晩秋やテープに残る夫の声 高木典子 雨月 201901
煙突は静かに呼吸して晩秋 つじあきこ 201901
晩秋のにわに奏でるトランペット 中島和子 やぶれ傘 201902
晩秋やかつては映画通の我れ 志方章子 六花 201902
晩秋や車窓の吾の老けてゐし 永田万年青 六花 201902
晩秋の庭に出で来しアライグマ 瀬川公馨 201902
晩秋の雨丁寧に降りて去る 佐藤喜孝 あを 201912
晩秋の礼服に吾の旧名刺 川高郷之助 201912
晩秋の摩耶夫人なほ美しく 大橋晄 雨月 201912
晩秋の雨のそぼ降る露天風呂 秋川泉 あを 202001
中国人晩秋の奈良占拠せり 大橋晄 雨月 202001
晩秋の奈良亡き旧友を偲びつつ 大橋晄 雨月 202001
晩秋や五重塔の屋根の反り 千葉禮子 202001
晩秋をテールランプのこぼしゆく 吉澤濱子 202001
晩秋や五重塔の屋根の反り 千葉禮子 202001
晩秋をテールランプのこぼしゆく 吉澤濱子 202001
晩秋の蝶よお前も白樺派 増成栗人 202001
晩秋のひかりの中に父がゐる 北村梢 京鹿子 202001
吹く風の晩秋の森湖に運ぶ 伊藤希眸 京鹿子 202001
晩秋の天の橋立ふみもせず 塩貝朱千 京鹿子 202001
晩秋の空敷き詰めて高き窓 山田暢子 風土 202001
晩秋の蜘蛛よ空欄埋められず 片山煕子 京鹿子 202002
夕茜濃き晩秋の一つ星 善野行 六花 202003
晩秋の粒あんパンといい仲に 坪内稔典 船団 202003
晩秋の手をポケットに仕舞ひ込む 乳原孝 船団 202003
晩秋や高原を行く一両車 野村重子 末黒野 202004
晩秋の多彩な湖畔水鏡 長崎桂子 あを 202101
エンジン音の木霊晩秋の湖 長崎桂子 あを 202101
足吊れりまだ残り香の晩秋 伊藤希脾 京鹿子 202101
晩秋の鉄棒雨に濡れてゐる 永田万年青 六花 202101
晩秋の上野の広場人疎ら 枝みや子 やぶれ傘 202101
晩秋や夜の風音を枕上 岡田史女 末黒野 202102
晩秋→1

 

2021年10月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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