浅 蜊 2    17句

いせのあまのしほひにあさりもとめたる

かひをそまもるみをはすてつつ  葉室光俊

作品
作者
掲載誌
掲載年月
潮恋うて鳴くや厨の夜の浅蜊 藤岡紫水 京鹿子 201906
飽きもせず今日も浅蜊の御御御付 須賀敏子 あを 201906
十連休の暮し変はらず浅蜊汁 森清信子 末黒野 201908
もてなさる大きな椀で浅蜊汁 大山夏子 201909
もてなしは三河の海の浅蜊汁 伊藤真代 202005
自販機に浅蜊穴子と冷たい夜 大日向幸江 あを 202006
満ちてくる潮見て帰る浅蜊取り 江見巌 六花 202006
浅蜊パスタせうがないから箸を割る 佐藤喜孝 あを 202104
雪嶺を乱して浅蜊舟揺らぐ 田中佐知子 風土 202105
浅蜊汁飯とかつ込み朝を急く 森村江風 202105
柔らかな風の松島浅蜊採る 伊藤希眸 京鹿子 202106
眠られぬ厨に鳴きし浅蜊かな 菅野日出子 末黒野 202108
浅蜊剥く母の手さばきつつがなく 神田恵琳 春燈 202205
浅蜊殻小みちに敷ける安房の村 中村紀美子 春燈 202205
はっきりと書かれし浅蜊中国産 須賀敏子 あを 202205
さざなみの果のひかりの浅蜊舟 北村操 202206
コロナにも地震にも遭はず浅蜊汁 赤座典子 あを 202206
浅蜊 →1

 

2023年2月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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