朝 寝 3     49句

花を踏みし草履も見えて朝寝かな    蕪村

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
朝寝してけふの終はりし心地かな 天谷翔子 201505  
大朝寝夢の触りに父母の居て 池田崇 201506  
朝寝せむすなはち若き日を恋へり 水上陽三 201506  
朝寝して驀走の夢癒しける 水上陽三 201506  
シャガールの空に紛れし朝寝かな 中島芳郎 201507  
一刻のまさに千金大朝寝 藤岡紫水 京鹿子 201507  
手さぐりに目覚し叩く朝寝かな 大橋伊佐子 末黒野 201507  
大朝寝してゐる終日航海日 赤座典子 あを 201507  
よべ遅き帰宅の朝寝許されよ 安原葉 ホトトギス 201508  
波音に夜通し覚めてゐし朝寝 河野美奇 ホトトギス 201508  
豪快な夢に遊びて朝寝かな 東小薗美千代 末黒野 201508  
一部屋に蔵王堂組朝寝組 大久保白村 ホトトギス 201510  
つつがなきこと有難く朝寝して 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
朝寝して時間に追はれたる一日 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
朝寝など勿体なくて出来ぬ旅 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
朝寝して誰に気兼ねをしてゐしか 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
朝寝覚め写真笑つてをりにけり 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
いくらでも朝寝の出来ること淋し 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
堂々と朝寝の顔の現はるる 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
健康を取り戻したる朝寝かな 稲畑汀子 ホトトギス 201603  
妻朝寝なせば恙のあるやもと 懸林喜代次 春燈 201605  
鳥声を聴き分けてゐる朝寝かな 阪上多恵子 雨月 201605  
朝寝して顔中犬に舐められる 久世孝雄 やぶれ傘 201606  
ききなしのの句集や朝寝せり 荒井和昭 201607  
目覚しを起さずにおく朝寝かな 石田きよし 201607  
川音を雨かと思ふ旅朝寝 箕輪カオル 201607  
枕辺に考の時計や大朝寝 小田嶋野笛 末黒野 201607  
背伸びせし朝寝間遠に初音かな 清原洋子 京鹿子 201607  
朝寝して不思議な夢を出入りする 山田佳乃 ホトトギス 201609  
朝寝する自由夜更かしする自由 栗原公子 銀の笛 201612  
したたかや単身赴任の大朝寝 七種年男 輪中の空 201612  
朝寝して夢の続きは謎のまま 稲畑廣太郎 ホトトギス 201704  
友五人連れて息子の朝寝かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201704  
朝寝せりわたしを初期化するために 高橋道子 201704  
欄間より光の礫大朝寝 久染康子 201704  
耳遠くなりたる分を朝寝せり 中川句寿夫 ここのもん 201705  
雨音へ五体あづけて朝寝かな 小田嶋野笛 末黒野 201707  
朝寝して夢の続きに潜り込む 宮本俊子 雨月 201707  
三文の損を承知の朝寝かな 唐澤春城 ホトトギス 201708  
百歳をクリアしたる朝寝かな 後藤比奈夫 ホトトギス 201711  
いくたびも夢をつなぎて大朝寝 下平しづ子 雨月 201803  
朝寝されませ背にも猫にも気がねなく 千田百里 201806

悼・北川英子様(朝寝して

猫にもなんとなくお世辞)

の句ありて

朝寝して時代遅れの予感かな 中西恒弘 201806  
旅疲れ蕩けるやうに朝寝せる 谷口律子 末黒野 201806  
あめつちや一人居となる大朝寝 犬塚季里子 201807  
咎めだてする人も無き朝寝かな 中上頽子 春燈 201807  
朝寝して旅の名残の中にをり 今橋眞理子 ホトトギス 201810  
幾度も覚めてさめざる朝寝かな 湖東紀子 ホトトギス 201810  
大朝寝夢のつづきをさまよへり 長谷川閑乙 馬醉木 201904 朝寝→ 1

 

 

2020年4月8日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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