新走り 2      25句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
豆皿の旬のくさぐさ新走り 野中亮介 馬醉木 201910
新走りつまみは帆立貝柱 瀬島洒望 やぶれ傘 201911
父の忌に封切る郷の新ばしり くどうひろこ 201911
沈黙のこころを湿す新走り 上野進 春燈 201912
石積みの屋敷神にも新走り 島玲子 風土 201912
水響(おと)と火音伏見の新走り 安田優歌 京鹿子 202001
青竹の杯にあふるる新走 川合弘子 馬醉木 202001
かんらからと笑ってみたき新走 佐藤恭子 あを 202002
小上がりに喜寿の女子会新走り 渡辺やや 風土 202002
饒舌に手足付けたり新走 山中志津子 京鹿子 202002
かんらからと笑ってみたき新走 佐藤恭子 あを 202002
新走り老いし杜氏の祝ひ唄 栗原公子 202011
角打ちの枡にこなから新走り 里村梨邨 202101
聞き慣れの逸話ずるずる新走 阪西敦子 ホトトギス 202101
先立ちし子の好物の新走り 亀岡睦子 やぶれ傘 202101
新走り染むる地の味人の味 鍋島武彦 末黒野 202102
金賞の口上添へて新走り 豊谷青峰 春燈 202112
新走木箱より出す江戸切子 岡本尚子 風土 202201
丁寧に注ぐ一盃目新走 湯川雅 ホトトギス 202202
新走舌なめづりをな咎めそ 三村純也 ホトトギス 202203
ほろ酔で済むはずもなく新走 三村純也 ホトトギス 202203
新走横川に忌日重ねつつ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202210
樽の栓きゆきゆつと鳴るや新走り 石黒興平 末黒野 202301
新走り五臓六腑を駈けめぐる 村千年 末黒野 202301
新走り一つ話の武勇伝 永淵惠子 202308
新走り →1

 

2023年10月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。