秋うらら 3     155句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
ウオーキング気負ひし背に秋うらら 山荘慶子 あを 201409  
秋麗やてんでに亀の甲羅干 中村ふく子 201411  
胎の子は胎に遊泳秋うらら 大畑善昭 201411  
地蔵堂に箒掛けられ秋うらら あさなが捷 201411  
酢のにほふ木屋町通秋うらら 山田六甲 六花 201411  
庭園の近江八景秋うらら 飯田美千子 201412

 

ぐづる児に持たせるスマホ秋うらら 川崎利子 201412  
産卵日記す地卵秋うらら 森下康子 201412  
秋うらら爪繰るものを手放さず 赤座典子 あを 201412  
潮溜りあれば覗きて秋うらら 田中貞雄 ろんど 201412  
秋麗や天守の址に石一つ 小林共代 風土 201412  
秋麗や琵琶湖眼下にティータイム 松田和子 201501  
唐門の絢爛仰ぐ秋うらら 小林久子 201501  
秋うらら男料理の集め汁 浅木ノヱ 春燈 201501  
一匹怠けゐて秋麗の羊ショー 吉田政江 201501  
ふるさとの香よ秋麗の牧草地 望月晴美 201501  
手招きに棹さす渡舟秋うらら 中野久雄 末黒野 201501  
秋麗切るる鎌なきシニア会 小倉純 末黒野 201501  
秋麗や菩提寺五重相伝会 鈴木石花 風土 201501  
秋麗や五百羅漢の話し声 前田美恵子 201501  
熟年の野外スケッチ秋うらら 増田一代 201501  
秋うらら磧で憩ふ旅の途 田中一美 ろんど 201501  
フラミンゴ十歩かぎりの秋うらら 豊田都峰 京鹿子 201501  
バイキングの皿の重さよ秋うらら 澤近栄子 京鹿子 201501  
受け答へ子等はそつなく秋うらら 伊吹之博 京鹿子 201501  
秋うらら子亀と紛う牛の糞 赤座典子 あを 201501  
秋うらら仮装の魔女と天使らに 岡田史女 末黒野 201502  
秋うらら旅行鞄へ詰める夢 秋山文子 末黒野 201502  
墨堤にプードルを連れ秋うらら 福島せいぎ 万象 201502  
獅子舞のたてがみは幣秋うらら 原田しずえ 万象 201502  
秋うらら剣道仲間にハグされて 松村光典 やぶれ傘 201502  
老齢のソプラノ教室秋うらら 卯木堯子 春燈 201511  
秋麗の滑翔一位彫の鷹 千田百里 201511  
秋うらら古着屋に四季溢れゐて 千田百里 201511  
秋うらら雷門の大わらぢ 赤岡茂子 春燈 201512  
千体の観音立像秋うらら 中貞子 201512  
秋うらら孫はひまごに絵本読み 山根征子 201512  
眼を隠し丸まる猫や秋麗 斉藤裕子 あを 201511  
老犬が老人を曳く秋麗 須賀敏子 あを 201512  
サックスで歌う唱歌や秋うらら 内田梢 末黒野 201512  
秋麗の新居の鍵を託さるる 平居澪子 六花 201512  
秋うららふらりと猫の訪問者 辻水音 201512  
秋うらら壁に六トン琥珀の間 奥田茶々 風土 201512

エカチェリーナ

目で交はす異国の会話秋うらら 奥田茶々 風土 201512  
馬の名に鞍馬、愛宕や秋うらら 池田光子 風土 201512 平安騎馬隊
秋うらら坊ちやん列車煙吐く 奥田茶々 風土 201512  
秋うらら汐入池の魚跳ね 数長藤代 201601  
面とれば子どもひよつとこ秋うらら 箕輪カオル 201601  
秋麗友押す友の車椅子 五十嵐紀子 201601  
縁石(えんせき)のぐらつきを踏む秋うらら 小山陽子 やぶれ傘 201601  
秋うららトーマス電車止まりける 近藤紀子 201601  
まぼろしの目睫にあり秋麗 柴田靖子 201601  
秋うらら縄文の世に遊びけり 割田容子 春燈 201601  
ハワイ語の聖歌の響き秋うらら 森田節子 風土 201602  
秋麗や己の心にリトマス紙 伊吹之博 京鹿子 201602  
秋うらら足指運動グー・チヨキ・パー 布川孝子 京鹿子 201602  
お任せでロト6買ふ秋うらら 金子正道 京鹿子 201602  
童心で遊具楽しみ秋麗 江島照美 201602  
文晁の画譜に猫の句秋うらら 川村みよき 万象 201602  
秋うらら寺の布袋の腹なでて 菊池洋子 やぶれ傘 201602  
秋うらら隧道多き安房の道 松本三千夫 末黒野 201602  
秋うらら膝繰り合はす渡し舟 森清信子 末黒野 201602  
秋うらら幼の僕と言ひ初むる 五十嵐貴志子 末黒野 201602  
大鷲のモデルウオーク秋うらら 中嶋陽子 風土 201603  
目を細め近づく友や秋うらら 横山さくら 春燈 201611  
八十路未だ生き甲斐ありで秋麗 室井津与主 春燈 201611  
笹舟の浮きつ沈みつ秋うらら 黒滝志麻子 末黒野 201611  
対岸の煙真直ぐや秋麗 前田美恵子 201612  
ピストンに回る車輪や秋うらら 那須淳男 馬醉木 201612  
海原に転ぶ帆のあり秋うらら 高橋まき子 風土 201612  
にはとりに寄れば横向く秋うらら 永田万年青 六花 201612  
秋うらら小径に竹の煙草盆 永田万年青 六花 201612  
秋うらら緑の中に溶け込めり 溝渕弘志 六花 201612  
秋うらら五重の塔に保護の網 加藤峰子 201612  
秋うらら五台列なる保育カー 懸林喜代次 春燈 201612  
秋うらら外出に軽き靴選び 伊藤百江 春燈 201612  
秋うらら野辺の双体道祖神 飯田久美子 末黒野 201612  
秋うらら技の極みの「漆胡瓶」 近藤紀子 201701 正倉院展
卒寿越す友に古稀の娘秋うらら 鈴木石花 風土 201701  
秋うららやさしき人に囲まれて 井上春子 春燈 201701  
秋麗の風や遠出の車椅子 高橋和女 春燈 201701  
遠くより微笑み返し秋うらら 永田万年青 六花 201701  
野良猫に睨み負けたり秋うらら 松尾芳子 万象 201701  
秋麗や古代朱まとふ吉祥天 田勝子 万象 201702  
秋うらら鳶の高舞ふ尼の寺 加藤静江 末黒野 201702  
秋麗や乱世は遠き切通し 加藤静江 末黒野 201702  
大仏の背の窓開き秋うらら 加藤静江 末黒野 201702  
故郷てふ青春の町秋うらら 木村弓子 末黒野 201702  
秋うらら河童飛び出す絵筆塚 太田良一 末黒野 201702  
人みしり覚え泣く子に秋うらら 伊藤由良 末黒野 201702  
蓑虫庵の飛石小幅秋うらら 竹内喜代子 雨月 201703  
迷ひ込む路地に社や秋うらら 片岡さか江 末黒野 201704  
秋うらら白雲誘ふ旅心 高木邦雄 末黒野 201704  
秋うらら三十種類の野菜表 菊地光子 201711  
上野ではゴッホに会へる秋麗 須賀敏子 あを 201711  
色紙折るあどけなき手や秋うらら 岡崎春菜 万象 201712  
秋うらら夫とは違うもの食うて 松井季湖 201712  
秋うららヒールは外股に脱がれ つじあきこ 201712  
秋麗や船一艘と雲ひとつ 志藤章 末黒野 201712  
秋麗むかし校舎のレストラン 箕輪カオル 201712  
棟上げの幣串立ちぬ秋うらら 稗田寿明 201712  
秋麗やそぞろ歩きの似合ふ街 田中信行 201801  
下船するクルーの笑顔秋うらら 赤座典子 あを 201801  
襖絵の虎の退屈秋うらら 村田あを衣 京鹿子 201802  
玩具ごろごろばあばの寝床秋うらら 上原玲子 京鹿子 201802  
秋麗や詩人となりて湖畔道 中野大樹 末黒野 201803  
秋麗の裳裾を引いて津軽富士 磯貝尚孝 清閑 201804  
銀ぶらのブラジル珈琲秋うらら 及川照子 末黒野 201804  
秋うらら胸に描ける旅の地図 及川照子 末黒野 201804  
秋うらら数分おきに来る市電 青木朋子 201803  
木の実磨る縄文体験秋うらら 大山夏子 201811  
舌つたらずのままごとや秋麗 庄司久美子 201811  
ファクシミリは昭和の速さ秋うらら 辻美奈子 201811  
秋うららポニー無心に草食めり 塩尻きぬ 風土 201811  
秋麗今朝のコーヒーケニア産 七郎衛門吉保 あを 201811  
秋うらら波止に人の輪出来てゐし 永田万年青 六花 201812  
秋うらら陽の限りなく大橋に 谷口一献 六花 201812  
藍染めの秋麗といふ立ち姿 伊藤希眸 京鹿子 201812  
雲梯に秋麗の海引き寄せぬ 小野恵美子 馬醉木 201812  
一輪車の子の手ひらひら秋うらら 森清堯 末黒野 201812  
秋うららけふ私は印象派 水野恒彦 201812  
秋麗や絵師の机の小抽斗 辻水音 201812  
娶らせて緒に就くくらし秋麗 能村研三 201812  
ハシビロコウの貌おれの顔秋うらら 森岡正作 201812  
多言語の動物のこゑ秋うらら 稗田寿明 201812  
秋うらら散歩するしかなき我に 松村光典 やぶれ傘 201901  
迷ふたび富士振り返り秋うらら 中根美保 風土 201901  
薄紅の麩菓子突つ立つ秋うらら 中嶋陽子 風土 201901  
秋うらら鏡の中の老後かな 杉本薬王子 風土 201901  
宮参りの子は泣き通し秋うらら 時田義勝 やぶれ傘 201902  
秋うらら織布のやうに浮く鴎 瀬戸薫 風土 201902  
秋麗や薬抱へて退院す 小林朱夏 201902  
親の脚くぐるきりんや秋うらら 河原敬子 201902  
鈍行の十分停車秋うらら 田中とし江 201902  
手作りの篠競ふ児ら秋うらら 松橋輝子 末黒野 201902  
秋麗や宝物殿に時を得て 大橋晄 雨月 201903 天上寺
バス停に椅子ほしき日や秋麗 栗原京子 201904  
山々を地図と照らして秋うらら 永淵惠子 201904  
秋うらら地図を持たずに知らぬ町 小山よる やぶれ傘 201911  
秋うらら寝返りを打つホームレス 篠田大佳 あを 201912  
秋うらら池面に映る雲白く 濱野新 やぶれ傘 201912  
ふんばつて乳呑む子牛秋うらら 谷田明日香 風土 201912  
しんと鳴る水琴窟や秋うらら 小沢えみ子 201912  
汽笛一声停車場の秋うらら 大山夏子 201912  
秋うらら人につられて下るる駅 笹村ルル 202001  
秋うらら揺れてはしやぎてたらひ舟 土井ゆう子 風土 202001  
秋うらら根岸の茶屋の豆腐汁 今村千年 末黒野 202001  
草原に横たふ木道秋うらら 中島昌子 202001  
秋うらら帽子カラフル山ガール 森田節子 風土 202001  
出発の合図は幼秋うらら 滋野暁 末黒野 202002  
堰音の清しき里や秋うらら 加藤静江 末黒野 202002  
箱車で園児お散歩秋うらら 吉田幸恵 やぶれ傘 202002  
秋うらら旅に二人の晴女 五十嵐貴子 末黒野 202002  
父が手を貸す歩き初め秋うらら 西村白杼 京鹿子 202002  
秋うらら気球はさかさまの雫 松尾龍之介 202006 秋うらら→1

 

2020年9月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。