秋めく 3     25句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
秋めくや神の山へとバスの行く 竹中一花 202011
引き合うて共に秋めく蔓となる 甲州千草 202011
秋めくや隠沼渡る風の音 今村千年 末黒野 202012
秋めくや北上川の水青み 佐藤喬風 末黒野 202104
庭掃除済めば秋めく気配あり 稲畑汀子 ホトトギス 202109
甘いもの口に秋めく心かな 稲畑汀子 ホトトギス 202109
体調をととのへしより秋めきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 202109
明日の旅あきらめしより秋めきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 202109
体調のととのひしより秋めきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 202110
秋めけば魚の煮付の彌彦かな 山田六甲 六花 202110
母と子の呼びあふ声の秋めける 三木亨 202111
秋めくや俎板の音軽やかに 佐藤まさ子 春燈 202111
秋めくや新製品の「おーいお抹茶」 山口地翠 春燈 202112
薄暗き裏庭仄と秋めうが 東小薗美千代 末黒野 202112
秋めくや怠け癖なる吾に喝 前原マチ 末黒野 202112
秋めくや木綿のシャツの肌触り 森川享 末黒野 202112
秋めくや良医良薬頼みます 浜崎素粒子 ホトトギス 202201
秋めくや背鰭あらはに沼の主 林徹也 202206
秋めくや新製品の「おーいお抹茶」 山口地翠 春燈 202212
白日の雲の百様秋めきぬ 岡野里子 末黒野 202212
秋めくやまだきに暮るる茜空 岡野里子 末黒野 202212
秋めくや小上がりに置く小座布団 中野千代子 末黒野 202212
秋めくや池の小舟に鳥一羽 田中由紀子 末黒野 202212
秋めけり山下清展を出て 志方章子 六花 202212
潮の目の色の百態秋めける 本郷桂子 ホトトギス 202302
秋めく→1

 

2023年9月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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