秋彼岸 2     44句

さびしさは秋の彼岸のみづすまし   飯田龍太   読本・歳時記

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
天袋の中まだ昭和や秋彼岸 織田喜美子 春燈 201511  
秋彼岸墓道に立う土ぼこり 加藤みき 201511  
足萎えの妻が代参秋彼岸 秋葉雅治 201511  
寺の子の声のときをり秋彼岸 中島和子 やぶれ傘 201512  
ちちははの遺影若やぐ秋彼岸 青柳雅子 春燈 201512  
絶え絶えの読経に数珠繰る秋彼岸 赤岡茂子 春燈 201512  
ローマ字の祖父の日記や秋彼岸 柴田久子 風土 201512  
擂粉木のにぎりの艶や秋彼岸 鈴木庸子 風土 201512  
方寸の銀の舎利壺秋彼岸 柳橋繁子 201601 白鳳展
実家にはいつもの和菓子秋彼岸 秋千晴 201601  
早や誰か詣でし跡や秋彼岸 秋山信行 やぶれ傘 201602  
音立てて薬草かわく秋彼岸 戸栗末廣 201604  
子規の墓素通りしたる秋彼岸 稲畑廣太郎 ホトトギス 201609  
秋彼岸砂利を掻き寄せ草を抜く 中江月鈴子 201610  
墓石の温みは妻の温みの秋彼岸 中江月鈴子 201610  
何か違ふを求めての日々秋彼岸 中江月鈴子 201610  
特別の線香を焚く秋彼岸 山田六甲 六花 201611  
小屋一杯に妣の農具や秋彼岸 山内碧 201611  
父の墓にたれその香華秋彼岸 田中たつを 雨月 201612  
雨傘の手放せぬ日や秋彼岸 西岡啓子 春燈 201612  
あつあつの朝粥供へ秋彼岸 豊谷ゆき江 春燈 201612  
秋彼岸母の茶箱の蓋ひかる 廣瀬克子 春燈 201612  
朝からの精進揚や秋彼岸 佐藤信子 春燈 201612  
秋彼岸墓域の供花を渡る蜂 小川玉泉 末黒野 201612  
象の背に甘露の小雨秋彼岸 中島陽華 201701  
秋彼岸届かぬ文を待ちにけり 板坂良子 馬醉木 201701  
はじまりは受精卵から秋彼岸 伊藤希眸 京鹿子 201701  
亡き兄を肴にしたる秋彼岸 松村光典 やぶれ傘 201702  
傘さして次ぎ次ぎ寺へ秋彼岸 武藤節子 やぶれ傘 201702  
記念碑に先祖の名前秋彼岸 森美佐子 やぶれ傘 201702  
人ごとのやうな古稀くる秋彼岸 三井所美智子 201704  
子と約す墓参叶へり秋彼岸 落合由季女 雨月 201709  
風呂敷のはんなり解くる秋彼岸 森岡正作 201711  
一鍋の餡つややかに秋彼岸 鈴木まゆ 馬醉木 201712  
川風の潮の匂ひや秋彼岸 田中臥石 末黒野 201712  
干す傘のひとつとなれり秋彼岸 平野みち代 201712  
動くものみな影を曳き秋彼岸 林昭太郎 201712  
漣の空のありけり秋彼岸 植木戴子 201712  
師の墓に青空をこそ秋彼岸 南うみを 風土 201712 「偲ぶ会」を終えて
同胞と「故郷」歌ふ秋彼岸 小島昭夫 春燈 201801  
子規事典播くことも秋彼岸 千原叡子 ホトトギス 201803  
悌は永久に変らず秋彼岸 稲畑廣太郎 ホトトギス 201809  
秋彼岸秘仏公開されてをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201809  
秋彼岸太陽力抜き始め 稲畑廣太郎 ホトトギス 201809 秋彼岸 →1

 

2018年9月22日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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