秋日和 4     40句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
秋日和花見小路の絵画展 植木戴子 201911
秋日和雲押してゆく押してゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201911
青年は急ぎ足なり秋日和 篠田大佳 あを 201912
秋日和歩荷ゆっくり擦れ違ふ 須賀敏子 あを 201912
当て布の焼けるにほひや秋日和 篠田大佳 あを 201912
竜田社の神籤中吉秋日和 今泉忠芳 ある日の滴 201912
お薬師と結縁を持つ秋日和 藤原文代 雨月 201912
秋日和ラジオの音に腰を振る 林田麻裕 201912
祝賀御列祝ぐにこよなき秋日和 川村欽子 雨月 202001
銀ぶらを終ふるに惜しき秋日和 大島寛治 雨月 202001

華やかに活躍目立つ秋日和

 女子ゴルフ讃

鈴木としお 春燈 202001
玻璃越しの朱鷺と眼の会ひ秋日和 土井ゆう子 風土 202001
秋日和皇居広場に祈る幸 小池桃代 末黒野 202002
どこへ行く当てもあらずよ秋日和 志方章子 六花 202002
秋日和ヨチヨチ走る母のゐて 松村光典 やぶれ傘 202002
勝鬨に沸く騎馬戦や秋日和 石黒興平 末黒野 202002
コーラスの顔の華やぐ秋日和 乳原孝 船団 202003
アシカショー子らの喚声秋日和 河野昭彦 ホトトギス 202003
閼伽桶の正しく積まれ秋日和 松田明子 202005
競ふ事なくて歩の合ふ秋日和 北川孝子 京鹿子 202009
赤米の穂並染め上げ秋日和 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
満天の星へと繋ぐ秋日和 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
たかだかと上がる跳ね橋秋日和 宮岡弘 202011
雲あそぶ空はカンバス秋日和 長岡千波 202012
臍を出し転げ遊ぶ子秋日和 秋川泉 あを 202101
秋日和古刹の松の堂々と 浜田久美子 六花 202012
秋日和果物箱の秀の文字 新沢伸夫 202101
閉ぢ籠りうぢうぢしたる秋日和 永田万年青 六花 202101
譲られて座る笑顔や秋日和 池乗恵美子 末黒野 202102
夫のこと思へば苦し秋日和 志方章子 六花 202102
秋日和そろそろ先に進まねば 志方章子 六花 202102
和太鼓に体轟く秋日和 秋千晴 202102
歩く事日課としたき秋日和 山咲和雄 末黒野 202104
木陰ふかし生き物集ふ秋日和 長崎桂子 あを 202110
目を凝らす相撲番付秋日和 平田きみ 末黒野 202111
パンプスをおろした今日は秋日和 小山よる やぶれ傘 202111
アルパ弾く民族衣装秋日和 梅津まり子 末黒野 202112
ふつふつと湧く水の輪よ秋日和 伊藤照枝 202112
秋日和にぎはひ戻る中華街 玉川利江 末黒野 202201
園庭に跳ぶ子走る子秋日和 毛利直子 末黒野 202201
泥匂ふ池の手入れや秋日和 小林清子 末黒野 202201
秋日和五感全開満喫す 仁上博恵 202202
老犬の歩みに合はせ秋日和 宮崎浩美 末黒野 202203
店頭の虚子の写真も秋日和 安原葉 ホトトギス 202204
四阿の毛づくろふ猫秋日和 針谷忠郎 202210
針もたぬ母の晩年秋日和 井上和子 202212
久びさの野球観戦秋日和 谷安喜美子 末黒野 202212
濡れ縁に見知らぬ猫や秋日和 大坂正 末黒野 202301
蛇混柏を護る氏子や秋日和 片岡登志枝 末黒野 202301
自轉車と人の踏切秋日和 佐藤竹僊 あを 202301
土日さけ久に外出秋日和 橋本奨代 やぶれ傘 202302
秋日和平安神宮大鳥居 濱野 新 やぶれ傘 202302
十数手碁盤読み切る秋日和 広瀬 済 やぶれ傘 202302
秋日和 →1

 

2023年9月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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