雪まろげ    13句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
寺山も太宰も知らず雪まろげ 飯島士朗 銀化 199905
京童奇声をあげて雪まろげ 高木伸宜 船団 200007
憑代に目鼻は要らぬ雪丸げ 中原道夫 銀化 200203
雪まろげ知床五湖の一つみて 川野喜代子 雲の峰 200503
雪まろげ人間らしく生きなさい 山田六甲 六花 200602
尾の二つ恋の狐の雪まろげ 西村梛子 馬醉木 200612
子ら去りし広場に二つ雪丸げ 丸山勝利 遠嶺 200705
六甲の霧は絹色雪まろげ 山田六甲 六花 200802
白魚のやうな指もて雪まろげ 山田六甲 六花 200902
一頻り泣きし笑顔や雪丸げ 豊谷ゆき江 春燈 200904
くちびるの青くなるまで雪まろげ 高橋ひろ 万象 200908
寄り道をしながら太る雪まろげ 田丸千種 ホトトギス 201405
母の手に触れて又行く雪まろげ 田村初枝 春燈 201604

 

2023年1月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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