夕霧忌 (旧暦1月6日)    13句

夕霧忌昔はもののやさしかり   後藤比奈夫

作品
作者
掲載誌
掲載年月
嵯峨本を書肆に見つけぬ夕霧忌 麻生當子 199907
老僧へ一差舞うて夕霧忌 小林玲子 ぐろっけ 200103
太夫の目何も見てゐず夕霧忌 小林玲子 ぐろっけ 200103
冬晴を籠りてをりぬ夕霧忌 中川晴美 雲の峰 200503
夕霧忌投込寺に靄流れ 小石珠子 春潮 200602
鎌倉の沖より昏れて夕霧忌 外川玲子 風土 200701
はらはらとちらちらと散る夕霧忌 佐藤恭子 あを 200706
少年の冬の輪郭夕霧忌 藤本る衣 炎環 200904
もらひたる朱の耳掻や夕霧忌 折橋綾子 200904
堰越る水の音する夕霧忌 岡村一郎 200908
ずれゐたる版木の当り夕霧忌 山田六甲 六花 201205
紅餅の御前汁粉や夕霧忌 井口光石 風土 201504
仲直りしてうらうらと夕霧忌 鳥居美智子 ろんど 201505

 

2021年2月14日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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