柚餅子    14句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
木偶の首柚餅子干されてをりにける 延広禎一 200004
柚餅子食ぶ大事ひとまづ脇へ置き 高村梢子 火星 200012
うれしさの返事に届く柚餅子かな 豊岡清子 遠嶺 200101
濡れ縁の上の柚餅子の乾きをり 糸川白水郎 築港 200211
手土産の柚餅子を厚く切りにけり 畠田律子 対岸 200402
寒明ける軒の柚餅子のちぢまりて 土川照恵 栴檀 200405
柚餅子吊る深き軒端の西風に 勝野薫 ぐろっけ 200804
みちのくの土産に柚餅子もらひけり 齋藤朋子 やぶれ傘 201002
幸せや柚餅子三秒あたためて 鳥居美智子 ろんど 201502
朝市の仕舞ひながらに売る柚餅子 根橋宏次 やぶれ傘 201701
歌碑一つ柚餅子の里の無名志士 丸井巴水 京鹿子 201801
円ら瞳の「天気になあれ」吊柚餅子 安藤しおん 201901
柚餅子など朝市のものざつと見て 根橋宏次 やぶれ傘 201901
輪島朝市母へ土産の丸柚餅子 岡田桃子 202003

 

2022年10月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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