夜半の冬     13句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
夜半の冬さすらひの如微震過ぐ 渡邉友七 あを 200104
伎芸天いかに御座さむ夜半の冬 武井良平 ホトトギス 200204
ふと気付く脈の乱れや夜半の冬 武井良平 ホトトギス 200204
決め難き一句に執す夜半の冬 武司琴子 ぐろっけ 200303
ひとり酒風のはげしき夜半の冬 中元英雄 河鹿 200503
折鶴の羽根の鋭角夜半の冬 松本三千夫 末黒野 201003
雨音の白くなりゆく夜半の冬 菊谷潔 六花 201305
夜半の冬家のどこやら電子音 田岡千章 201404
魂宿す木偶の女童夜半の冬 斉藤マキ子 末黒野 201603
束の間のひとりの時間夜半の冬 西岡啓子 春燈 201604
落款へ込むる力や夜半の冬 尾崎千代一 末黒野 201904
夫逝きて十一年や夜半の冬 今井千鶴子 ホトトギス 202103
わが生のひととき惜しみ夜半の冬 今井千鶴子 ホトトギス 202103
都大路を寂聴のゆく夜半の冬 眞田忠雄 やぶれ傘 202206

 

2023年11月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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