われから 12句 海人の刈る藻に住む蟲のわれからと音をこそ泣かめ世をば恨みじ 典侍藤原直子朝臣 |
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
われからや開けてはならぬ玉手箱 | 岡井省二 | 槐 | 199811 |
われからの大きな波の近くあり | 中井和子 | 槐 | 200001 |
われからや一部屋空きしかもめ荘 | 新井裕 | 六花 | 200501 |
われからの声きく手術前夜かな | 諸戸せつ子 | 春燈 | 200511 |
われから鳴く天にかたむく柄杓星 | 服部早苗 | 空 | 200602 |
われからや余呉の湖辺のそぞろ雨 | 久保久子 | 春燈 | 200612 |
文学の端くれに居てわれから聞く | 松崎鉄之介 | 濱 | 200612 |
われからや大輪の菊並びあり | 中島陽華 | 槐 | 200802 |
われからや胸に迫り来アラブの音 | 卯木堯子 | 春燈 | 201001 |
われからやその後幾度も失語症 | 井上信子 | 鴫 | 201112 |
正体を見られわれから粉粉に | 柳川晋 | 槐 | 201112 |
われからやその後幾度も失語症 | 井上信子 | 鴫 | 201112 |
2023年10月16日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
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