33句

天にあるやささらの小野に茅草刈り草刈りばかに鶉を立つも   万葉集

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
鶉野にかかはりゐたる遍路かな 岡井省二 199910  
かさとゐて容ちの鶉櫟山 岡井省二 200106  
高枝に鳴き続けるよ片鶉 小野タマ枝 酸漿 200201  
法螺貝や巻向山の駈鶉 中島陽華 200212  
人は灯に鶉は森へ帰りゆく 林加寸美 ホトトギス 200302  
渦越えて壇ノ浦より群鶉 林加寸美 ホトトギス 200302  
驚きて飛び立つさまの鶉なる 高瀬寛二 ホトトギス 200302  
声よりも小さき鶉でありにけり 木下和代 ホトトギス 200302  
羽づくろひしてまん丸の鶉かな 木下和代 ホトトギス 200302  
鶉鳴き峡の静寂を破りたる 神前あや子 ホトトギス 200302  
裏英彦の六戸の村や鶉啼く 林加寸美 ホトトギス 200302  
猫の視野鶉真中にゐたりけり 勝村博 ホトトギス 200302  
鶉来る大地に天の豊かなる 小川修平 ホトトギス 200302  
脱走の鶉の話題伝はり来 勝村博 ホトトギス 200302  
諍へる鶉間仕切りすることに 勝村博 ホトトギス 200302  
鶉鳴き瞑想の糸途切れたる 神前あや子 ホトトギス 200302  
鶉野となりて豊かな森となる 小川修平 ホトトギス 200302  
杜にきて神の使ひとなる鶉 中井かず子 ホトトギス 200302  
鶉鳴く旧き町並ゆく杜に 中井かず子 ホトトギス 200302  
一と串の鶉峠の茶店かな 小川修平 ホトトギス 200302  
風ゆらす杜の日の斑にのる鶉 中井かず子 ホトトギス 200302  
大空を知らず鶉の走りけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200309  
鶉頬張りし喪服の女かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200309  
ころころと鶉の逃げてゆきにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200309  
芝公園ビストロ鶉オードブル 稲畑廣太郎 ホトトギス 200310  
秋初風鶉餅盛る半月盆 林香燿子 200410  
さまざまの技法で描く諸鶉 林日圓 京鹿子 200509  
一睡の夢より覚めて鶉籠 水野恒彦 200912  
子規庵の一羽の鶉見て帰る 吉村さよ子 春燈 201111  
鶉鳴く里穏和なり神の域 宮崎左智子 201112  
坐して見る籠の鶉と絵の鶉 落合絹代 雨月 201112  
松明の草に伏せある鶉籠 山田六甲 六花 201302  
原型をとどめぬ鶉稲荷山 近藤紀子 201702  

 

2017年11月3日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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