漆紅葉     12句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
触れるなと漆紅葉の注意札 北村香朗 京鹿子 199903
漆紅葉炎え尽きてゐる下り坂 荻野千枝 京鹿子 200303
女人高野へここらとばくち漆紅葉 山元志津香 八千草 200305
肝臓も漆紅葉もよく濡れて 八田木枯 夜さり 200409
紅葉散る漆を塗りし回廊に 前阪洋子 雲の峰 200502
漆紅葉茂る湖畔に日を得たり 三戸和子 四葩 200512
先駆けて漆紅葉のあかるかり 荻原麗子 酸漿 200601
谺生むかの山漆紅葉せり 安田青葉 対岸 200601
暁の押し出す漆紅葉かな 中田みなみ 200612
負けん気の漆紅葉の赫さかな 西口万佐子 200801
まつさきに漆紅葉の峠かな 滝沢伊代次 万象 201110
碧潭へ傾るる漆紅葉かな 佐俣まさを 春燈 201712

 

2021年11月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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