鶯 菜       13句

摘そへよ膳のむかひの鶯菜   白雄

作品
作者
掲載誌
掲載年月
おもしろく摘んでしまひぬ鶯菜 甲州千草 199907
洗はれて鳴き出しさうな鶯菜 鷹羽狩行 200304
うぐひす菜一と畝育て尼の寺 中島寿美 万象 200407
水門の開かれ嫁菜鶯菜 浜口高子 火星 200408
朝市の緑をさはに鶯菜 片山由美子 200503
うぐひす菜太き白根を揃へけり 神谷孝子 対岸 200605
死ぬるまで刃物を使ふうぐひす菜 笠井敦子 200806
鶯菜朝の汁にと畑より 滝沢伊代次 万象 200903
鶯菜ざつくと日暮はじまりぬ 中山皓雪 200907
脳活性に辛子きかせし鶯菜 松田とよ子 201105
うぐひす菜免疫論のかまびすし 笠井敦子 201205
青丹よし奈良に摘みゐて鶯菜 北崎展江 くりから 201209
水切つてみどり濃くなる鶯菜 渡辺輝子 201605

 

2021年3月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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