ちゃんこ鍋     15句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
ぶつ切りの鱈山盛りにちやんこ炊く 升本行洋 春耕 199903
法名を得て息災のちゃんこ鍋 塩路隆子 200104
冬立てりちやんこ料理の盛塩に 井口光石 風土 200202
気立て良き嫁来る噂ちゃんこ鍋 白髭美佐子 200303
女にも長き友情ちゃんこ鍋 山中宏子 200404
琴欧州来てなやらひとちゃんこ鍋 服部菰舟 雨月 200704
聞き役の頷くばかりちゃんこ鍋 高根照子 200803
駅降りてすぐにちやんこ屋朝曇 丸山照子 火星 201010
相撲甚句を流すちゃんこ屋燗の酒 森下康子 201102
ちやんこ鍋囲む力士の愛でたさよ 鈴木良戈 201401
ちやんこ屋にうを煮るにほひ石蕗の花 岡本敬子 万象 201702
ちゃんこ鍋あるじ来し方訥々と 川上恵子 雨月 201802
冬将軍何する者ぞちやんこ鍋 中島陽華 202003
割箸の六膳の密ちゃんこ鍋 大日向幸江 あを 202012
似たやうな顔となりゆくちゃんこ鍋 高倉和子 202208

 

2023年12月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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