月日貝    16句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
月日貝風は梵字をなしにけり 小形さとる 199907
月日貝しばらく行ってこけにけり 男波弘志 200204
月日貝でこぼこにしてつややかに 高橋将夫 200306
月日貝土佐は南に海展け 雨村敏子 200605
潮鳴りの夢追ふてゐる月日貝 寺田すず江 200605
遠ざかる物売りが桶月日貝 中島陽華 200606
月日貝日髪の中にをりにけり 本多俊子 200805
月日貝直(ただ)に向き合ふ夫とゐて 中野京子 200806
往きしこと夢かとおもふ月日貝 服部早苗 200906
夕月の色をかかげて月日貝 片山由美子 201003
ナースらに受けよき患者月日貝 北川英子 201007
能面は見送るばかり月日貝 中野京子 201105
賜はりし情け忘れず月日貝 コ田千鶴子 馬醉木 201604
島いくつ誰が名付けしか月日貝 高橋道子 201607
流れゆく雲に憧る月日貝 寺田すず江 201805
刀自の声したしたとあり月日貝 中島陽華 202007

 

2024年2月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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