海桐の花      68句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
熊野水軍船出せし浜海桐咲き 水原春郎 馬醉木 199806  
海鳴をレクイエムとし花海桐 水原春郎 馬醉木 199907  
記念館潮の香満ちて花とべら 稲畑廣太郎 ホトトギス 199907  
四十年住みて異郷か花海桐 山田暢子 風土 199909  
いい齢をしての色恋花とべら 小川匠太郎 200006  
花海桐島の祖霊の玉石垣 松崎鉄之介 200006  
紺碧の海へ競り出し海桐咲く 清水伊代乃 酸漿 200008  
霧ごめにひびく波音花海桐 鈴木夢亭 春耕 200009  
海桐ちるお七の木偶のみだれ髪 長谷川翠 馬醉木 200009  
花とべら観客邪魔の絵筆置く 朝倉富次 酸漿 200010  
匂ひたつとべらの花に引き返す 赤座典子 あを 200106  
花とべら夕日染み入る海士の墓 木下節子 俳句通信 200108 四国八十八番札所
潮風に髪のふくらみ花海桐 押切安代 200109  
とべら咲く岬のさきの休暇村 岬雪夫 200109  
花海桐ヨットの海へ続きたる 城尾たか子 火星 200110  
花とべら艀で通ふ造船所 大橋克巳 雲の峯 200207  
海桐咲き磯へなだるる呼鳥門 金山藤之助 200208  
龜石が加茂川泳ぐ花海桐 三村禮子 酸漿 200208  
外国船去りゆく浜の海桐の香 岸はじめ ぐろっけ 200208  
くつきりと崖の地層や花とべら 太田寛郎 200210  
差す潮の砂に消えたる花とべら 荒井千佐代 200307  
海桐咲く水軍の島風強し 岩下芳子 200406  
とべら咲く島に海食洞いくつ 渡部志津子 200512  
伽羅を割る工房芳し花とべら 林日圓 京鹿子 200608  
北斎の龍虎の前ぞはな海桐 瀬川公馨 200709  
花とべら魚の容の風見鶏 小宮山勇 遠嶺 200711  
海風の息のあはひや海桐の香 藤原たかを 馬醉木 200808  
海桐咲き空晴れやかに白秋碑 浅野恵美子 酸漿 200808  
灯台の下(もと)の明るさ花とべら 鷹羽狩行 200808 銚子
雨に咲き雨にこぼるる花とべら 原秀三 春燈 200810  
海桐咲く海への道の一直線 島田和子 風土 200908  
空港島の小さき入江を海桐咲く 西村操 雨月 200910  
名を知らぬ鳥の運びし海桐咲く 勝野薫 ぐろっけ 201009  
海桐爆ず嗤ふごと又哭くがごと 林翔 ぐろっけ 201009  
海桐花咲く海辺に釣果競ひあふ 片野光子 ぐろっけ 201009  
集落は海へと開け花海桐 細野恵久 ぐろっけ 201009  
花海桐人より多き島の墓 平賀扶人 馬醉木 201011  
潮騒の中に咲きたる海桐かな 松本文一郎 六花 201012  
埋立の都心いづこも花とべら 大坪景章 万象 201108  
花海桐暮れて潮の香濃くなりぬ 織田みさゑ 万象 201109  
潮風に吹かるる砂丘とべら咲く 池谷鹿次 末黒野 201110  
花海桐小さき漁船の力走す 鈴木良戈 201110  
置土産狭庭に一本花海桐 松本秀子 201208  
海桐咲く奥に捨て猫丸まりて 福島松子 ぐろっけ 201209  
鳶の輪のこゑをこぼさず花海桐 松本三千夫 末黒野 201310  
眺め良き場所は断崖花とべら 栗原京子 201405  
潮寂びを極むる寺や花海桐 鈴木照子 201408  
海桐花咲く記憶の底に海難史 小河原清江 201409  
花海桐沖の白帆の遠ざかる 前川美智子 末黒野 201409  
灯台へつづく急坂海桐散る 滝澤圭子 雨月 201409  
タンカーの明るさ匂ふ花海桐 伊藤紀子 ろんど 201411  
島抜けの磯浜残り海桐花の香 益本三知子 馬醉木 201506  
肺にまで届く海桐の香りかな 田中佐知子 風土 201508  
花とべら波の騒ぎは沖にのみ 佐津のぼる 六花 201509  
風ここに変はる岬の花海桐 平野みち代 201509  
糠雨の日暮れに白し花とべら 國保八江 やぶれ傘 201510  
水軍の島でありけり海桐咲く 岩下芳子 201607  
僧院の鉄柵続き花海桐 赤座典子 あを 201608  
花海桐風に細れる万葉碑 今瀬一博 201609  
無聊なる昼の灯台花海桐 松本三千夫 末黒野 201609  
潮騒やとべらの花の白極め 加藤静江 末黒野 201609  
花海桐両肩に振る禊ぎ砂 西住三恵子 201610  
若竹にたとへられたる頃もありし 今井千鶴子 ホトトギス 201611  
幾そたび満月見むとベランダに 堀田清江 雨月 201611  
海桐咲く崖の半ばに水走る 鈴木良戈 201710  
海桐花咲く空港島の舟着き場 西村操 雨月 201710  
海桐咲く崖の半ばに水走る 鈴木良戈 201710  
海桐花咲く空港島の舟着き場 西村操 雨月 201710  

 

2018年7月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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