天狗茸     15句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
天狗茸園の南の展望台 松崎鉄之介 200011
白樺の囲む牧にも天狗茸 澤田緑生 馬醉木 200012
木洩日に照らし出されて天狗茸 伊藤宇太子 200201
天狗茸踏みしだかれし古墳道 堀田政弘 200310
創世の森に日矢さす天狗茸 石本百合子 馬醉木 200412
湖見ゆる山にをりける天狗茸 竹内悦子 200502
熊野権現紅天狗茸のあり 石脇みはる 200602
天狗茸見つかりさうな鞍馬山 高橋将夫 201011
奥の院へ坂登りつぐ天狗茸 松井倫子 火星 201012
天狗茸森の小人を誑かす 中村ふく子 201112
奥多摩に出没したる天狗茸 服部早苅 201401
村びとの行つたり来たり紅天狗茸べにてんぐ 瀬川公馨 201502
月夜茸紅天狗茸西鶴忌 雨村敏子 201801
くれなゐに寂しさ隠す天狗茸 近藤喜子 201812
天狗茸奥の祠はえんま堂 有賀昌子 やぶれ傘 202002

 

2022年10月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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