竹 馬     124句

竹馬で来ても墓みち気味悪く    波多野爽波

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
竹馬にやつと乗りたりつまらなき 浜口高子 火星 199903  
竹馬で勤めの父を迎へたり 皆川盤水 春耕 199903  
竹馬に蜜柑箱より乗りにけり 大木あきら 春耕 199903  
竹馬やあててみな一人一人の名 北岡草雨 海程 199905  
竹馬の今日の高さを誇りけり 金國久子 青葉潮 199907  
竹馬を教へる爺もつんのめる 岡部三和江 ぐろっけ 199907  
竹馬や村の外れの疣地蔵 朝妻力 俳句通信 200001  
竹馬や星空に首突込みて 彌榮浩樹 銀化 200002  
影長く曳き竹馬の家路かな 小川匠太郎 200002  
竹馬で競ひ通りの駄菓子屋へ 高村信子 春耕 200002  
竹馬を高くしたがる次男かな 藤丹青 円虹 200004  
竹馬の高さを誇りゐてまろぶ 二村蘭秋 雨月 200004  
竹馬の勘よみがへる老の足 二村蘭秋 雨月 200004  
竹馬や母の無器用子の器用 吉田有輝子 ホトトギス 200005  
足元の昏れて竹馬乗りこなす 吉田有輝子 ホトトギス 200005  
竹馬の空反り返り反りかへり 佐土井智津子 ホトトギス 200005  
竹馬の二三歩ほどや夕茜 佐土井智津子 ホトトギス 200005  
竹馬や友の大きく見えたる日 佐土井智津子 ホトトギス 200005  
膝の藁払ひ竹馬ためさんと 千原叡子 ホトトギス 200005  
竹馬に視野大人びてゐる間 千原叡子 ホトトギス 200005  
竹馬の子の父の手に頼りきり 深野まり子 ホトトギス 200005  
竹馬や母の瞳に励まされ 深野まり子 ホトトギス 200005  
竹馬の笑顔が父母に駆けて来し 深野まり子 ホトトギス 200005  
竹馬に大人の視野の展けゐし 村松五灰子 ホトトギス 200005  
竹馬の一歩は未来への一歩 村松五灰子 ホトトギス 200005  
竹馬に自信今でも乗れるはず 村松五灰子 ホトトギス 200005  
竹馬の一歩一歩が空を突く 肥塚英子 ホトトギス 200005  
竹馬の名手が路地を制しをり 肥塚英子 ホトトギス 200005  
竹馬は餓鬼大将もかなはぬ子 肥塚英子 ホトトギス 200005  
竹馬の子に案内され庵を訪ふ 小野草葉子 ホトトギス 200005  
竹馬に乗りて仲良しこよしかな 副島いみ子 ホトトギス 200005  
竹馬の調子揃ひて連れだちて 副島いみ子 ホトトギス 200005  
竹馬の子等に流るゝ雲白し 副島いみ子 ホトトギス 200005  
竹馬や人の視線に躓きぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200101  
乗るときの一歩竹馬なりしかな 稲畑汀子 ホトトギス 200101  
松納めすぐ竹馬となりにけり 松崎鉄之介 200101  
竹馬で銭湯へ行く炭鉱やまの子ら 皆川盤水 春耕 200101  
竹馬や星空に首突込みて 彌榮浩樹 銀化 200101  
竹馬の近づいて来る別の貌 大場佳子 銀化 200102  
竹馬の駆けくらべして姉弟 八幡酔鵬 200104  
竹馬に使ふ竹干し家長たり 折原あきの 船団 200107  
子につられ母の竹馬柿若葉 木原清彦 百鳥 200108  
竹馬に使ふ竹干し家長たり 折原あきの 船団 200108  
町古りて竹馬通ることもなし 堀内一郎 あを 200202  
竹馬の行きたき方にしか行けぬ 暮岸江 銀化 200202  
竹馬の子等は日時計庭移る 林敬子 酸漿 200203  
竹馬を姉に習ひしことかくす 池谷市江 200204  
竹馬の猿に野生の目がありぬ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200205  
竹馬の二メートルてふ猿の芸 稲畑廣太郎 ホトトギス 200212  
竹馬の猿に野生の目がありぬ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200212  
竹馬の二歩目なんとも踏み出せず 戸栗末廣 火星 200303  
竹馬の道へ出て行く竹の音 山戸暁子 円虹 200304  
竹馬を二十世紀の墓標とす 波多洋子 銀化 200304  
竹馬が歩く幼子歩くかに 熊澤喜子 築港 200304  
竹馬を立てかけてあり授業中 今井妙子 雨月 200304  
独り言竹馬の子に見下ろされ 長谷川守可 百鳥 200304  
ボランティア竹馬作り指導せり 泰江安仁 百鳥 200304  
蹄あるごと竹馬の通り過ぐ 永井雪狼 200305  
シューマンの「竹馬」を弾く陽ざしかな 金澤明子 火星 200402  
独り言竹馬の子に見下ろされ 長谷川守可 百鳥 200402  
竹馬の子が白鳥を見てをりぬ 大串章 百鳥 200404  
花の下猿が竹馬乗りまはす 増田幸子 万象 200408  
竹馬の幼き子らをしたがへる 滝沢伊代次 万象 200501  
竹馬の見下ろしゆける授乳かな 山尾玉藻 火星 200502  
竹馬の細き面を上げにけり 小田玲子 百鳥 200502  
竹馬の真つ正面のほかは見ず 岡田真利子 200502  
雪烟あげて竹馬倒れけり 工藤義夫 馬醉木 200503  
唆され借りる竹馬映画村 寺岡ひろし 雨月 200503  
侮りし竹馬一歩踏み出せず 寺岡ひろし 雨月 200503  
竹馬や大将の訃の早過ぎて 長谷川通子 雲の峰 200503  
竹馬の青新しき風となり 福山悦子 200504  
竹馬やいろはにほへとちりぢりに 久保田万太郎 春燈 200603  
ゆつくりと鶴の竹馬歩きかな 斎藤くめお 対岸 200603  
竹馬の竹青あをと匂ひけり 浜崎芙美子 対岸 200603  
垣越に竹馬の子の諍へる 佐々木新 春燈 200604  
竹馬や牛に背中を押されたる 渡邊春生 百鳥 200604  
立て掛けし竹馬あまた休校日 広瀬公子 百鳥 200605  
竹馬やいろはにほへとちりぢりに 久保田万太郎 春燈 200608  
竹馬や乗りしともがら誰もあらず 藤井昌治 200702  
竹馬の影曳く学級閉鎖の子 山尾玉藻 火星 200703  
竹馬でお使ひがすき男の子 浮田胤子 ぐろっけ 200705  
下野の竹馬の友と語る盆 佐藤健伍 200710  
竹馬に乗れて三歩や父の胸 薮脇晴美 馬醉木 200804  
竹馬が苦手で嘘も苦手なり 高田令子 200804  
乗りこなすまで竹馬を手放さず 飯田酔亥 200805  
竹馬や空の青さを連れてをり 佐土井智津子 ホトトギス 200806  
竹馬の影が上手に乗つてをり 佐土井智津子 ホトトギス 200806  
竹馬や肩の高さに富士の山 佐土井智津子 ホトトギス 200806  
板塀を竹馬の背のはなれたる 辻直美 200902  
青竹が竹馬となり歩きけり 松本圭司 200903  
竹馬の丈に小旅の思ひあり 岡本高明 船団 200903  
竹馬に蹤いてあるけば日の暮れし 城孝子 火星 200904  
竹馬の並足吾を抜き去りぬ 阪本哲弘 201002  
竹馬を作れる日向すぐに失せ 山尾玉藻 火星 201002  
竹馬の少年空へ駆け出せり 岸上二條 201004  
竹馬を投げ出して地に何か書く 守屋井蛙 酸漿 201004  
手作りの竹馬弾む希望の歩 安藤しおん 201103  
竹馬のちんばに乗つてみせにけり 西山美枝子 酸漿 201104  
手作りの竹馬弾む希望の歩 安藤しおん 201103  
竹馬のちんばに乗つてみせにけり 西山美枝子 酸漿 201104  
竹馬の友夢に入りきぬ白絣 田中藤穂 七座 201106  
竹馬の一歩真青き風匂ふ 工藤義夫 馬醉木 201201  
竹馬やいつか宇宙へ行く思ひ 柳川晋 201202  
竹馬の子に聞かせ吾が武勇伝 塩路隆子 201203  
竹馬や子供はゲームばかりして 郡山真帆 かさね 201203  
夕晴の竹馬鳴らし来たりけり 城孝子 火星 201204  
竹馬の名手でちよつとせつかちで 辻美奈子 201302  
冬夜景竹馬の友と観覧車 ナ伊吹之博 京鹿子 201303  
竹馬に太平洋のひろがれり 戸栗末廣 201303  
竹馬の少年囃す姉妹 原久栄 末黒野 201304  
竹馬の石畳へとあがりけり 大崎紀夫 やぶれ傘 201403  
竹馬の影白壁を発ちしまゝ 原友子 201404  
竹馬の一歩目壁が背中押す 久染康子 201405  
竹馬に乗りて昭和を闊歩せり 工藤義夫 馬醉木 201501  
竹馬に乗りて父より高くなる 秋千晴 201504  
竹馬の一歩大きく近寄り来 阪西敦子 ホトトギス 201505  
竹馬や夕日の色の子をのせて 阪西敦子 ホトトギス 201505  
竹馬の風に凭れてゐたりけ 阪西敦子 ホトトギス 201505  
竹馬の地球を半歩はみ出せり 荒木甫 201505  
竹馬の一メートルといふ俯瞰 稲畑廣太郎 ホトトギス 201601  
竹馬の列につきゆく三輪車 稲畑廣太郎 ホトトギス 201601  
竹馬を下りて子供の顔となる 松田泰子 末黒野 201603  
竹馬の兄に負けじと駈けし日も 廣瀬克子 春燈 201604  
竹馬を覚えてをりぬ腕と足 大霜朔朗 末黒野 201605  
竹馬や日月遠き昼の月 木村傘休 春燈 201804  
竹馬や父母の恩重かりき 深川敏子 春燈 201804  
彼岸詣済ませ竹馬の友と会ふ 永島雅子 春燈 201807  
浜木綿や竹馬の友の土佐訛 竹中一花 201809  
竹馬で駆寄る猿に孫怯ゆ 赤座典子 あを 201812  
未知の世界へ竹馬で第一歩 高橋将夫 201904  
竹馬一対腰紐に括られて 辻水音 201904  

2019年11月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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