煤 籠    11句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
煤籠してをらるると思ひたし 稲畑汀子 ホトトギス 200112
窓拭けばありあり母の煤籠 細野恵久 ぐろっけ 200412
煤籠ひねもす猫と戯るる 上藤八重子 酸漿 200603
煤籠る夫に地球儀ありにけり 山尾玉藻 火星 200702
煤籠漫画を開く爺と孫 滝沢伊代次 万象 200912
追込みの稿にかまけて煤籠り 田中貞雄 ろんど 201003
老老へ子の気配りや煤籠 大松一枝 201103
乳飲み子を胸に眠らす煤籠 湯村栞 201303
老僧はひたすら読経煤籠 秋千晴 201404
抽出しに六文銭や煤籠 中貞子 201703
捨て難き本読み返す煤籠 塙誠一郎 家系図 202211

 

2022年12月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。