砂日傘・浜日傘・ビーチパラソル   54句

砂日傘影に色彩ありにけり    斉藤よしひさ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
水平線高々とある砂日傘 山田弘子 春節 199503  
砂日傘大きく太陽小さくあり 粟津松彩子 円虹 199909  
砂に寝て天ヶ下なり砂日傘 平橋昌子 199910  
砂日傘太陽ひとつづつ捕らふ 長谷川千枝子 199910  
砂日傘街道に立て氷菓売る 永野秀峰 ぐろっけ 200010  
男の手借りる羽目なる浜日傘 鳴海清美 六花 200010  
砂日傘の中で日傘をさしてをる 小林あつ子 火星 200011  
自己負担の影を作りぬ砂日傘 山野みどり 銀化 200109  
砂日傘開き直ちにバーベキュー 古田考鵬 雨月 200110  
浜日傘逃げも隠れもせぬところ 河口仁志 200110  
空つぽの乳母車守る砂日傘 小島和子 百鳥 200111  
母つひにビーチパラソルより出でず 中本憲巳 200111  
沖を見て男ひとりの砂日傘 杉山瑞恵 雨月 200112  
砂日傘この世小さく区切りけり 坂本京子 200201  
鴎にパンさらはれにけり砂日傘 丸山照子 火星 200209  
浜日傘砂さらさらとさらさらと 佐藤よしい 風土 200209  
砂日傘その原色も影も濃し 岡田貞峰 馬醉木 200211  
鳴き砂の浜に展がる砂日傘 進峰月 円虹 200211  
一本は読書の秋の砂日傘 西山美枝子 酸漿 200211  
夕日落ちビーチパラソルきりと巻く 江頭文子 雨月 200306  
浜日傘男の脚のはみだして 里見輝子 築港 200307  
砂日傘女の肌は真盛り 篠田純子 あを 200308  
浜日傘真昼しづけき子の寝顔 水原春郎 馬醉木 200309  
台風の裾曳く風に砂日傘 白岩三郎 馬醉木 200310  
浜日傘大公望の具ともなり 山下圭三郎 築港 200409  
砂日傘よりはみ出して大家族 入江和子 ぐろっけ 200410  
砂日傘波にはじける児らの声 村上和子 ぐろっけ 200510  
砂日傘携帯電話鳴りっぱなし 石垣幸子 雨月 200510  
キンカンの広告塔や砂日傘 中根美保 風土 200510  
臍出しと茶髪に馴れし砂日傘 林美智 ぐろっけ 200511  
青松のなき白砂の浜日傘 藤井圀彦 200609  
君と僕だけの世界や砂日傘 稲畑廣太郎 ホトトギス 200707  
浜日傘風知るためのイヤリング 木山杏理 京鹿子 200801  
生者たる笑ひこぼるる砂日傘 峯桜子 遠嶺 200806  
能登の海大きく展げ砂日傘 井口淳子 200811  
場違ひな身を覆ひたる砂日傘 辻直美 200909  
ビーチパラソル真上に飛行ルートあり 鈴木伸一 200909  
ミロの赤クレーの黄色砂日傘 山本浪子 風土 200910  
砂日傘いつの間に子は中年に 笠井敦子 201010  
浜日傘開くや去年の砂散れり 小野千枝子 万象 201010  
浜日傘大きな影に母ひとり 卯辰美苗 万象 201011  
砂日傘の中にて読書波の音 中川すみ子 201110  
砂日傘犬にまかせる荷物番 中田寿子 ぐろっけ 201110  
砂日傘マレーネ、ディトリッヒの脚 竹内弘子 あを 201306  
砂日傘夜の温度を保ちけり 常田創 201307  
浜日傘をんなくづれて砂になる 山崎青史 ろんど 201309  
不揃いの三角むすび砂日傘 遠藤俊子 ぐろっけ 201311  
吾が動いて砂日傘動かざる 高橋将夫 201408  
真つ直ぐに立つるつもりの砂日傘 近藤牧男 春燈 201409  
砂日傘もう夕日しかゐ.ぬ浜に 熊川暁子 201411  
浜日傘並ぶ賑はひガラス越し 森理和 あを 201510  
浜日傘錆びし錨と女神像 植木やす子 201701  
波音は若き日のまま砂日傘 上柿照代 馬醉木 201709  
風抜くるビーチパラソル児の熟寝 橋場美篶 末黒野 201711  

 

2019年7月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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