鹿 垣      39句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
通し稲架の隠岐に鹿垣見ざるなり 松崎鉄之介 199811  
鉄穴流し探ぐるひと群れ鹿垣越ゆ 松崎鉄之介 199811  
鹿垣の外にさるとり茨の実 神蔵器 風土 200001  
鹿垣の中に婆みて畝起す 工藤ミネ子 風土 200001  
鹿垣に獣皮の乾く奥秩父 山本雅子 馬醉木 200003  
東司にも鹿垣のあり神の島 重松早由未 200102  
鹿垣の曲れるところあたらしき 城孝子 火星 200102  
鹿垣の蔓巻き付けし蝶番 松本恭昂 火星 200202  
鹿垣に山の旭の強きかな 中山世一 百鳥 200202  
鹿垣のかたぶくところ寒明くる 奥澤和子 200206  
鹿垣を組みて八十路を生き抜くと 望月末夫 百鳥 200211  
鹿垣の水に触れゐるところあり 城孝子 火星 200212  
鹿垣のブリキの照のてらてらと 須佐薫子 帆船 200309  
鹿垣の風にばたつく錆びトタン 朝妻力 雲の峰 200312  
佐保姫に鹿垣の戸開いてをり 城孝子 火星 200405  
古びたる鹿垣に透ける鹿の子かな 吉田島江 火星 200409  
鹿垣へボタン信号押しにけり 杉浦典子 火星 200412  
呪ひのやうな鹿垣月の畑 田中清之 百鳥 200501  
鹿垣を引き返しくる男女かな 青山丈 200503  
鹿垣の縄あたらしく年つまる 岡和絵 火星 200602  
鹿垣の鹿ヶ瀬峠日の陰る 黒田咲子 200612  
鹿垣のトタン鳴る夜も嬰太り 大槻光枝 京鹿子 200701  
ブリキなる鹿垣に日の乱反射 山中宏子 200702  
行者道塞ぐ鹿垣跨ぎけり 倉永弘子 200704  
鹿垣を残す博多の能古島(のこのしま) 佐々木新 春燈 200801  
鹿垣の潮さぶ崖に尽きゐたり 浜口高子 火星 200912  
鹿垣に沿ふ水音の晴れわたり 蘭定かず子 火星 201012  
鹿垣を二重に三重に寺の畑 長島操 万象 201202  
鹿垣の内に人住み開拓地 松田明子 201203  
鹿垣に里よりの燈とどきゐる 豊田都峰 京鹿子 201211  
鹿垣も丹波の景や雲流れ 尾崎みつ子 雨月 201301  
鹿垣のここもかしこも栢森 石垣幸子 雨月 201304  
宇宙からは見えぬ鹿垣墳墓の地 柳川晋 201311  
鹿垣や夜遊びの約まとめをり 荒井和昭 201402  
鹿垣を見廻る僧の一仕事 大石よし子 雨月 201501  
鹿垣の曲りくねりてつづきをり 片山喜久子 雨月 201501  
しばらくは鹿垣に沿ふ嵯峨野越 笹村政子 六花 201501  
鹿垣の山頂にまで及びけり 平居澪子 六花 201502  
鹿垣の矢来繕ふ竹青し 原田しずえ 万象 201602  

 

2017年9月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。