不知火     47句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
不知火へ誰からはじむ助走かな 丸山海道 丸山海道全句集 199910  
不知火や捨て舟にある棕櫚箒 平橋昌子 199912  
磯焚火不知火めくに初日待つ 岩崎きゑ子 馬醉木 200003  
みどり立つ不知火型の枝の松 鷹羽狩行 200005  
不知火や沖に団欒あるごとし 青木直子 200012  
不知火は海渡りゆく佛かな 竹内悦子 200012  
不知火の燃ゆる寮歌を歌ひけり 大串章一 百鳥 200111  
不知火の海の波来て篊洗ふ 宮津昭彦 200112 天草
有明海と不知火海通ず雁渡し 松崎鉄之介 200202  
不知火は認知されざる子のやうに 槐布由子 銀化 200210  
不知火を見てゐて何も見てをらず 嵯峨根鈴子 火星 200211  
不知火は母の葬列かも知れぬ 竹内悦子 200212  
不知火の海のドラマを見て飽かず 三沢蘭 遠嶺 200212  
不知火を見てより嘘の吐けぬなり 亀田憲壱 銀化 200301  
不知火をおもひ久女の句を恋ふる 島谷征良 風土 200302  
不知火の兆しありけり膕骨 栗栖恵通子 200401  
不知火の海より現るる鶴の棹 味村志津子 雨月 200401  
不知火を思ふは闇へのおそれごと 豊田都峰 京鹿子 200410  
不知火とまがふばかりの夜焚舟 九万田一海 河鹿 200412  
不知火やポケットにある燐寸箱 竹内悦子 200412  
黒髪の先不知火のことごとく 栗栖恵通子 200412  
狐火を見ず不知火を見ず寒し 大串章 百鳥 200502  
不知火海伸びちぢみして鶴の棹 淵脇護 河鹿 200505  
不知火の一つが寄つてきたりける 高橋将夫 星の渦 200507  
不知火の方へ真砂を踏みて行く 高橋将夫 星の渦 200507  
不知火の手前に舟の浮いてをり 高橋将夫 星の渦 200507  
不知火や一兵卒の声溺る 宇都宮滴水 京鹿子 200509  
源平の炎か沖の不知火か 小谷延子 栴檀 200512  
不知火にせびら向けたる箱枕 栗栖恵通子 200711  
不知火のごとき島より寝待月 山田六甲 六花 200810  
不知火や昔ありけり悪所船 渡邉美保 火星 200911  
不知火やまだ見ぬ国へ思ひ馳す 中村喜美子 春燈 200912  
不知火の筑紫の海の淑気かな 小林優子 酸漿 201003  
不知火の阿蘇の青きを踏みすすむ 伊藤敬子 201005  
海苔粗朶に夜は不知火を焚きまする 泉田秋硯 201006  
不知火や鴉集まる御神木 高橋泰子 201011  
不知火の中の一つは焼酎火 高橋将夫 201012  
不知火の波おだやかに鶴鳴ける 栗山恵子 雨月 201203  
穭田に不知火の海来て返す コ田千鶴子 馬醉木 201301  
不知火かどうか分からぬまま帰る 柴田佐知子 201303  
不知火や思ひの届くまでが恋 川崎真樹子 春燈 201310  
カシミールカレー不知火指呼の店 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
不知火の数の英霊呼び覚ます 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
不知火に有明湾の蘇る 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
四十六サンチ砲不知火に吼ゆ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
不知火を待てばうしろに誰か立つ 原友子 201503  
不知火の裏さびさびと潮流る 深川淑枝 201602  

 

2016年9月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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