新 樹 3

赤城さかえさんの通夜

太穂泣きわれ泣く新樹闇に立つ   高島茂   冬日

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
笑ひ声聞こえて来たる新樹かな
天野きく江
200108
郷愁の風情豊かに夜の新樹
桑垣信子
いろり
200108
繋ぐ手のぬくもり通う新樹光
侭田伊都希
いろり
200108
師表たり湯島聖堂楷新樹
古田考鵬
雨月
200108
星空となるまで湖に新樹立つ
鷺谷浅子
遠嶺
200108
新樹光心に刻む師の教へ
大久保恵美子
遠嶺
200108
新樹光ウエディングベル高らかに
岡本明美
俳句通信
200108
沐浴の少女の背なや新樹光
辻享子
シャガールの女
200108
新樹透く身はしろがねの子梟
岩崎きゑ子
馬酔木
200109
万象の瞬きやすき新樹山
小澤克己
遠嶺
200109
新樹光稲荷神社を囲む絵馬
府川房江
遠嶺
200109
フラミンゴ新樹の雨のにぎはへり
西山美枝子
酸漿
200109
白樺の新樹に風の絶間なし
山田孝枝
酸漿
200109
光太郎の詩碑やポプラの新樹光
古田考鵬
雨月
200109
新樹光こは贄掛の大欅
古田考鵬
雨月
200109
欧風のホテルを包み夜の新樹
西村しげ子
雨月
200109
遠来の客待つ館の新樹かな
稲畑廣太郎
ホトトギス
200110
新樹匂うイリオモテヤマネコにみどりごに
狩野康子
海程
200110
書き散らかした名前さざめく新樹光
室田洋子
海程
200110
芝に敷くバージンロード新樹晴
大久保白村
ホトトギス
200111
大仏の首抜きん出し新樹かな
村上沙央
200112
判決が降りる新樹にとりまかれ
松永典子
船団
200112
吉野窓開き新樹の風を聴く
川端和子
星月夜
200112
重き荷をおろし新樹の香の中に
川端和子
星月夜
200112
照る新樹躍る青葉の湖にして
鈴鹿野風呂
京鹿子
200202
遠来の客待つ館の新樹かな
稲畑廣太郎
ホトトギス
200205
一と年を経て虚子館の新樹かな
稲畑廣太郎
ホトトギス
200205
新樹冷まとひたるより旅衣
稲畑汀子
ホトトギス
200205
狭庭にも奥行生れゆく新樹
稲畑汀子
ホトトギス
200205
新樹冷てふ朝の間のありにけり
稲畑汀子
ホトトギス
200205
影重ね光を重ね朴新樹
稲畑汀子
ホトトギス
200205
駐車する新樹にバックくり返す
稲畑汀子
ホトトギス
200205
風纏ふときふくらんで新樹かな
稲畑汀子
ホトトギス
200205
会へばすぐ別るる旅の新樹濃し
稲畑汀子
ホトトギス
200205
振り向かずアクセルを踏む夜の新樹
斉藤由美子
ぐろっけ
200205
かはるがはる乳飲み子を抱く新樹の夜
岡山裕美
雲の峰
200206
満濃池新樹がこひに鏡めく
安藤孝助
200206
新樹の香ひとしほ帰山の御仏に
皆川盤水
春耕
200206
赤門の昏るるに匂ふ新樹の香
皆川盤水
春耕
200206
新樹光(おち)遠の高速交ふ光
斉藤静枝
あを
200206
夜の新樹高し青春語るべく
松岡隆子
200206
抱くかにチェロ弾く女夜の新樹
岡田貞峰
馬醉木
200207
わが腕に翼の記憶新樹光
小澤克己
遠嶺
200207
杖片手新樹の下に今日も行く
村越化石
200207
弓持ちてシテ現はるる夜の新樹
竪ヤエ子
雲の峯
200207
街灯に輝いてゐる新樹かな
越智秀子
雲の峯
200207
透析のさらさら音す新樹光
北嶋ひさ子
帆船
200207
ふたもとの芭蕉新樹や銀沙灘
加藤みき
200207
基地あとの新樹の風にまみえけり
井口初江
酸漿
200207
ラケットの音弾みけり新樹光
塩路五郎
200208

 

2020年5月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。