新 絹     13句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鋏当てむと新絹のうちふるふ 岡本まち子 馬醉木 199812
新絹の肩流れよき重みかな 北川英子 200001
新絹を微風のやうに纏ひけり 小澤克己 遠嶺 200101
新絹の匂は母に似たるかな 吉武千束 200202
翁面新絹さばく音のあり 近藤きくえ 200301
新絹や湖の面テの揺れてをり 水野恒彦 200312
新絹の赤ふんどしとおかめ笹 延広禎一 200501
新絹のごとく撓ひて踊るかな 鈴木榮子 春燈 200511
新絹へゾーリンゲンの刃が進む 大森慶子 母衣 200602
新絹の品評会とあり覗く 伊藤白潮 200611
新絹を裁ちて心の迷ひ失せ 赤木真理 ぐろっけ 200701
新絹の束解いて香を揺りたたす 渡真利真澄 万象 201012
奉書紙に包む新絹祝ぎ日和 師岡洋子 ぐろっけ 201403

 

2021年10月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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